HTB行レポート in Mar.'06 Vol.1

いよいよ、待ちに待った帰国の日。


前回の帰国は、ラストがあまりにも忙しく、わびしく、全体的にも中途半端なものになってしまいましたので、今回こそは!と気合を入れて臨んだ帰国です。
・・・・・・相も変わらずゴホンゴホンと咳だけはひどかったのですが・・・・・・

羽田空港を飛び立った飛行機は、順調すぎるほど順調なフライトで、いつもであれば多少の揺れやエアポケットにはまるなどがあるのですが、そのときはそれすらなく、定刻どおり長崎空港に到着しました。
通路側の席にいた私ですので、着陸するや否やさっさと身支度を整え、とっとと飛行機を降りて高速船乗り場へと向かいます。
高速船乗り場には、「チューリップ祭」の大きなポスターがでんと貼ってありました。また、チケット売り場の一画には見覚えの無いちゅーりーのマスコットが飾られていました。
あらかじめ予約しておいたチケットを買いに窓口へ向かうと、そこには
「ハウステンボス行きは満席です」
とのお知らせが。
いつもの帰国ですと(と言っても高速船での入国など滅多にしない私ですが・・・・・・)このような表示を見ることはありません。流石はハウステンボスが“ハウステンボス”たる時期である「チューリップ祭」だと思ったものです。

人は、どんどん待合に集まってきます。
長崎空港から出る船は、海の上を道路が走っている関係でそれほど大きな船は航行できません。
どうするのかな・・・・・・?と思っているうちに高速船の用意が出来ました。しかも2艘。
同時に2艘の船が同じ目的地へ向かう、と言うのは、見たことがありませんでした。私は、比較的早めに乗り場へと向かいましたので、1艘目の高速船に乗ることが出来ました。

今回の航行は、“琴の海”に恥じぬほどに穏やかなものでした。
窓際の席に座っていた私は、しばらくぼーっと海を眺めていましたが、ふと船内を見るとそこかしこでパンフレットを広げている姿が見えます。何気なくパンフレットを見やると、どうやら同じものをみなさん見ているようです。・・・・・・ということは、航空会社か旅行会社の同じツアーを利用してくる方がほとんどだったのでしょうね。
やがて、船内アナウンスが「針尾島灯台」の案内を告げ始めます。
コレが始まると、じきにハウステンボスに到着しますので(実際『ドムトールン』や『全日空ホテル』の姿もそろそろ見え始めます)、ゴソゴソと持ち歩く荷物と預ける荷物を分けました。
周りの奇異なものを見るような視線は、この際無かったことにして・・・・・・。

船が到着すると、みなさん一斉に立ち上がり、ドッと船を降りはじめます。窓際の席に座りますと、このときすぐには動けません。あらかたの方々が船を降りてからようやく腰を上げ、桟橋に降ります。
『マリンターミナル』では、まずホテルレセプションで荷物を預け、身軽になってから入国口へと向かいます。このとき、ほぼ全ての方がチケットを購入する(もしくはクーポン券をチケットに換える)ためにチケット売り場にいますので、その場はごった返していますので、入国口には未だ人はいません。
そこで、悠々と入場口へ歩き、モーレンカードを提示すると、係の方が「ちゅーりーのジャンケンスクラッチ」と「ポイントカード」をくれました。スクラッチはその場で削ってみましたが、残念ながら出てきたのは“グー”の絵柄でした。今年は昨年と違い、このスクラッチカードは買い物をして貰える、というものではないので、果たして翌日の入場で“チョキ”が出てひとつでも貰えるのかしらん、と思いつつ、それでもまずはモーレンの会報である「HUIS TEN BOSCH PRESS」に掲載されていたお楽しみ袋を購入すべく、真っ直ぐに『ちゅーりーちゅーりー』へと向かいました。

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.2

・・・・・・落とし穴は、意外にも場内にありました。

『マリンターミナル』に到着し、入国手続きを済ませた後息せき切って『ちゅーりーちゅーりー』に駆け込みました。

Smock_tuly

まずは店内中央に並んでいる「スモックちゅーりー」のブースに向かいました。さすがに発売直後ですからたくさんの「スモックちゅーりー」が並んでいます。そこで、黄色い帽子を取ってみたり、引っくり返して見てみたり、名札の文字を見比べたりと幾つもの「ちゅーりー」を見て、その中で一番可愛い(であろう)子を手に取りました。

Tuly_handpuppet

次いで店内をきょろきょろと探し、それでもなかなか見つけられずに店内の商品を隅から隅まで見て回ってようやく「ちゅーりーハンドパペット」を見つけました。(実は、「ハンドパペット」は立ててずらりと並べられていました。そのため、普通のぬいぐるみのように見えたので、一見したところでは判らなかったのです)「スモックちゅーりー」のすぐ近くに並べられていたそれを、少々決まり悪く思いながらもひとつ手にとりました。

その後、お目当ての「お楽しみ袋」を探すのですが、何処にも見当たりません。
(あれ?『PRESS』には“50ヶ限定で売り出し”って書いてあったのに・・・・・・。ひょっとして、これから出すのかな?)
と考えた私、手に持ったそれらを抱えてのこのことレジへと向かいました。レジには先客がいましたので何の気なしに待ち、ふと手元を見ると、商品を乗せる台に何やらステッカーが貼られています。それには
「お楽しみ袋は3/12~16に各日10個限定販売」
と書いてあるではありませんか・・・・・・。それでも諦め切れず、自分の順番が回ってきた際
「すみません、お楽しみ袋はコレ以前には販売は無いんですか?」
「申し訳ありません。この5日間だけなんですよ」
「その前に販売する、ってコトは無いんですよね」
「ええ・・・・・・」
・・・・・・何ともすまなそうな表情でそう言われてしまっては二の句が告げられず・・・・・・。
それでも、¥2000以上の買い物になりましたので
「只今¥2000以上お買い上げのお客様に差し上げております。どれが宜しいですか?」
「そうですね・・・・・・じゃ、その青いのを」
と、「非売品ミニタオル」を貰い、(単純にも)それで機嫌を直して次の店に向かいました。

この「お楽しみ袋」ですが、後日(翌週末)に再入国する機会を得ましたので、その際に『ちゅーりーちゅーりー』の開店直後に飛び込んで購入してきました。お菓子だの小物だのステーショナリーだのというグッズの数々に加えて、非売品の「アニバーサリーちゅーりー」(実はコレが私的なメインだったりもします・・・・・・)が入っている、お楽しみ袋です。

Luckybag_contents

グッズの数々の定価は恐らく¥5000を越えていたのではないかと思うくらい、そして、これでもかと言うほどにたくさんたくさん袋から出てきました。その中には
(ちょっと私では使いようが無いなぁ・・・・・・)
という「パスケース」だの、使うのが勿体無いような「バススポンジ」だのもありましたが、中には早速重宝させて貰っている「マジックペン(ラインマーカー)」のようなものもありました。

1stanniversary

そして、メインの(!)「アニバーサリーちゅーりー」は、チューリップの花束を右手に抱え、左手を挙げた、緑の衣装で黄色い顔のちゅーりーのぬいぐるみでした。足には当然木靴を履き、左足に「Tuly 1st. Annivasary」と書いてある記念のぬいぐるみです。どちらかというと赤やピンクの暖色系よりも青や緑の寒色系を好む私にとって、このぬいぐるみは何から何まで好みに合うものでしたので大満足で帰途に着いたものです。・・・・・・但し、このときは前日の19:00過ぎに入国し、12:00のバスに乗って帰ってしまうという、非常に慌しいものだったのですが。

(そもそもこの帰国自体が已むに已まれぬ事情からでしたしねぇ・・・・・・)

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.3

さて、『ちゅーりーちゅーりー』を出て(?)向かった先は隣の『アンジェリケ』です。
基本的には香水やコロンの匂いにはとことん弱いのですが、“ハウステンボスの象徴”たるチューリップをモチーフにした新商品が出たと聞いては捨ててはおけません。いざとなったならば外で少し休めばいいかと思い、店内に入りました。

香水売り場は、レジのすぐ側にありました。
先客の女性が立ち去ったあたりで
「すみません」
「はい?」
「香水をお願いしたいんですが・・・・・・」
「はい、どういったものが宜しいでしょうか」
「どういうのがいいでしょう?」
「(一瞬キョトンとし、その後苦笑して)今でしたらこの「アンジェリケ」が新商品として出たばかりですよ。お隣にあります「ヴェルリイフド」も良く出ている人気の商品です」
「へえ・・・・・・そうなんですか」
「宜しければ、お試しになってみますか?」
と、「アンジェリケ」と「ヴェルリイフド」の、チューリップをモチーフにした2つの香水の香りを嗅いでみました。
VelrefdAnjelike「アンジェリケ」も「ヴェルリイフド」もさすがにチューリップの香りをモチーフにするだけあって甘い優しい香りがするのですが、「アンジェリケ」の方は比較的爽やかな香りがし、「ヴェルリイフド」の方は甘さをさらにプラスしたような感じがします。

「どちらになさいますか?」
「そうですね、ちょっと決めかねますね・・・・・・。両方戴く、というのでも構いませんか?」
「はい、こちらは喜んで・・・・・・宜しいんですか?」
「ええ。何だったらひとつはお土産にでもしますし」
「ありがとうございます。では、香水を入れるボトルをお選びいただけますか?」
香水の手前には、天使だのチューリップだのを模った香水用ボトルがずらりと並んでいます。
「どれがいいかなぁ・・・・・・」
「容量によっても違ってまいりますしねぇ。どういった用途でしょうか?」
「う~ん、付けるんじゃなくて飾って楽しもうかと・・・・・・」
「それでしたら5mlくらいのものが良さそうですね」
「そうなんですか?」
「ええ、飾るという用途でしたらある程度多めのほうが宜しいようですし」
Tulip_bottle「じゃ、その「チューリップボトル」をお願いします」
「かしこまりました」
と、これも“春限定”の「チューリップボトル」をチョイスし、
「お色はどうなさいますか?」
「それじゃ・・・・・・赤と白をひとつずつ。赤の方は「アンジェリケ」を、白のほうは「ヴェルリイフド」を詰めてください」
「かしこまりました」
もしかしたらご覧になった方もお出でかもしれませんが、「アンジェリケ」のラベルはピンクをベースにした色、「ヴェルリイフド」のラベルは白地に文字を書いたものです。ですから、この色にしておけばどちらがどちらか判らなくなることは無いだろうと思ってのチョイスでした。

香水を詰めて貰う間、あれこれと店内を見て回り(香水売り場の一角には「練り香水」¥800が置いてありました。これも花をモチーフにしたものばかり5つほど並んでいたような・・・・・・)、包装して貰ったところで代金を支払い、次の店へと向かいました。
(セカンドブログを始めて以来、どうもショップ巡りの癖がついてしまったようでして・・・・・・)

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.4

その店は、ここハウステンボスに通うようになってからも、意識的に避けて通っていた店でした。・・・・・・というのも、私は大の写真嫌い(目が疲れるから撮るのもイヤ、自分を見たくないので撮られるのもイヤ)でしたので、この店には縁など無いと思っていたからなのです。が、(こうなったからには・・・・・・)と、意を決して入ってみました。
店の名は『フォトジェニック』と言います。

Photo『フォトジェニック』は西洋風の衣装を着て写真を撮る“観光写真館です。店内に入ると、先ず目に入ってきたのはずらりと並んだ衣装の数々でした。ほとんどが壁際に並んでいたのですが、一部が独立して並んでいたのがなんだか目に付いたのを覚えています。店に入ってすぐに目に付いたミニアルバムなどを見ていると奥から店の方が出てきて
「何かお探しですか?」
「あー、えーと・・・・・・ひとりなんですけど、写真をお願いできますか?」
「(目がキラリと光り)もちろんですとも!どうぞどうぞ!!」
というやり取りの後、写真を撮ってきました。

今回は様子見ということで安い方のコース(写真1枚、衣装限定、アクセサリー無し)をお願いし、衣装を選びます。衣装は先程申し上げたうちの、独立して並んでいるものから選びます。はじめに私が選んだのはシンプルなデザインで青を基調とした色のドレスでしたが、
「それよりもこちらの方がお似合いですよ」
との言葉についつい手を伸ばしてしまったのは、紫を基調とした色の目にも鮮やかなドレスでした。

着替えるのは、店内の奥にあります更衣スペースです。貴重品を¥

100ロッカーに入れ(もちろんこの¥100は返却されます)、洋服売り場にあるような更衣スペースで着替えをします。足のすっぽり隠れるドレスでしたので穿いていたジーンズはそのまま身に着けていましたが、ノースリーブで肩が出るデザインですので上半身は下着から全部取ります。後はスモックのように紐で結ぶようになっていますので、これは店の方が結んでくれました。

Photo_1

着替えが終わると写真撮影に入るのですが、その前に
「こういうものもオプションで付けられますが・・・・・・?」
と、アクセサリーを色々見せて戴きました。元々華やかなデザインの衣装ですのでブローチやネックレスは必要ないだろう、とのことで頭飾りを見せてもらい、大きな羽根のアクセサリーを選び、頭につけてもらいました。

撮影は、専門の機材が揃ったスタジオ部分で行ないます。今回、私は左手が腱鞘炎を起こしており、左手首から肘近くまでグルグルに巻いていましたので、右側を前面に出し、左手にチューリップの花束(造花)を持って写真を撮りました。椅子に座る角度から首の傾げ方まで細かくチェックが入り、
「そのまま動かないでくださいねー。はい、撮りまーす」
というのは証明写真の撮影さながらの光景。

これで数葉の写真を撮り、頭飾りを外すと
「今日はお天気がいいですねぇ。お客様、カメラをお持ちですか?」
「ええ、まぁ、一応」
「宜しければ外でも写真撮影をなさいませんか?」
躊躇はしましたがイヤとも言わず、カメラを預けて店の方にそのまま付いて行きます。ドレスは引き摺るわけにもいかないので、持ち上げて抱え、歩いていきます。

1この『フォトジェニック』の前には、黄色い特大サイズの木靴があり、周りには小さな花壇が設えられています。この前に座り、ドレスのすそを直して貰って1枚。立ち上がって可愛く(人によっては、です。私では少しも可愛くありませんでした・・・・・・)ポーズを取って1枚。近くの『カルーセル』を背にし、立って1枚。これが限界でした。ドレスを捲り上げ(どうせ下はジーンズですし)、ガバッと抱えて店の中に駆け戻り、急いで着替えます。

外での撮影前に選んでおいた写真が現像されていましたので受け取り、料金¥4200を支払い、帽子を目深にかぶると店外に出て足早に『フォトジェニック』を離れます。その後、『へールリックマグ』・『びーどろ』と『マルシェ・ド・パラディ』の各店舗の写真を撮っていると、『ワールドバザール』からにぎやかな音楽が聞こえてきたのでそちらに向かいました。

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.5

『ワールドバザール』の舞台に到着すると、既に「チューリップ祭」時期のイベントである「フレンチカンカン」が始まっていました。

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最初は、お馴染みの所謂「フレンチカンカン」で、流れる音楽もこれまたお馴染みの「天国と地獄」でした。右足の太ももには、ガーターベルトのつもりかレース状のバンドがはまっていましたが、ひらひらしたスカートの下は下着ではなくレオタードのように見えました。その所為か、ダンサーのポーズも非常に大胆なもので、臆するところなどは全く無いようでした。足を大きく上げて横一列になって一糸乱れぬ踊りを見ていると、セクシーと言うよりもその動きに見惚れたものでした。
13 が、一瞬の間を置いて音楽が変わると、途端に雰囲気がガラリと変わりました。ややロック調のポップス(3曲あり、その中にはちょっと前にヒットした「恋のマイアヒ」もありました)がかかり、動きはアクロバティックなものになります。ダンサーの人数は5人でしたので、それぞれが独自の雰囲気を醸し出しており、妖艶さを増す方もいればスピーディーさを強調する方もあり、踊る毎にキュートさを出す方もあり、本当にアクロバットの動きを用いておられる方もあり・・・・・・聞けば、こちらのようなダンスが本職の方ばかりなのだとか。もちろん、“フレンチカンカン”と銘打っているからには、それらしき動きが無くはありませんでした。が、セクシーさ(淫靡さ)を期待して来られた方には少々期待はずれだったと申し上げるしかなかったでしょう。これはあくまでもフレンチカンカン“風”ダンスで、決してフレンチカンカンそのものではありませんでしたから。そのため、これならばお子さんや女性にも安心して楽しめるかな、と思ったものです。
最後に、再び最初と同様の「フレンチカンカン」で締めくくられました。見ていると楽しくてハッとして面白くて、何度でも見たいと思ったものでした。・・・・・・もしも出来るのならば『ムーンシャワー』あたりでショーアップされるともっと面白いかな、とも。

鮮やかに素敵なダンスを堪能した後、再びビネンスタッドに戻ると、丁度『スタッドハウス』で結婚式が行なわれている場面に遭遇しました。新郎新婦がスタッドハウスの階段を下りてきて、フラワーシャワー(それともライスシャワーだったのでしょうか?何せ遠目で見ているものですからよく判らなくて・・・・・・)を浴びて嬉しそうに笑う姿にしばし見とれてしまったものです。
そう言えば、最近はウエディングに力を入れていることもあってか、結婚式の場面をしばしば園内で見かけるようになったものです。確かに、あの風景の中で結婚式を挙げるというのも自分が絵本の一篇になったような気分に浸れるのかもしれませんね。ゴシック調の教会の中で式を挙げることも出来れば、普段ならば考えも及ばない“お城の中の結婚式”と“馬車でヨーロピアンな景色を巡る”事も出来るのですからね。

さて、ひとしきり結婚式に見惚れた後、今度はクラシックバスでブルーケレンに向かいます。バスを降りてからしばし『スキポール』で「オリジナル焼酎」の味見をし、「長崎俵物」の品揃えを見た後にキンデルダイクに行くと、そこは、まるで原色の絨毯が敷き詰められたかのように色とりどりのチューリップが咲き誇っていました。それだけならばチューリップにうっとりと見惚れることが出来たのでしょうが、何せ今は「チューリップ祭」の最中。花だけでなく、そこには人、人、人・・・・・・それもみなさん手に手にカメラを持ち、チューリップの撮影に余念が無い状態で・・・・・・。
撮影の邪魔をしないように、などと考えると何時まで経ってもその場から動くことも出来ません。ですから、ちょっと撮影が中断したかな、という個人やグループの間をすり抜けて『ブールンカース』へ行くと、入口では丁度「チューリップゴーダチーズ」の試食を行なっているところでした。惜しげもなくチーズを大きくカットし、道行く人に手渡すスタッフ。私も一切れ戴いて試食しましたが、これはそんじょそこらのチーズよりも味が濃く、練れており、正にこの時期ならではの自慢の逸品と言っても過言では無いと思います。帰宅するのは翌日でしたので、帰り際に購入して帰ろうと思って店内に入り、値段を確認までしたのですけれども翌日は何やかやでとうとう購入に行く機会を逸してしまったのが返す返すも心残りでして・・・・・・。

その後、レンタルサイクルショップの『フィッツ』を撮影してから、カナルクルーザー乗り場へ行って「プラチナカード」を提示し、『ホテルヨーロッパ』行きのカナルクルーザーに乗りました。ユトレヒト行きのカナルクルーザー乗り場には何時になく行列が出来ていましたが、『ホテルヨーロッパ』行きのカナルクルーザーには少々ゆとりがあります。デッキのベンチは既に人で埋まっていましたが、船内のベンチにはかなりゆとりがありましたので、やれやれと腰を下ろしてぐったりとなったところで、船はゆるゆると『ホテルヨーロッパ』のポンツーンへと進んでいきました。

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.6

さすがにこの日は「チューリップ祭」初日とあって、カナルチェックインされる方も、歩いてフロントに向かわれる方も大勢いらっしゃいます。その為、フロントには結構な行列が出来ていました。その中でも比較的空いているところに並び、「プレミアスイート」に宿泊する旨を告げてチェックインします。

『ランガダイク』で落とした宿泊券を使う今回、予約はいつものカスタマーズ・コンシェルジュを通さずにお願いしたのですが、宿泊カードには既に記載事項は記入済みになっており、後はサインをするだけでした。チェックアウトの時間は通常通り11:00ということでしたが・・・・・・。というのも、後で聞いた話によると、カスタマーズ・コンシェルジュを通して予約するとそれがカスタマーズ・プランでなくともレイトチェックアウト(13:00チェックアウト)にして貰えるのだそうです。これを聞いてから、もしも“次回”があったなら必ずカスタマーズ・コンシェルジュにお願いしようと思ったことでありました。

31_1さて、今回の部屋は369号室。3階の、『迎賓館』に一番近い角部屋です。
長い長い廊下をベルマンの方と一緒に歩き、ようやく部屋に到着して鍵を開けて貰うと
「?」
私は、たった今ドアを開けて貰ったのです。それが、目に入ってきたのは・・・・・・扉。案内してくれたベルマンは微動だにせずにっこりともうひとつの扉を開き
「どうぞ」
と、ひと言。

ドアを開けた先は、別世界が広がっていました。

8271まず、ソファーのセットがドンと目の前にあり、右手の壁際にはティーセットとリビングボードが。ソファーの向こうには大きな窓があり、カナルクルーザーが行きかう運河がまるで絵に書いたように広がり、『迎賓館』に至っては手に取れるかの如くに見えました。また、リビングボードには、液晶テレビと金庫と飲み物を常備した小型の冷蔵庫が格納してありました。

12その左には、ダイニングセットがありました。ダイニングテーブルは広く、椅子は4つありましたのですが・・・・・・ここはツインの部屋です。基本的には2人用の部屋なのです。それなのに椅子が4つあるなんて、もしかしたら客でも招け、っていうことなのかしらん?

11ライティングデスクも、広々とした立派なものがありました。昨年2月に「ラグジュアリーツイン」に宿泊した際にも結構なライティングデスクがあったのですが、こちらの「プレミアスイート」にあるものも同様もしくはそれよりも良いものではなかったでしょうか?そして、『ホテルヨーロッパ』には、他のホテルには無い「ルームサーヴィス」があります。今回のプランはルームチャージのみでしたので、朝食は「ルームサーヴィス」を使おうと考えていました。ライティングデスクの上に朝食の「ルームサーヴィス」の申し込み票(記入してドアに掛けておくタイプ)がありましたので、(翌日の昼食が13:00頃と遅い予定でしたので)一番しっかりと食べることが出来る「スペシャルブレックファスト」を申し込むべく記入し、一旦ドアの外に出て申し込み票をドアノブに掛けてから再び部屋に戻ります。

10ライティングデスクの向こうには、またさらにドアがありました。開けてみると、そこにはキッチンが。もちろん電熱器程度の設備ですので本格的な調理には向きませんが、お湯を沸かしたりちょっとしたものを温めたりするのには充分です。が、こちらには結構な量のものが収納できそうな棚や空っぽなのにしっかりと電気が来ている冷蔵庫が。まさかここで調理しろなんて言わないだろうしなぁ・・・・・・。
もしかしたら、このキッチンでは「ルームサーヴィス」の食事を温めたりするのに使われるのでしょうか?キッチンから廊下に通じるドアには、部屋側と廊下側の双方に「STUFF ONLY」の表示がありましたし。


191リビングボードの隣にあるドアは、寝室に通じるドアです。ベッドはキングサイズのダブルベッドが2つもありますので、雑魚寝で良ければ4人がゆうゆう寝ることが出来そうです。この寝室にもテレビはありましたが、普段テレビを見ない私には宝の持ち腐れでした・・・・・・。(この滞在の間、一度もテレビを付けませんでしたからねぇ・・・・・・)

24127322そして、特筆すべきはトイレとバスルーム。それぞれは当然独立しているのですが、何せトイレは2箇所。ひとつは入口のドアとドアの間にあり、もうひとつはバスルームの入口付近で鏡台の向かいにあったのです。そして、バスルームは「ラグジュアリーツイン」と同様にシャワーブースがありました。シャンプー・リンス・ボディソープが入った容器は、いつもの部屋で見慣れたプラスティック製のものではなく、磁器製のものでした。

いやはや・・・・・・あまりの“部屋の豪華さ”と“身の丈の合わなさ”に圧倒され、ほうほうの態で部屋を出てスパーケンブルグを散策していると、メールの着信音が高らかに響きました。

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.7

メールは、O嬢からでした。
その日、本来ならば午後イチくらいから同行するはずだったのですが、所用により夕方からしかテンボス入り出来なくなったとの連絡を受けていました。ちょうど『キューケンホフ』でセカンドブログ用の写真を撮っていましたので、バスでスパーケンブルグに着いたO嬢と『キューケンホフ』前にあるベンチのところで合流した後、一旦部屋に向かいます。私にはもったいないほどの豪華すぎる部屋を案内し、ソファーでしばし話をしてから再び『ワールドバザール』へ行き、18:00~の「フレンチカンカン」の最終公演を楽しんでからオレンジ広場へ。

「デ リーフデ号」の前に作られた特設ステージ前は、既に席取りをしておられる方々がいらっしゃいました。が、未だ時間は少々早かったので最前列あたりに空きがあるのを見つけ、そちらに陣取って再び四方山話をしているうちに、「Pier’s Nocturne~港の夜想会 第1部 春宵~」が始まりました。
Piers_nocturne16Piersnocturne2最初は、ストリングスの演奏でした。春未だ浅き宵の初めに、月明かり、星明りに照らされながらのヴァイオリンやビオラの響きは本当に幻想的で聴いている私もうっとりとしてしまいます。(しつこいようですが)普段聴き慣れているさだまさしさんの印象の強いヴァイオリンとはまた違って流れるような音色にうっとりとしていると、男性と女性のヴォーカルの方が登場し、ジャジーな歌が次々に披露されます。男性のヴォーカルは少々緊張気味なのか力が入りすぎているような感じもありましたが、女性のヴォーカルはその分をカバーするかのようによく伸びる声で朗々と歌い上げる様子と言ったら・・・・・・とても言葉では言い尽くせないのが残念です。
そして、隣をフッと見ると、イベント大好きのO嬢は目を細めてうっとりと聴き入っていました。目はそれぞれのヴォーカルや演奏者を追い、時には細められた目が閉じられて音にうっとりと聞き惚れて・・・・・・。O嬢の音楽・ダンスイベント好きは知っていたつもりでしたが、ここまでのめりこむと言うか入り込むと言うか・・・・・・という彼女は初めて見ました。これを見ると、今後はこの人がイベントを見ているときには絶対に邪魔をすることはするまい、と・・・・・・。

この後、O嬢のお友達のD氏、E嬢、T嬢と合流し、D氏所有のクルーザーに向かいました。通常であれば足を踏み入れることすらないマリーナへと行き、頬に当たる海風を感じながらデッキを歩くのが新鮮で、
(ああ、こういう楽しみもあるんだなぁ・・・・・・)
と、再確認をしたものでした。

Photo_2Photo_3Photo_4クルーザーの狭い入口から苦労して入り(このときちょっと足を引きずりぎみでしたので・・・・・・)、やれやれとソファーにどっかりと腰をかけると、D氏の手による夕食が運ばれてきました。

メニューは、〈ガーリックトースト・ラザニア・サラダ(ラズベリードレッシング)〉。
飲み物は、私はビール、O嬢はカクテルでした。

Photo_5 ビールはアメリカのもので、いつも飲み慣れているものよりも薄く、水代わりにぐいぐいイケるのではないかと思うものでした。それを言うと、ビールは苦手だと言うO嬢もひと口飲んで
「あ、これ私でも飲める!」
と嬉しそうに。どうでもいいですけど、それは私のビール・・・・・・。

ラザニアやサラダは、普段あまり食べないせいかとても美味しかったのですが、流石にアメリカンテイストと言うか西欧風ジャンクと言うか、完全なるニッポン人の私にはちょいとばかり・・・・・・?とも思いました。こんな風にたまぁに食べる分には良いのですが、毎日食べるのはちと辛いかな、とも。が、若いO嬢は喜んでパクパクと頬張っています。ラズベリーのドレッシングもどこかで食べた懐かしい味だと喜んでいましたが、これもやっぱり美味しいけれども毎日食べるのはちょっと・・・・・・というもので。

これを食べながら、フッと思い出したのは叔父の最初の奥さん(現在は離別・死別の後に3番目の奥さんを貰いました)であるメキシコ人の叔母でした。昔々、私が未だ小学生だった頃に祖母と一緒に叔父の住むカリフォルニアへ行ったことがあるのですが、そのときに作ってくれた料理を少々彷彿とさせたものです。料理が上手かった叔母は、毎日の朝食はご飯とみそ汁の和食を作ってもてなしてくれたのですが、夕食はご飯こそあったものの流石に(安かった)牛肉を使った料理が多く、叔母のお母さんが遊びに来たときにはメキシコ料理(それも子どもの私を気づかって辛さをうんと抑えた食べやすいもの)を作ってくれました。そのときの料理に雰囲気はよく似ていたんじゃないかなぁ・・・・・・。

ご馳走になっていながら文句ばかりで申し訳ありません。m(_ _)m

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.8

「そろそろ花火が始まるよ!」
と言う声を合図に、全員ぞろぞろと船外に出ます。そのままデッキで待つこと1分足らず、ファンファーレが高らかに鳴り響き「HANABI in ハウステンボス」が始まりました。

この「HANABI in ハウステンボス」は、レーザー光線と花火を組み合わせたショーです。その為、ベストビュースポットは“ショー全体”と“花火だけ”では異なるという大変珍しいものです。・・・・・・というのも、“ショー全体”は『デ リーフデ号』を目の前にした位置が一番綺麗に見えるように調整してあるのですが、“花火だけ”ならば、マリーナの近辺で打ち上げられる花火を間近に見ることが出来るアムステルフェーンの辺りがより迫力が増して見ることが出来るからです。
さて、私達がいたのは、まさにマリーナの打ち上げスポットの中間でした(打ち上げスポットは複数あります)。その為、目の前で花火が揚がり、頭上で爆発するかのように花開くのを見ることが出来ました。耳を覆ってもなお頭の中で響くかのような打ち上げの音、首が痛くなるほどに上を見上げ、火の粉が辺りに降ってくるかのような至近距離で開く大きな花火・・・・・・特に連発のスターマインが開く瞬間は、自分も花火の中に入ってしまったような印象が残りました。こんな風に花火を見ることが出来るとは思わなかったので、このときばかりは子どもに戻ってしまったようにきゃあきゃあ言いながら花火を見ていました。
そのため、このときは未だスペシャルウィークではなかったにも拘らず、そして、このショーの時間も通常の10分足らずだったにも拘らず、今までで一番の迫力と満足感を味わうことができました。これは・・・・・・O嬢やD氏や他のみなさんに感謝!ですね。

この後、『ムーンシャワー』の「SAMBA NIGHT from BRAZIL」を楽しもうということになり、全員でそろって移動しました。少しアルコールが入った私には、頬に当たる冷たい潮風がとても心地良く感じられました。
『ムーンシャワー』に着いたのは21:00を少々回ったばかりの時間でしたが、既にテーブル席は一杯になっていましたので、全員揃って後方での立ち見となりました。このときのドリンクは、他の目当てもあり、体調もあまり良くはなかったことも考えてウーロン茶を貰いました。
今日のチューリップの様子や宿泊する部屋の話など、あれやこれやと話をしていました。そのうちに、場内の照明が落ち、ショーが始まりました。

「SAMBA NIGHT in BRAZIL」の第3部は、その名の通りブラジルのサンバを基調にしたショーでしたが、ブラジルの映像や浅草で見慣れている“所謂サンバ”ではなく、華やかなダンスのショーだったように思います。隊列を組み、あるいは入り乱れ、激しいステップを踏みながら、華麗にそして力強く踊るその踊りには圧倒され、魅了されました。途中、大きなボールのようなものなどの小道具を使ったダンスショーも披露されましたが、むしろ体全体を使っての踊りの方がより目が引き付けられたものです。

短い休憩を挟み、第4部が始まりました。
準備された大きなスクリーンには、ブラジルのサンバの映像が大写しになっています。それに合わせたかのように、見慣れた大きな純白の羽飾りと衣装を身に着けたダンサーが次々に現れ、サンバを披露します。
見慣れた踊りの為か、場内の興奮は否が応にもヒートアップします。ダンサーのステップが徐々に小刻みに早くなっていく内に場内の熱気も増してきます。拍手や声が挙がり、興奮がクライマックスに達したところで最後のポーズが決まり、ショーは終了しました。

やはり、ハウステンボスのショーは“ホンモノの魅力”に満ち溢れているという実感があります。このサンバだけではなく、フラメンコ然り、中国雑技団然り。そして、ここでは余計なキャラクターや世界観のアレンジがなされない分、より魅力が増して私達を魅了してくれるのではないかと思っています。
こういう風に“ホンモノの魅力”を維持していくのはさぞご苦労が多いことでしょう。そして、その為に大変な思いをしておられる方も数多くいらっしゃることと思います。が、これこそがハウステンボスならではの魅力のひとつではないかと思っている私にとっては、いつ来てもこういうショーを見せて貰えるのが楽しみですので、出来うる限りこういうショーを体感させてほしいと身勝手にも思ってしまいます。

SAMBA NIGHT in BRAZIL」終了後、私はみなさんと離れ、『グラン・キャフェ』に行きました。
お目当ては「スリーベリーフェア」のカクテルです。

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.9

『グラン・キャフェ』に入り、入口近くの席に腰掛けます。ここは、窓の外から、ハウステンボス名物の「光の街」の名残のイルミネーションが最高に綺麗に楽しめる、取って置きの席でした。(実は、この日まで「光の街」のイルミネーションが点灯していたのです)

今回の「スリーベリーフェア」のカクテルは、「Lady bug(レディーバグ)」と「Graicy(グレイシー)」の2種類が用意されていました。「Lady bug」の方は〈ホワイトチョコレートのリキュール・フレッシュストロベリージュース〉を用いた甘口のカクテル、「Graicy」の方は〈とよのかいちごのシャーベット・辛口スパークリングワイン〉というもの。甘いものが苦手で、殊にチョコレートを口にすると頭痛がする私ですから、今回のお目当ては当然の如く「Graicy」です。

メニューを広げ、他にはどんなドリンクがあるのかな・・・・・・などとアレコレと品定めをしていると、左側(カウンターがある方向)から
chi~ba~さん♪」
という、なにやら聞き覚えのある声が。
キョトンとして振り向くと、ニコニコしながらこちらに向かってくるのは・・・・・・お馴染みの女性バーテンダーのTさんです。
「あれっ、今度はこっちに応援に来たの?」

「いいええ、私、今度こっちに異動したんですよ」
「あ、そうなんだぁ」
「そうなんですよ。ちょっとヤリタイコトもありますんで」
「へぇ~」

このとき、私が“応援”という言葉を使ったのは、かつてこのヒトと『シェヘラザード』で会ったときに
「私、本来はこっちの所属なんですよ。『ヴィノ』には応援に行ってたんです」
という言葉を聞いたことがあったからです。この言葉を聞いたのは、昨年の6月にM氏・F氏・O嬢とミニオフを楽しんだときのことでした。
そして、私は、実はこのヒトに大変な失礼をしてしまったことがあったんですね。それは、やはり『シェヘラザード』のカウンターで飲んでいたときのこと、カウンター左側の隅っこから会釈をしている方がいるな・・・・・・と思いつつ、それが誰だか見えなかったもので(・・・・・・というのも、私は昔々の目の怪我が元になったかならずか左目の視野がヒトサマよりちょっとばかり狭いらしいのです。特に問題になる程では無いのですが、左側にいる人の顔を識別する能力が人よりも劣っていますので歩くときなどは左側により意識を向けなければならず・・・・・・ムニャムニャ)、愛想笑いをしながら会釈を返すと、店内に響き渡るかのような大きな声で
「こんばんは!」
「あれ、Tさん、いたんだ・・・・・・」
思い出すたびに冷や汗が出る思いがします。
それにしても、このときの我々のやり取りはまるでオトモダチのノリだったかもしれませんね。まぁ、この人ならばさもありなんと言うところもありますし、私は別に良いんですけど。
・・・・・・といったところで、閑話休題。

Graicyさて、まずは「Graicy」を、と注文すると、シャーベットの入ったソーサー型のシャンパングラスが私の前に運ばれ、スパークリングワインが目の前で注がれました。
この「Graicy」は、不思議な美味しさを持ったカクテルでした。
シャーベットは、いちごの酸味をキレイに取り去り、甘さと爽やかさだけを凝縮してありました。これに、スパークリングワインを注ぐのですが、はじめはシャーベットだけ、スパークリングワインだけを楽しみ、徐々にシャーベットとスパークリングワインを混ぜて戴くと、スパークリングワインの喉が痛くなるほどの辛さが和らぎ、シャーベットの過ぎるほどの甘さが中和され、爽快感だけがいつまでも舌に残って・・・・・・。

Photo_6 この後、『グラン・キャフェ』オリジナルカクテルの「パレスハウステンボス」を戴いて、支払いを済ませて外に出ました。
そして、
この日が最後になる「光の街」のイルミネーションを楽しみながら、宿泊先の『ホテルヨーロッパ』へ・・・・・・ではなく、足は自然と『ホテルデンハーグ』の『ヴィノテーク』へと向かっていました。

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HTB行レポート in Mar.'06 Vol.10

『ヴィノテーク』に到着し、早速目に付いたのは「カリフォルニアワインを楽しもう」というフェアです。
これの存在は、昨年12月のハウステンボス帰国時にNさんから
「今度3月にまた“飲み放題”の企画を立てておりまして・・・・・・」
と聞いていたときから知っていました。12月の帰国が不完全燃焼であった分、今回はこれを楽しむのを心待ちにしていたものです。
(余談ではありますが、ハウステンボスからのお知らせは数あれど、宛名が手書きで来るのはここ『ヴィノテーク』のお知らせだけなんですよね。だから、手書きの宛名で「ハウステンボスホテルズ」の封筒が来ると「あ・・・・・・『ヴィノ』で何かやるのかな?」と判るようになりました。そう言えば最近は『ヴィノ』からのお知らせをトンと見かけなくなったなぁ・・・・・・)

ここには既に幾度も通っており、既に“夜食処”“寝酒処”(笑)として定着しています。そして、私はかなり嗜好が片寄っていまして、それを何度も通う折に話をしていますので、こちらのバーテンダーである
NさんやIさんはそれをよく把握しています。その為、私は知らぬワインを知ったかぶりして選ぶより確実、とばかりに、こういうときには何も言わずにNさんにワインを選んで貰うようにしています。
(ちなみにIさんにはテキトーにカクテルを作って貰うことが多いです)
今回も、また同様にNさんに
「じゃ、赤ワインを・・・・・・」
「次は白ワインで・・・・・・」
「あ、スパークリングワインも何か・・・・・・」
と、3種類をそれぞれ選んで貰って楽しみました。
・・・・・・だから“何を飲んだか”などはサッパリ覚えていませんのです、ハイ。(-_-;)
白ワインが酸味が利いて美味しかったのと、赤ワインがしっかりした味で美味しかったけど相も変わらず喉が渇いたのだけは覚えてるんですけどね。

さて、私が嬉しそうに戴いたワインを飲んでいると、ふらりと当日宿泊だったM氏が『ヴィノテーク』に来店されました。
「あれ?今日は“プレミアムスイート”じゃなかったの?」
「そうですけど?」
「ええっ!あんな豪華な部屋に泊まってるのにこんなところにいるの?普通は部屋をゆっくり満喫して外には出ないんじゃない?」
「うーん、やっぱりそうですかねぇ・・・・・・」
と、何気なくカウンターのお2人を見やると、2人揃って思いっきり首をブンブンと横に振っていました。
そして、どちらからともなく出たユニゾンのセリフが
「そんなことないですよ!」

ところで、このときの話題は、まずは「バースデーオフ」の内容についてでした。このときには、NさんやIさんも企画の内容について口を添えてくれました。
「前にお話があった“以前の映像”ですけど、今、色んなものを出して貰ってるんですよ。だけど、なかなか思うようなものが見当たらなくて・・・・・・」
「面白いですけど、でも、昔を振り返るだけっていうのはどうでしょう?」
「いや、こういうときですからそういうのでいいと思いますよ」
・・・・・・ここまでは良かったんです。が、“これからのハウステンボス”という言葉に反応し、いつしか話題は宣伝の有無の是非に進んでいき・・・・・・
「やっぱり宣伝は必要ですよ。テレビにしろ、雑誌にしろ。それこそ関東の地方情報誌にもU○Jの広告が載って、それが興味をかき立てる原動力になりますし・・・・・・」
「でも、宣伝だけしても中身が伴わなきゃ仕様が無いでしょう?それに、雑誌、って言ってもどれに載せますか?まさか『婦○○論』なんかに広告を載せても意味が無いでしょ?」
などと様々・・・・・・。
そして、この“宣伝の是非”の話は、その場にいた他の誰もが付いていくことが出来ませんでした。そこにいたNさんも、Iさんも、後から合流したO嬢も、T嬢も、誰ひとりとして・・・・・・。
この論戦(?)は、その場の異様な空気に気付いたM氏の制止がなければ、恐らく歯止めが利かなかったかもしれませんね。A- -ゞ

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レポート休止のお知らせとお詫び

・・・・・・とうとう書けなくなってから長い時間が過ぎ、今年も終わりになろうかという時期になってしまいました。

このレポートは、実際の時程に沿った文章を書いておりますので、当然ながらかなり長いものになるのですが、ここのところ、体調不良の所為もあってか長い文章を順を追って書くことがしんどくなって参りました。セカンドブログの方はある一点を取り上げる記事の数々ですからそれほど苦も無く書いておりますが、実際の“レポート”となりますと、文章が浮かばないしどんどん記憶も薄れるし・・・・・・と、こちらもほぼ放置状態となってしまいました。
流石にこれではマズいとも思い、レポートを書こうと試みてもみましたが、まだまだこちらで書ける状態ではありません。また、以前とは違い、ブログの取材を主とした行程も取ることがままありますので、恐らくお読みになられても何も面白みが無いのでは・・・・・・と躊躇することも否定できません。

そこで、誠に勝手ながら今年はレポートを休止し、来年3月の「ハウステンボス15周年」に合わせた帰国時(恐らくこちらでは「ハウステンボスバースデーオフ」等が開催されることでありましょう)より再開させて戴きたいと思っております。
尚、書きかけの「2006年3月1回目」「2006年3月2回目(未掲載)」のレポートにつきましては、いつか書けるようになりましたとき、思い出したようにでもアップできればなぁ・・・・・・と思っています。

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