HTB行レポート in Dec.'05 番外編その1

今回のホテルの予約は、カスタマーズ・コンシェルジュの方々に大変ご苦労戴いたものでした。

そもそもの発端は、事前に然る方より

「この日は『エリタージュ』でイベントがあるらしいから、早くしないとホテル取れないかもしれないよ。」

という情報を戴いたことから始まりました。

それを聞いて

(折角帰国すると言うのにホテルが取れないのも哀しいな)

と思った私は、情報を戴いてからすぐカスタマーズ・コンシェルジュ宛にメールを入れました。(以下、私がお送りしたメールの抜粋です。)

以前、そちら宛に「冬の宿泊プランはあるのか?」とお問い合わせさせて戴きましたものです。

今回、129日~11日の23日の予定で行くことが決定したのですが、もしプランが早めに分かるようでしたらご連絡を戴ければありがたいと思います。

なお、宿泊を予定しておりますホテルは『○○○』です。

よろしくお願いします。

メールを入れた翌日、早くも返信が届きました。

それ(以下に記載した返信の抜粋)によりますと、

ご連絡いただきましてありがとうございます。

「冬の宿泊プラン」はまだ詳細が決定しておりませんが、よろしければお部屋を事前にお取り置きすることは可能でございます。

ということでしたので、折り返し人数と宿泊日、宿泊を希望するホテルをメールでお送りして部屋を取って戴きました。

そして、114日、待ちに待った「カスタマーズ クリスマスステイプラン」の案内が郵送されて来ました。

早速記載してあるプランを確認し、翌日には早くも予約の電話を入れていました。

(カスタマーズクラブの会員がホテルの予約をする際には、専用フリーダイヤル或いは専用アドレスによるネット予約が出来ます。)

「はい、カスタマーズ・コンシェルジュの☆☆でございます。」

「すみません。12月の予約をお願いしたいのですが・・・・・・。」

「はい、では、会員番号をお願いします。」

「はい、えーっと、番号は△△△△番です。」

「では、少々お待ちください。・・・・・・あ、chiba様ですね。☆☆です。」

「あ!・・・・・・どーも、お世話になっております。」

(電話に出たのは、奇しくもメールで色々とお願いをしていました方でした。最初、電話口で名前を言われたときはピンと来なかったのですが、このときもう一度名乗って戴きましたのでようやくそれが判明した次第です。鈍いなぁ・・・・・・)

chiba様は以前戴きましたご連絡ですと『○○○』にご宿泊とのことでしたが、今回はプランの決定と言うことでよろしいでしょうか。」

「はい。今回は・・・・・・」

と、使用するプランをお伝えしてホテルを予約しました。

飛行機も予約したし、ホテルもこれで取れました。準備は万端、と言いたいところですが、今回は残念ながら毎年ディナーを戴いている『ロード・レーウ』が営業しておりませんので、あちこちのサイトを見ながら良さそうなお店(希望としては「場内レストラン」がいいのですけどね。「場内ホテルレストラン」は確かに美味しいのは判るのですが、お値段もそれなりですし、何と言ってもそれでは面白みが全く無いですから・・・・・・)を探す毎日になりそうです。

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HTB行レポート in Dec.'05 番外編その2

以前、K嬢(レポート中で使っているお名前です。コメントのお名前はまた別のものですね)のコメントに対して
「もうレポートは書けないかも・・・・・・」
とお返事し、また、某掲示板でも
「レポート封印宣言」
をしたりして、あちこちからご心配のお言葉を戴きました。
その節は誠に申し訳ありませんでした。
(それは、まぁ、中にはG夫人のように本気になさらない方もたくさんいらしたのですが。)

実を申し上げますと、レポートは「精神的な理由」で書けなかった訳ではなく、「身体的な理由」で書けない、と言うのが本音でした。
excuse

・・・・・・・というのも、力いっぱいカチャカチャとキーボードを叩く所為か両手が腱鞘炎(写真は左手ですが)になってしまい、指が思わぬところでビクンビクンと・・・・・・。
それに加えて、左手首の捻挫と左肘の打撲が重なり、一時は左手がほとんど使えないような状態でした。
そのため、レポートを書ける状態になるのかと思い詰めてしまったのです。

が、人間の体と言うのは実にしぶといもので、そうこう言っているうちに腱鞘炎も徐々に良くなり、キーボードを打ってもさほど痛まないようになりましたので、年内は(あと数日しかありませんが)大事を取ってお休みを戴き、年明けの連休(1月7日~)をめどにレポートを再開したいと思います。

今年も、いろいろなことがありましたが、どうやら無事に新年を迎えることが出来そうです。
様々なところでお世話になりましたみなさん、そして、この拙い文章・しょーもないブログをご覧くださったみなさん、本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。そして、来年もよろしくお願い致します。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.1

(私は無事に長崎へ行けることはどうやら無いらしい・・・・・・)

今回の帰国は、それをつくづく実感させられるものでした。

職場を出たのは1400を少し過ぎた頃。

この時間であればそれほど慌てずとも空港には着きます。

アパートに帰り、前日までにまとめておいた荷物を摑んで最寄の駅にとって帰します。電車に乗ると、半端な時間であったためか座席に空きがありましたのでどうにか腰を下ろし、携帯で飛行機のチェックインを済ませ、幾度かの乗り換えの後羽田空港に到着しました。

空港に到着して、メールが来ているのに気が付きました。

内容は、「急用が出来たため日曜日の夕方に某所に来られたし」という職場からのもの。

私は、今回ばかりはゆっくりしようと思っていましたので、日曜日の帰りの便は1930発の最終便を取っていました。が、急用の内容は放っておけるものではありませんので、是が非でも日曜日は早く帰らなければなりません。

有人のカウンターに行って相談したところ、

「キャンセルしてご予約のお取り直しとなりますとキャンセル料が発生いたしますので、前日もしくは当日にご予約状況のご確認をなさいまして振り替えてはいかがでしょうか?」

というアドバイスを受け、不安になりながらも飛行機へ向かいました。

長崎行きの最終便に乗り込むと、飛行機は定刻どおりに動き出し、離陸前に、チーフパーサーからの機内アナウンスがありました。

「みなさま、本日はANA669便にご搭乗戴き誠にありがとうございます。飛行機は、これより長崎空港へ向けて出発いたします。」

(フムフム、型どおりのセリフだな)

「なお、上空で強い向かい風が吹いております関係上、みなさまの長崎空港ご到着は予定より30分ほど遅れまして2055を予定しております。」

(何?!)

「お急ぎのところご到着が遅れまして誠に申し訳ありません。みなさまのご理解をお願い致します。」

いつもですと、遅れるのは“誰かが乗り遅れる”というパターンですので、遅れはせいぜい5分程度です。が、今回は自然現象での遅れ・・・・・・仕方ないとは思いつつも、夕食は『ヴィノテーク』を当てにしていますので、いつものとおり何も食べていません(というよりもカウンターで粘っている間に時間が過ぎてしまったのでどこかで食べることも何かを買うことも出来なかったのです)。

実際、飛行機は揺れました。エアポケットに嵌ることこそありませんでしたが、正味1時間半ほどしか揺れないときはありませんでした。化粧室の利用も早めに出来なくなり、客室乗務員も(機長の指示、と言うアナウンスがあり)いつもより早めに着席していたようです。

長崎空港に着くと、急いで切符を買って佐世保行きのバスに乗り込みました。が、飛行機が遅れたためバスの運行も30分遅れとのこと。ドキドキハラハラしながらハウステンボスに到着したのが2230少し前。

あまりにも慌てたため『場内ホテルレセプション』に行くまでに段差から足を踏み外してコケてしまい、たまたま通りかかった方に

「大丈夫ですか?」

と声をかけられたときの気恥ずかしかったこと・・・・・・。いえ、気遣って戴いたのは嬉しかったのですけどね。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.2

さて、『場内ホテルレセプション』に着くと、早速係の方を呼ぶために呼び鈴を押したのですが、待てど暮らせど応答がありません。いらいらしながら待つこと数分、

「申し訳ありません。ちょっと外回りを見ておりまして・・・・・・」

と、係の方が入ってきました。

「大変遅れましてすみません。『ホテルヨーロッパ』泊のchibaと申します。」

「はいはい、ちょっとお待ちください。・・・・・・えーっと、chiba様、お2泊でいらっしゃいますね。」

「はい、そうです。」

「では、只今車をお呼びしますので少々お待ちください。」

・・・・・・で、待っている間に・・・・・・

「すいませぇ~ん。」

と、数人の方がドヤドヤと入ってきました。

「『フォレストヴィラ』までお願いしたいんですけどォ。」

「はい、それでは、今、車が着ますので。」

というところで待つことしばし、『ホテルヨーロッパ』のワゴン車が到着しました。先に私が乗り込んで運転手さんのすぐ後ろの席に着くと、『フォレストヴィラ』行きの方々もいっしょに乗り込みます。

「それでは、『フォレストヴィラ』経由で『ホテルヨーロッパ』へ向かいます。」

と、駐車場を抜けた車は西門へと向かい(一般には使わないゲートなのでしょうが、最終便で到着して車で送っていただけるときはいつもここから入場します)、木の間を縫って走り、橋を渡って少し行くと、同乗の方々のコテージの前に到着。が、

「この後『ホテルヨーロッパ』へ向かいますので。」

「えっ!『ホテルヨーロッパ』へ行くんですか?」

「はい。」

「じゃ、このまま乗って行っていいですか?」

それを聞いた瞬間

(おいおい・・・・・・んじゃ『フォレストヴィラ』って言うなよ・・・・・・)

と、心の中で毒づいていた私。結局、その場での協議の後(←そんなもん最初っから打ち合わせしとけよ・・・・・・)持参していた(買い出しに行ってきた)大荷物を置くために1人だけがそこに降り、他はそのまま『ホテルヨーロッパ』へ。

とてつもなく長い時間が過ぎたように感じられましたが、実は、この間10分ちょっとしか経っていませんでした。車を降りてから急いでフロントに向かい、チェックインの手続きを済ませます。

案内された部屋は3階の335号室です。事前に打ち合わせていたとおり、『ドムトールン』側の部屋でした。

部屋の説明は時間も無いこととて丁重にお断りし、コートも脱がずにバタバタと財布やデジカメなどを小さいバッグ(このようなときに愛用しているのは『ボー・ベンディクセンコレクション』のバッグです)に突っ込んで、他の荷物はベッドの上に散らかしたまま急いで部屋を出ます。

で、2300のフード類のラストオーダーに間に合うようにと痛む足を引き摺りながら走り、『ヴィノテーク』に飛び込みました。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.3

息せき切って『ヴィノテーク』に駆け込むと、カウンターにいたN氏がビックリしたような顔で出迎えてくれました。

「こんばんは。」

「こんばんは。夕食未だなんで、メニュー見せて戴けますか?」

「かしこまりました。お飲み物は何になさいますか?」

「え~っと、先日ご案内戴いた、ワインの飲み比べのセットをお願いします。」

「どれに致しましょうか?」

「そうですねぇ・・・・・・判らないんでNさんのオススメでお願いします。」

「んー、それじゃあ・・・・・・」

とN氏、しばし悩んでから、ワインボトルを取り出しました。

「これなんかはいかがですか?」

「あ~・・・・・・これは何ですか?」

「こちらの(とメニューを指差しながら)「シャトー・ベイシュヴェル」です。これは年代が一番古いですし、昨日抜栓したのでちょうど飲み頃になっているかと思いますが・・・・・・。」

「へぇ、そうなんですか。」

・・・・・・ここでみなさまにお知らせします。私がこよなく愛し、普段から飲みつけているのは日本酒&焼酎です。ワインはと言うと、白ワインでしたらいくらか飲むことがあるのですが赤ワインは話を聞くたびに難しく、肩肘張って飲まねばならないような気がするようなときがしばしばあったので敬遠する傾向があるのです。そんな私にワインのことが判るはずも無く・・・・・・

「他には何になさいますか?」

「そうですね。それじゃあ・・・・・・」

と、夕食に「五島近海でとれた魚のソテー サラダ添え」「チーズ盛り合わせ」「ベジタブルサンドイッチ」をオーダーしました。

私のオーダーの後、フード類はラストオーダーになりました。・・・・・・というよりも、私のオーダーを待って戴いていたんでしょうね。ありがたいことに。

winepamphlet 「今回はですね、こんなものを作ったんですよ。」

と、N氏がレジの近くに歩み寄って自信満々に取り出したのは、ワインの写真と説明が記載された“いかにも手作り”という感じのパンフレットでした。

「エチケットを欲しいと仰る方がたくさんいらっしゃるんですけど、5杯から6杯に1枚しか取れないじゃないですか。それで、みなさんのご要望にお応えすることは難しいんで、これを作ったんですよ。」

「そうなんですか。いや、これ作るの大変だったでしょう?」

「いえいえ、それほどでもないですよ。」

とはいうものの、ワインの産地からぶどうの種類からエチケットの由来までを記載した力作です。今回は5種類のワインを出しているので、当然作ったパンフレットも5枚。

「これ、戴いていいですか?」

「もちろんです。お持ちください。」

これでレポートのネタに困らないと内心ホクホクしていたものです。

で、そのパンフレットによりますと(N氏からも説明して戴いたのですが)、この「シャトー・ベイシュヴェル」のオーナーは海軍の提督であったので、川辺にある城の横を通過する船はこの提督に敬意を表して帆を下ろして通行したのだとか。で、その“帆を下ろした船”をデザインしたのが「シャトー・ベイシュヴェル」につけてあるエチケットのデザインなのだそうです。で、セカンドワインの「アミラル・ド・ベイシュヴェル」のエチケットは、その提督が乗っていた海軍の軍船をデザインしたものなのだとか。

「何だか、メインの「シャトー・ベイシュヴェル」のラベルの方が不恰好に見えるんですけど・・・・・・」

「・・・・・・」

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.4

ワインの味の方ですが、まず「シャトー・ベイシュヴェル」は、舌にワインを載せた瞬間、舌の上に何かを乗せて押さえつけるような重い感じがしました。赤ワイン特有の渋み(実は私はコレも苦手で、その為に赤ワインをあまり飲まないのです)があるな、とは思いましたが、喉に絡み付くほどにまではしつこくは感じませんでした。それよりも舌の上で様々な味覚が刺激され、穏やかな酸味と微かな甘み、それとほんのりと苦味もあるような気がしましたが、それらが交じり合って何とも言えない味になっているようでした。香りも今までに嗅いだことが無いような、何とも形容できないような良い香りでした。

「いかがですか?」

「そうですね・・・・・・ひと言で言うのは難しいですね。重たいような、甘いような、酸味があるような・・・・・・」

「それは、複雑味があるってことですか?」

「・・・・・・って言うんでしょうか?」

思わず考え込んでしまいました。

次に、セカンドワインの「アミラル・ド・ベイシュヴェル」は、思ったよりもハッキリした味であったように思います。酸味があり、「シャトー・ベイシュヴェル」よりもサッパリ感があるのですが、甘味もそれなりにあると感じたものです。渋味はあることはあったのですがそれほど強く感じることは無かったので、ワインを飲み慣れぬ私のような者にはむしろこちらの方が飲み易いように思いました。香りもすっきりとしていて、ぶどうの芳香が残っているようでした。

N氏相手にあーだこーだ言いながら飲んでいるうちに、夕食が来ました。

「魚のソテー」は、白身の魚とホタテのような貝と海老がありました。新鮮な魚はほんのりとした甘みと噛むごとにジュワッと染み出るエキスが口の中で絡まり、本当に美味しかったです。白身の魚はほろほろと口の中でほどけるように少しずつほぐれていき、海老や貝はプリプリシコシコとした弾力が適度に歯を弾き返し、噛み切るごとにプツンと弾け、飲み込む喉にまで美味しいエキスを出しながら染み込ませ・・・・・・さすが長崎の魚だと思ったことでした。

これには、白いモチっとした食感のパンが添えられていました。

vinotheque_vegetablesandwich_dec 「ベジタブルサンドイッチ」は、以前とは少し違うものでした。以前(つまり6月)に戴いたときは千切り野菜のサンドイッチとポテトサラダのサンドイッチでしたが、今回はポテトサラダが無く、代わりに生のトマトとサラダ菜を挟んだサンドイッチがありました。

千切り野菜のサンドイッチは、前回同様ピリッとしたマスタードの風味が効いていて、食べるごとに食欲をそそるものでした。野菜もシャキシャキした食感を保っており、やや具がポロポロと落ちかかるようなこともありましたが、それほど食べにくいと感じることはありませんでした。

トマトのサンドイッチは、サッパリと甘いトマトの味を充分に生かした味だったように思います。ピリ辛のサンドイッチと一緒に食べると、辛味をトマトの味が中和し、後味がとても爽快になりました。

vinotheque_cheese で、チーズですが、私には食べきることが出来ませんでした。と言うのも、既に「魚のソテー」と「サンドイッチ」を食べてしまった後に口をつけましたので、食べようにも満腹で食べられなかったのです。

自らを叱咤してようやく好物のカマンベールに手を付けたところ、トロリとした口当たりと言い、こってりしながらもくどく残らない味と言い、美味しく食べることが出来ました。ブルーチーズも独特の風味が効いてはいるものの苦味はそれほど強くなく、ワインと一緒に戴くと結構美味しかったように感じました。

・・・・・・が、食べられたのはそこまでです。コレについていたパンにはついぞ手を付けることが出来ず、残りのチーズも勿体無さに心の内で涙しつつも残してしまいました。

実は、この夕食を戴いているときにU氏とMi嬢がお見えになっていたようです。が、食べるのに夢中な私のこと、背後になぞ気付く余裕もありません。ですから

「ひょっとして、chibaさんですか?」

と、Mi嬢に声をかけられたときは飛び上がるほどに驚きました。

「あ、どーもお久し振りです。もう眠いんでここで失礼します。」

と、失礼にも程があるお返事をしてからすぐに席を立ち(もう日付が変わっている時刻です。仕事の疲れも相まって眠かったの何の・・・・・・)、部屋に帰ってぐっすりと眠りました。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.5

翌朝、目が覚めたのは600を少し廻ったところでした。

テレビでイベント情報などを見ながらじりじりと時間をつぶし、630になると同時にANAの案内センターに電話を入れました。(24時間対応なのですが、オペレーターが対応してくれるのは6302200の時間帯だけなのです。)

「はい、こちらANAの予約・案内センターです。」

「すみません、11日に航空券の振替をしたいのですが、何時の便に空きがあるのでしょうか?」

「はい、少々お待ちください。・・・・・・長崎発羽田行きの便ですが、900の便でしたら充分空きがございます。」

「・・・・・・もう少し遅い便はありませんか?」

「そうですね、1100発の便に若干の空きがございますが、10席未満の空きですので確実に乗れるとは申しかねますが・・・・・・」

「そうですか・・・・・・」

「このまま明日まで空いていれば宜しいのですが、今現在では何とも申し上げられませんね。明日の朝に再度お電話を戴いて、空席状況をご確認なされてはいかがでしょうか?」

「そうですね。では、そうします。」

「はい、では、またのお電話をお待ち申し上げております。」

という訳で、この日の電話は空振りです。

気晴らしと眠気覚ましをかねてぶらりと散歩に出かけました。

santa_in_aleksandersquaresantayatai1ホテルヨーロッパから、アレキサンダー広場に向かいます。

昨年は、ここに出ていた屋台に泥棒サンタがよじ登っていました。

(今年は何台の屋台にいるのかなァ・・・・・・)

と、半ば期待して行ったのですが、あにはからんや“サンタがよじ登っている屋台”は見当たりません。今年はサンタをここで見ることはできないかと少々がっかりしかけたところで・・・・・・見つけました。サンタは、ちゃっかりトラックの運転席に腰掛けていました。やはり寄る年波には勝てない、と言ったところでしょうか?

・・・・・・そんなはずはありませんよね。マサカこのサンタがどこぞのキャラクターのように

「早くニンゲンになりたぁ~い!」

なんて言う筈も無い訳で・・・・・・閑話休題。A^_^

pangy そのままアレキサンダー広場を抜け、運河沿いをテクテク進み、キンデルダイクの花畑に行きました。ココは入国口から一番近い花畑ですから、季節の花が綺麗に咲いているのでよく朝の散歩で見に来ます。今回見たところでは、冬ですので色とりどりのパンジーが鮮やかに咲いていました。それこそ♪あか しろ きいろ・・・・・・と歌いたくなるような気分です。(←チューリップはまだやぞ・・・・・・)

ココで時間を見てみると700を少し廻ったところでした。そろそろお腹もすいてきたし、とくるりと方向転換して、今度は道を変えてニュースタッド~ミュージアムスタッドを抜けていきます。マウリッツ広場のアフロディーテは、昇る朝日を浴びていっそう照り輝いているように見えました。そのまま真っ直ぐ進み、『ドムトールン』を見上げながら『ホテルヨーロッパ』に戻りました。

道中、だいぶ明るくなってはきましたが、何せ冬の朝です。吐く息も真っ白なこの時期ですから、6月の帰国では幾人かすれ違う方もいらっしゃいましたが、今回は誰にも会うことはありませんでした。いくら寒いとは言え、「冬のハウステンボスの朝」を満喫しないとは勿体無いなぁ・・・・・・と思いつつ歩いていましたが、こういうとき、実は案外気分がいいんですよね。空気の綺麗なハウステンボスが自分の貸切みたいで。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.6

breakfast1 『ホテルヨーロッパ』に着き、部屋にも戻らず向かったのは、朝食会場の『アンカーズラウンジ』です。

人数を確認した後案内されたのは、ボンツーン側の窓際の席でした。荷物とコートを置き、さて何を食べようか・・・・・・と、ブッフェのテーブルをぐるりと回ります。

breakfast2 先ず取って来たのは、「アイオープナー(スパークリングワイン)、スープ」です。

ほど良い酸味のスパークリングワインが寝惚けた脳に活を入れ、温かいスープは舌から食道・胃に旨味を浸透させながらゆっくりと体内を降りていきます。味付けはかなりシンプルなもので、具の野菜もそれほど種類が多いわけではありませんが、舌でつぶせるほどにまで軟らかく煮込まれた野菜のエキスが細胞のひとつひとつにまで染み渡っていくようです。

コレを食べているうちに、体が本格的に目覚め、ようやく食欲が湧いてきました。

breakfast3 そこで次に取って来たのは、「クロワッサン、ブリオッシュ、バナナマフィン、オムレツ、ソーセージ、コールスロー」です。(言わずもがなではありますが、オムレツは型焼きのものです。)

ハウステンボスホテルズ(つまり『ホテルヨーロッパ』と『ホテルデンハーグ』)の朝食ブッフェでオムレツを戴くときにいつも思うことがあります。

(全日空ホテルの『カスケイド』みたく目の前で焼いてくれるサービスが欲しいなァ・・・・・・)

ということです。

型焼きのオムレツは、表皮が硬く、中はドロドロで時に卵液が流れ出てくることもあり、あまり美味しくないのです。(尤も、流れ出てくる液は“生の卵液”というよりも“解凍後のエキス”という気がしないでもないのですが・・・・・・あえてそれは言いますまい。)オムレツ好きの私ですから、オムレツがあれば大抵それを食べますが、体調の悪いときなどは用心して他のものを戴きます。・・・・・・これならば「スクランブルエッグ」の方が良かったかな、と思うときも無くはありませんのですが。

そこへ行くと、ソーセージやパンは「流石!」といえるような味でした。ゆでられた後も熱々のお湯に漬けて温めてあるソーセージは、噛み切る毎にジュワッと肉汁が口中に飛び出してきます。しっかりとした噛み応えがあるにも拘らず、中の肉が口の中でほどけていき、マスタードの酸味が肉の旨味と絡んだしつこくないほどのコクが舌を撫でていきます。

パンは、ハウステンボス帰国の際の楽しみにまでなってきたものです。クロワッサンはパリパリした食感が何とも言えない美味しさを演出している上にバターの芳香が鼻をくすぐり、あっという間に食べ終わってしまいます。ブリオッシュはほのかな甘みが後を引き、もっともっとと舌が、胃が要求します。バナナマフィンは口に含むとホロホロとほどけていき、そこで牛乳を含むと口中で膨らんでバナナの味と甘みが口いっぱいに広がります。軟らかくなったマフィンを噛み、飲み込んでなお残る濃厚な味・・・・・・以前K嬢が「絶品!」とお勧めなさっておられたのを今さらながらに感じます。

breakfast4 最後に、デザートとして果物を戴きました。食べたのは「いちご、りんご、柿、メロン、グレープフルーツ(ルビー)」です。

いちごは多少の酸味を残しながらも甘味がある私好みのものでした。りんごは通常のものよりもずっと小ぶりのものです。果肉が軟らかくて口中で崩れるような外国産のものと同じ味のものであったと思います。柿は熟しすぎず歯応えを残したもので、メロンは果肉がやや硬くサッパリした味でした。グレープフルーツの酸味は口と胃を爽快にしてくれるので、食後のデザートにはもってこいです。

食べ終わり、部屋に帰って少し体を休めてから入浴して冷え切ったからだの隅々を暖め、ほんのりと汗ばんだ服を着替えます。そのまま椅子に座って休憩し、落ち着いたところで時計を見ると930に程近い時刻です。そろそろ・・・・・・と腰を上げ、フロントへ行って翌日の『RIN』の予約を(心の内で号泣しつつも)キャンセルして、そのまま場内へと向かいます。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.7

先ず向かったのはスパーケンブルグのショップ群です。

bike 何か目新しい商品があるかな・・・・・・と思って歩いていくと、トナカイの自転車に乗ったオジサンがすーっと通り過ぎるのが目に付きました。追いかけていくと、『ビッケンビッケン』の前止まって親子連れと写真を撮っていましたので、撮影が終わるのを待ち、「トナカイ自転車とオジサン」の写真を撮ってから『フィッシャーマンズピア』へ行きました。ここで何か面白い商品が無いか探し、「生からすみ」や「飛卵」などの珍味を試食させて戴きました。この中では「生からすみ」が口に広がる旨味といい、ネットリと絡まる舌触りといい、美味しかったし買っていきたかったのですが品質保持期限が短いので今回は断念し、乾物のコーナーにあった「粉末アゴ出汁」と「五島うどん乾麺」を実家への土産にと購入しました。

その後『ヘクセンハウス』に寄り、クッキーで作った「お菓子の家」を見つけたのですが、これも“宅急便不可”というコトで断念。(家に持って帰るまでに壊れてしまいそうですし・・・・・・)今回は、いつもですと“帰宅当日に出来る買い物が帰宅前日に済ませなければならない”という条件でしたので、涙を飲んで購入を見送ったものがいくつもありました。

この辺りで少々足が痛んできた私は、場内の移動用に自転車を借りることにしました。が、そのためにブルーケレンまで歩いていくのは少し辛いな・・・・・・と思いましたので、まずはユトレヒトの『カナルステーション』へと向かいました。

カナルクルーザーは、思ったよりも頻繁に発着しています(但し『ハウステンボスJR全日空ホテル』行きのカナルクルーザーは別、これはホテル前とユトレヒトをそれぞれ1時間に1本の発着です)。ですからふらっと発着所に行ってもそれほど待たされることはありませんし、何と言ってもパスポートやモーレンの会員証で乗れますので、場内を移動する足としては重宝できます。このときも発着所に到着すると同時に船が来ましたので、係の方にモーレンカードを見せ、ほとんど素通りのようにして乗り込みました。

寒いので私は船内の椅子に腰掛けましたが、ふと見るとデッキのベンチは満員状態です。

(あぁ、やっぱりみなさん外の風景を見ながら行きたいんだ・・・・・・)

と思いつつも船内で寛ぎ、船が出発するのを待ちます。程無く船長さんが乗り込んで、出発しました。いつものアナウンスを聞きながらゆるゆると船が動くのを眺めつつ、ブルーケレンへ向かいました。

ブルーケレンに着いたところでさっさと下船し、『フィッツ』に行きます。

「自転車を借りたいんですが・・・・・・」

「はい、どれにしますか?」

1人用の26インチがあればそれでお願いします。」

「少々お待ちください。」

1人用の自転車はたくさん空きがありました。係の方が26インチの自転車を用意し、サドルを調節してくれます。その間に会計を済ませ(1人用の自転車は、モーレン割引で3時間¥800です。これに保証金¥500を足した¥1300を支払います。)早速借りた自転車に乗って出発しました。

向かう先はビネンスタッドです。

・・・・・・が、バスチオン橋~チョコラーテ橋を通り過ぎ、ニュースタッドに入ったところでふと乗合馬車が目に留まりました。

carriage 早速傍に寄ってみますと、丁度乗車の受付をしているところでした。以前「サンタクロースの馬車」に乗ったことが懐かしく思い出され、受付で乗車料の¥500を支払いました。

私は一番乗りでしたので、迷わず前列の席に乗り込みました。程無く次のお客さんが最後列の席に乗ってきました。赤いケープのようなコートを着た女性でした。次に乗り込んできたのは56人の家族連れです。・・・・・・・が、大人数のこと、真ん中の列だけでは当然席が足りません。バラバラに乗るのも子どもが躊躇していましたので、先に乗った女性が私の隣の席に移動してこられました。

「馬車に乗るのは本当に久し振りで・・・・・・」

「前、サンタクロースが乗ったときもありましたよね。」

「そうですね。そのときは乗らなかったんですけど見てましたよ。」

などとお話しながら、以前と変わらぬルートで進む馬車上からの風景を楽しみました。

降りて、馬車の写真を撮り、馬を撫でると・・・・・・ペロッと顔を舐められてしまいました。

それからまた自転車に乗り、ビネンスタッドを目指します。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.8

途中、クリスタル橋辺り(?)でMi嬢とお会いしました。

「昨日『ヴィノテーク』で見かけたときchibaさんだって判らなかったんですよ。」

「私も食べるのに夢中で人が入ってきたのも気付かなくて・・・・・・」

「あそこで“アゴ出汁”の話が何となく耳に入って、何かどっかで聞いたような話だな・・・・・・?って思って、そこでchibaさんだって気付いたんですよ。」

「あ、そう言えばNさんとそんな話してましたっけね。」

などとお話して、

「それじゃ、また夜に・・・・・・」

と別れました。

ビネンスタッドでは『ハウステンボス紀行』に載せる写真を何枚か撮影し、『ホーランドハウス』の拡張部分(旧『ユーロ』)をちょっと覗いてから、時分どきには少し早いのですがお昼を戴こうと思い、『ホテルデンハーグ』に向かいました。

『ホテルデンハーグ』に着くと、早速『エクセルシオール』に入ります。

ここでは、12月限定の「九十九島産牡蠣フェア」を開催しています。以前・・・・・・と言ってももう2年も前になりますが、E氏の掲示板への書き込みで紹介されており、

「美味しそうだなぁ・・・・・・折角行ったんだから食べて来れば良かった。」

と後悔したフェアです。

海沿いのテラス席に案内され、

「何になさいますか?」

「こちらのフェアのリゾットをください。それと・・・・・・グラスワインを戴きたいのですが。」

「赤と白がございますが、どちらになさいますか?」

「じゃ、白ワインを。」

と注文してからふと周りを見ると、まだ1200前ではありましたがテラス席はほとんど埋まっていました。それこそ親子連れあり、女性同士のグループあり・・・・・・。

white_wine まず、白ワインで喉を潤します。あまり強くなく、味もやさしいワインでしたので、穏やかに舌に触れ、胃に落ちていきました。フルーティーな香りがそこはかとなく鼻腔に充満し、食欲が刺激されていきます。

こういうゆったりした気分になった昼食は、本当に久し振りのことでした。

grissini 次に

「こちらをどうぞ。」

と出てきたのは、グリッシーニです。

全粒粉で作ったビスケット状のこのパンは、手で割って口に入れ、ポリッと噛むと小麦粉の柔らかな甘みが口に広がっていきました。塩味が少し付いているのですが、これによって益々甘みが広がります。そこでワインを口に含むと、しっとりと軟らかくなり、旨味を残して喉を滑り落ちていきました。

risotto 特に待ちもしませんでしたが

「大変お待たせして申し訳ありません。」

と、メインディッシュの「牡蠣とキノコのリゾット」が出されました。

小ぶりの牡蠣は、中まで熱くはなっているもののカスカスになるほどまでは火が通っていませんので、噛むと磯の香りのする汁が口の中に飛び出してきました。舌触りはミルクのように滑らかなこの汁を口に含むと、あたかも海を口にしたような気がしました。それでいて生臭みを感じなかったのが不思議で仕方がありません。よくよく味わうと、バターの味と香りがふんわりと牡蠣を包み、旨味だけを残しているのがハッキリと判りました。

リゾットの米は、パスタのアル・デンテのようにほんの僅かに芯を残し、歯応えを楽しませてくれましたが、それよりも出来たて熱々の口触りがたまらなく美味しかったです。間にキノコのしゃきしゃきした歯触りがアクセントになり、泡立てたスープはバターと出汁の芳香を放ち・・・・・・。

coffee 食後にコーヒーを戴いて余韻を楽しみました。

2年越しに、ようやく恋焦がれた「憧れの牡蠣」に手が届いた、その感動を噛みしめていました。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.9

昼食を済ませると、『ホテルデンハーグ』内に置いてあったクリスマスツリーを撮影するや否や、自転車を返却すべく『フィッツ』へと向かいます。・・・・・・が、アムステル運河の近くを通りかかったとき、何やらオレンジ色の物体がふと目に留まりました。何じゃらほい、と見ると

「あ、ちゅーりーだ!」

ちょうどビネンスタッドのバス停の手前を曲がって運河沿いを走っていたのですが、大慌てでUターンして運河を渡り、『オルゴールファンタジア』前のナッソー広場へ自転車ごと飛び込みました。

そのとき、『ピーレメント・ボウ』(ストリートオルガンの工房です。運が良ければ演奏体験が出来るし、もっと運が良ければ職人さんが作業をしているところを見ることが出来ます)の前においてあったストリートオルガンが、係の方によって演奏されていました。そこにたまたまちゅーりーが通りかかったのでしょう、くるくると回りながら踊っていました。

「うわ・・・・・・こりゃ、ホントに脱力系だわ」

dancen_tyury_3dancen_tyury_2dancen_tyury_1とっても可愛いんです。それは間違いないんです。が、あの2頭身のカラダでひょこひょこ、くるくると回って踊るのを見ると・・・・・・知らず知らずのうちに力が抜け、膝がカクンと折れるような気がするんです。(でも可愛いから許せる、ってのはこのちゅーりーみたいなのを言うんでしょうね)

orange_tyury曲が終わると見物人から(奥まっている場所の所為か少なかったですけど)拍手が沸き起こり、その後、写真撮影が始まりました。私も列の最後につき、まずはちゅーりーだけの写真を、その後でちゅーりーと一緒の写真を撮り、今度は『柿右衛門ギャラリー』の前を通ってブライトナー通りを走り、クリスタル橋を渡ってニュースタッドを通り過ぎます。

途中、思いついて『チョコレートハウス』の写真を撮っていると、声をかけてくる方がおられます。どなたかな・・・・・・?と思って振り向いてみると、そこにはG夫人がいらっしゃいました。

「あらま、偶然ですね」

「偶然って・・・・・・“チョコレートフォンデュオフ”じゃないの?」

「あのね・・・・・・私がソレに参加するのは“ゴーモン”でしょう・・・・・・」

「あ、そうか」

「ここにはセカンドブログの写真を撮りに来たんですよ。ココの写真は“チョコレートの滝”だけで店先の写真は無かったですからね」

など色々とお話していましたが、気付けばG夫人はオフ会の開始時間が迫っていましたし、私にしても急がなければ「ジングルベル!」の席取りに間に合いそうも無し・・・・・・。また連絡する旨を双方が告げ、G夫人は店内へ、私は再び自転車に乗って『フィッツ』へ。

無事自転車を返却し、保証金¥500を返してもらうと、その足で「カナルクルーザー」に乗ってユトレヒトへ行きました。

到着し、息せき切ってアレキサンダー広場に着くと、既に中央のエリアの席は満杯になっていました。やや左の前列の席は空きがありましたので、そこに席を取ってしばしの休憩です。

jingle_bell_1 待つこと10分少々で「ジングルベル!」が始まりました。

このイベントは、歌を中心にしたイベントです。歌好き(歌う方よりも聴く方が好き)の私としては本当に堪能できるイベントでした。

ステージに立っていたのは女性2人、男性1人。途中、寸劇のような振り付けを交えながら、それから衣装をあれやこれやと変えながら歌い且つ踊る、それでもどちらかと言うと歌がメインのショーです。

jingle_bell_2jingle_bell_3聴き慣れたクリスマスソング(「サンタが町にやってきた」「きよしこの夜」など)も多く歌われていましたが、アレンジが結構変えてあり、ポップス調になっている「ホワイトクリスマス」が殊に面白く聴くことが出来ました。また、男性がスノーマンのつもりか赤い付け鼻を付けて女性ひとりと一緒にパントマイムのような振り付けで歌うのには多いに笑わせて戴きましたし、もうひとりの女性が“妖精の女王”というような衣装で出てきたときには思わず目を奪われたものです。

jingle_bell_4が、やはり最後に

「世界中の平和を・・・・・・」

と言うような意味のことを言ってから3人で歌ったバラードに勝るものはありませんでした。胸にじぃんと迫るような歌声、意味は解らないなりにも響いてくる言葉の数々・・・・・・コレを聴くことが出来ただけでもこのイベントを見る価値は充分にあったのではないかと思いました。

「ジングルベル!」が終わると、客席は三々五々と散っていきます。

頃合を見て私も立ち上がり、またテクテクと歩き出します。

本来ならばこの辺りで『インフォメーション』に立ち寄って高速船の予約を済ませるのですが、今回は飛行機の時間が定かではないので高速船を予約することが出来ません。

(まぁ・・・・・・バスで行けばいいか。最悪タクシーもあるし)

と考えていましたので、『インフォメーション』には寄らずにスパーケンブルグ方面へと足を進めます。

向かう先は、勿論のこと『ランガダイク』。

狙うは1400~の回のスペシャル商品である「ラグジュアリーツイン宿泊券」です。

昨年も全く同じオークションで全く同じ商品を落としたのですが、考えてみれば私は「ラグジュアリーツイン」に宿泊はしたものの部屋の写真を持っていません。

これでは後々みなさんにご紹介するにも差し障るであろうと思い(←本当かよ?)、ならばこの次宿泊する際には写真をしっかり撮ろうと思いましたので、

「高額商品はもう狙わない」

と言う言葉を言った口の端も渇かぬ間に再度の高額商品を落札すべく『ランガダイク』に向けて歩き出したのです。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.10

treebear『ランガダイク』に着くと、既に席の8割がたは埋まっていました。昨年は5割ほどしか埋まっておらず、ガラガラのような印象を受けたのですが、それとはえらい違いです。

それでもいつも座る席は空いていましたので、何とか席を占め、『ボー・ベンディクセン』のポーチをリクエストして(私も母もちょうどコレくらいの大きさのポーチを探していました。デニム地で派手ではないので使いやすそうでしたし・・・・・・)オークションが始まるのを待ちます。

monitorひと息ついてゆっくりした頃合に、オークションがスタートしました。・・・・・・と言っても少々疲れましたので最初の早押しゲームには参加しませんでしたが。

2つ目か3つ目くらいにリクエストしたポーチがかかりました。¥1800からどんどん値段が下がり、¥1000でどうやら限界・・・・・・というところまで来ましたが、どうもこのときは珍しく勘が鈍っていたようで、それに気付かなかったのです。

「いいんですか?それじゃあ・・・・・・」

と言われてようやく気付き、競り流れの直前に慌ててボタンを押したほどです。

この時実は嫌~な予感がしたのですが・・・・・・。

また、今回のオークショニアさんは他の方よりもオークションを進めるペースが格段に速く、普段はそれほど見ない競り流れが結構あったのが目立ちました。おかげで取るつもりがなかったミッフィーのぬいぐるみまで思わず取ってしまったほどでした。

それからまた幾つかの商品のオークションを経て、いよいよお目当ての「ラグジュアリーツイン宿泊券」がかかりました。

心なしか周囲がざわめいているような気がします。

この商品の定価は昨年と同じ¥61215です。端数は切り捨て、と言うのがこのオークションの決まり(暗黙の了解)ですので、¥61000からスタートして¥1000ずつ下がっていきます。¥50000まで下がるとオークショニアさんは一旦値段を下げるのを止め、『ホテルヨーロッパ ラグジュアリーツイン』の説明を始めます。が、こちらはそんな説明はどうでもいいのでさっさと値段を下げて欲しいと思う気持ちがありますもので気もそぞろ。

それからまた値段を下げ、¥40000でまた値段を下げるのを止めました。このあたりの焦らしは、今までとは打って変わった見事なものだったと思います。・・・・・・というより、他の商品のテンポがあまりにも早過ぎたので、今回のゆるりとしたペースは、このオークションに慣れている私ですら疑心暗鬼を生むほどのものでした。

そして、¥39000、¥38000・・・・・・と値段が下がり、その度に

「今なら確実ですよぉ~」

という言葉をその都度聞き流し・・・・・・ひたすら値段が下がるのを待ちました。

そして・・・・・・¥33000がコールされたとき、思いも寄らなかったことが起きました。

なんと、ランプが点灯し、ファンファーレが高らかに鳴り響いてしまったのです!

勿論私の席のランプではありません。ファンファーレを聞いた瞬間、周囲の風景が暗転し、血の気が音を立てて引くのがハッキリと判りました。

あとは・・・・・・この回のことはもう覚えていません。

が、ココで終わらないのが(つまりそれだけ執念深いのが)私です。

オークションが終わったあとそのまま残り、次の回をひたすら待ちました。

accommodation_ticket 早押しゲームで景品を戴いた後はひたすらスペシャル商品の「プレミアスイート宿泊券」を待ち、商品がかかったと同時に鈍いながらも勘を必死になって働かせ、¥58000で落札しました。

(こうなったら、せめて「ラグジュアリーツイン宿泊券」の定価より安くなったところで取ろうと考えていました)

ただ、会場の雰囲気は、昨年冬に「ラグジュアリーツイン」を落としたときとは違い、明らかな落胆の色が見えました。カップルの男性の中には、オークション終了後に明らかな舌打ちを聞かせる方もいらっしゃいました。・・・・・・「横取り大歓迎」がこのオークションのウリですし、それを承知で参加するのでしょうからそういう態度はいかがなものかと少々ムッとしましたが。そして、我が身はいかがだったろうかと少々反省もしつつ・・・・・・

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.11

さて、「プレミアスイート宿泊券」を落とした後、G夫人にメールを送り、

「後で遊びに行きます」

と返信を戴くと、早々に『ホテルヨーロッパ』に戻りました。イベントを考えると、夕食の時間が取れそうにないので早めにルームサービスで戴こうと思ってのことでした。

ロビーに着くと、ちょうどサンタクロースが『アンカーズラウンジ』前で写真撮影に応じているところでした。私も早速列に並びます。まだチェックインの1500直後のことだけあって、ほんの数人しか並んでいませんでしたので、私に順番はすぐに回ってきました。

「カメラをどうぞ」

「あの・・・・・・サンタさんだけの写真を取りたいんですけど」

「構いませんよ。その後で、宜しかったらご一緒に是非」

「あ・・・・・・じゃあ、お願いします」

santa_clausまずはサンタクロースだけの写真を撮ります。カメラを向けると、大きく両手を広げたポーズを取ってくれました。後ろに展示されている「泥棒サンタ(・・・・・・)」と一緒に撮った写真は、自我自賛をお許しいただけるならばなかなか面白い構図で取れたのではないかと思います。

次に、カメラをお願いして一緒の写真を撮りました。サンタクロースが座っているので私も腰をかがめてカメラに向かうと、

「窮屈なポーズでなくても大丈夫だから、ほら立って、立って」

と、サンタクロースがしきりに言います。(日本語でないので定かではありませんが、まぁ、そんな意味かな?と)そのままシャッターは切られたのですが、サンタクロースから

「もう一枚撮ってくれる?」

とリクエストがありまして、今度は普通に立って写真を撮りました。

half_bottle_wineroom_service部屋に戻ると、早速ルームサービスのメニューをチェックしました。カレーライスやスパゲッティもあるのですが、この後のナイトライフを考えるとしっかりとした食事をしておいた方がいいように思います。昼食はリゾットで簡単に済ませていましたので、多少重めの食事でもお腹に入るだろうと思い、「シェフのおすすめディナー」(メインが魚のコース)と白ワイン(今回お願いしたのはハーフボトルの白ワインです。この後また呑むことを考えるとフルボトルを戴いて酔っ払わない方がいいかと思いましたので・・・・・・)をお願いしました。

しばらく待ってから運ばれてきた食事は、ビックリするほどボリュームがあるものでした。

hors_doeuvreまずは前菜。肉のパテと、フォアグラのテリーヌ状のものと、鶏肉と野菜をあしらったサラダ風のものが出されました。パテは何かの鳥の肉のようでした。肉がしっかり詰まっていて、味がとても濃く、噛みごたえもしっかりとしていて、どっしりとした存在感を主張するようなものでした。フォアグラには、甘酸っぱいソースが添えられていて、ともするとしつこくなりがちなフォアグラの味を引き締めていてくれたように思います。鶏肉と野菜(カラーピーマンと玉葱)にはドレッシングのようなサッパリとした味付けがされていました。

main_dishメインの魚料理(日替わり)は、「鰆のポワレ ホワイトバルサミコのソース」でした。添えてあったのはインゲン・ブロッコリーのボイルとコーン入りマッシュポテト、それにキノコのソテーです。

鰆は、ナイフで切るときはふわふわの触感でしたが、口に入れてみるとプリプリしており、噛みしめるごとに旨味がジュワァッと溢れ出します。皮の部分はカリカリしており、身のプリプリした食感とは好対照です。ソースはバターソースにホワイトバルサミコ酢が使われており、バターのえもいわれぬ香りが鼻腔を刺激し、バルサミコの酸味がバターのしつこさを和らげていました。これを、魚と絡めても美味しかったのですが、付け合せてあったインゲンやブロッコリーと一緒に食べると、バターの味が引き立って一層美味しくいただけたような気がします。

キノコのソテーはシイタケやシメジ・エリンギなどがありました。シンプルに塩コショウで味付けがしてあり、やや塩気がきついような気もしましたが、キノコの旨味がぎゅっと詰まっており、量は多かったのですが一気に平らげてしまいました。

sorbetbreadbatterその他に美味しいバケット(カリカリの皮が美味しいお気に入りのフランスパン)とサラダ(フレンチドレッシングが添えられていましたがかけずに食べてしまいました)を戴くと・・・・・・デザートが入らないくらいに満腹になってしまったので、柚子のシャーベットに変更してもらいました・・・・・・。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.12

さて、この食事をセッティングしていただいている最中に、Sa嬢を『ホテルデンハーグ』に送ってきたG夫人が部屋にいらっしゃいました。

「あら、食事なら言ってくれれば良かったのに・・・・・・」

ということでしたが、それでも興味津々でワゴンの食事を見ておられました。ルームサービスを運んできた係の方とも顔なじみのようで、色々お話をしています。

「何頼んだの?」

「この“シェフのおすすめディナー”ですね、魚がメインのヤツ」

「う~ん、私もルームサービスで戴こうかな。どんなのがあるの?」

と、メニューを2人で覗き込みます。

「そうねぇ・・・・・・私はたくさん食べられないから、料理とサラダにしようかな。う~んと・・・・・・この“魚のキャベツ包み”とサラダを何か・・・・・・」

「申し訳ありません。そちらは本日出来ないんですが・・・・・・」

「あら、そうなの。じゃ、こっちの・・・・・・」

「申し訳ないんですが、それも・・・・・・」

「じゃあ、今日は何が出来るの?」

「えーと、そうですね・・・・・・こちらの「五島産天然鯛のクネル ノイリーソース」など・・・・・・」

「じゃ、それ戴くわ。それと、この「アンディーヴのサラダ」と、デザートに「バニラアイスクリーム」を戴けるかしら?」

「かしこまりました。食後にコーヒーなどはいかがでございますか?」

「あ、それも貰おうかしら。」

「かしこまりました。ではG様、お部屋は何号室でございましたか?」

「えっと・・・・・・(私の方をくるっと向いて)何号室だっけ?」

・・・・・・アノですね、御姉様。ご自分のお泊りになっていらっしゃる部屋のルームナンバーをワタクシに聞いていかがなさいますか・・・・・・

mrsさて、ルームサービスの係の方がG夫人の注文を通すべく部屋を出ると、

「はい、コレ」

と、誕生日のプレゼント(本当はもう少し後なのですが・・・・・・)を戴きました。

「見ていいですか?」

「どうぞ」

ということで早速開封してみると、中に入っていたのは数葉の写真と、ステンドグラスのストラップと、『ナインチェ』で買い求めたと思しきメモ帳とボールペンのセット。意外なものを見た気分でメモ帳をしげしげと見詰める私に、

「それ使って頑張ってレポート書きなさい!」

と、ひと言。

いえね、確かにレポートを書くのが恐くなった時期もありましたし、(アンナモン書いて得々と掲示板に投稿なぞして、公共の掲示板を汚すだけでみなさんの迷惑になるんじゃないかって・・・・・・)言葉が頭に浮かばずにキーボードの押し方すら忘れて泣きそうになったことも二度や三度じゃありませんでした。けど・・・・・・けどね・・・・・・あの「封印宣言」の直接的な理由は“両手の腱鞘炎”だったことは一番ご存知の筈じゃあありませんか・・・・・・。

それは、まぁ、御姉様は初対面のときから

chibaさんのレポートは仕事よね」

って仰ったくらいですのでこの程度のことは言うだろうな、と覚悟はしてましたんですけどね。

それはともかく、G夫人がご自分の部屋に戻られた後、夕食をどうにか詰め込んで、あまりにも満腹で動くのが辛いので「ライティングセレモニー」はパスすることにしてしばし休み、ようやく胃に食べ物が落ち着いたところで、G夫人の部屋を拝見すべく、移動しました。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.13

さて、G夫人の部屋は4階の角部屋で、私と同じ「デラックスツイン」タイプの部屋ではありましたが、もう少しゆったりとしたスペースがありました。

「こういう広い部屋にゆったりしてると寛ぐのよねぇ・・・・・・」

とのこと。

「水でも飲む?」

「んにゃ、いいです。今は何にも入らないですから・・・・・・」

「水でも?」

「そうです、一滴も」

というところで、ノックの音が。

「ルームサービスかな?」

「じゃないですか?」

その通りでした。ワゴンに「五島産天然鯛のクネル」「アンディーヴのサラダ」を乗せ、先程の係の方がいらっしゃいました。

「どちらにセッティングいたしましょうか?」

「じゃ、こっちの窓際にお願い・・・・・・あ!忘れてた!!」

と急に素っ頓狂な声を上げるG夫人。

「どうしたんですか?」

「『パティスリー』に人数伝えるの忘れてた!chibaさんここで待ってて!」

「あの・・・・・・お食事はいかが致しましょうか?」

「そこに置いといてくださいっ!!」

と、ハンドバッグを引っつかんでバタバタと駆け出していきました。

「(困惑した表情で)えーと・・・・・・こちらに置かせて戴きまして宜しいですか?」

「構いませんよ。私、留守番してますから」

「(ホッとした顔をして)そうして戴けますか。では、お願い致します」

・・・・・・という訳で、主のいない部屋のソファーで留守番がてらぐったりと寛ぐ私。

が、30分もしないうちに戻ってきたG夫人を見たときは流石に驚いて飛び起きました。だって、息はすっかりあがり切ってゼーゼーハーハー言ってるし、全力疾走したおかげで髪は乱れきって御姉様に似合わぬボサボサ頭、顔はすっかり青ざめて目は釣りあがり・・・・・・本当に、何時ぶっ倒れてもおかしくないような状態でしたから。

「大丈夫ですか?」

「・・・・・・多分・・・・・・」

さて、息も治まり、ようやく食卓に着いたG夫人ですが、

「美味しそう!」

と、まずはカメラでパチパチ。で、ナイフとフォークを手にしてひと口目を切ったところで

「はい、chibaさん、食べて食べて」

と、私の目の前にヌッと差し出してきまして・・・・・・。

「は?」

「アタシじゃどんな味だったか忘れるだろうから、ほら、食べて書いて」

「あの・・・・・・私、先刻“水も入らない”って言いませんでしたっけ?」

「大丈夫!これは入る!!」

詳しい味についてはG夫人のブログにコメントを書きましたので割愛します。この「鯛のクネル」も、その後食べた「アンディーヴのサラダ」も確かに美味しかったです。特にクネルにつきましては、鯛の甘みと旨味が凝縮されたまことに美味なる逸品でした。が、胃がパンパンではちきれそうになっているところでさらに詰め込んだものですから、この後で自分の部屋に帰ってから、まず、消化剤を探して飲む羽目になりました・・・・・・。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.14

さて、お食事中のG夫人とあれやこれやと四方山話をしているうちに、時刻は、早、1900を過ぎました。とりあえず、2人とも着替えを・・・・・・と考えていましたので、

「ゴスペルのステージが2000からあるから、準備できたらメールで連絡するね。」

という言葉を受けて部屋へ戻り、ざっとシャワーを浴びてから着替え、荷物を整理していたところでメールが到着。手回り品を入れたバッグを持ち、ロビーへと向かいます。ほどなく合流して、オレンジ広場にありますドックステージへと向かいました。

ステージ前に到着すると、『ポルチッタ』のテラス席前は人、人、人・・・・・・と人垣が出来ているくらいでしたが、前列の段差の方には若干の余裕がありました。そこで我々2人はさっさと前列に潜り込み、G夫人は最前列に、私はその後ろに席を占め、腰を下ろしました。

と、ここでG夫人、何やら人待ち顔できょろきょろ・・・・・・

「どうしたんですか?」

Oちゃんとここで合流するはずなのよ」

「ふーん、じゃ、メール送ってみましょうか?」

「そうね」

と、それぞれがO嬢に向けてメールを送信。(すみません、Oさん。同じようなメールが2通も来て迷惑でしたでしょ・・・・・・m(_ _)m)すると、どうやらお友達とお食事をすることになったようで、こちらには来られないとの旨返信のメールが届きました。

「じゃあしょうがないわね」

「向こうも楽しんでるようですしね」

dockstage1時間が迫っていたこともあり、話に興じる暇も無く、《ハーレムメッセンジャー》のステージが始まりました。屋外のステージと言うこともあったのでしょう、最初からノリの良い曲で飛ばしています。CDでお馴染みの曲もいくつもあったようですし、観客も、前の方の常連と思しき方々(無論我々も入っておりますが)は最初っからスタンディングで手拍子をし、足を踏み鳴らし・・・・・・(まぁ、いつぞやの夏と違って踊り出す方はおられませんでしたが。)

そのためか、バラードの曲順が来るとメンバーのエッセルさん(昨年オーバーアクションを通り越した踊りでワールドバザールのステージを沸かせた方です。今年は昨年ほどの踊りは無かったとは言え、素敵なアクションで観客を大いに盛り上げてくれました)から

「ハイ、座ってくださいね~♪(勿論日本語ではなく英語)」

と観客に呼びかける始末でした。そして、

dockstage3dockstage2「みんな、いろんなところから来てるんだよね。中国に、韓国に 、日本に、私達はニューヨークから。それじゃ、みんなで歌いましょうか!」

とばかりに合唱した「We are the world」は、本当に“大合唱”と言えるものではなかったかと思います。

勿論のこと、観客が歌ったのはサビの部分だけでしたが、私の前から、後から、右から、左からと様々な方向から歌声が聞こえてきました。私も負けずに声を張り上げて歌いましたが、歌詞があやふやなところでゴニョゴニョと誤魔化してしまったのはご勘弁を・・・・・・。

最後に「OH! Happy day」で締め、《ハーレムメッセンジャー》の面々は鮮やかにステージを降りていきました。騒ぐ血と余韻を残して・・・・・・。

104その後、『アムステルフェーン』前に出ていたガーデンテーブル&チェアに席を移し、丁度出ていた屋台で飲み物を戴きながら花火を観賞しました。

もはや見慣れてしまった花火ですが、それでもレーザーや音楽との競演は目を見張るものがあります。昨年5月時点では打ち上げる花火も少なく、淋しい思いをしていたのですが、今の花火は連発あり、仕掛けありと本当に見ごたえがあるプログラムになったなぁ、と楽しんでいました。特に、暖色系を基調とした一連の花火と寒色系を基調とした一連の花火を、レーザーのブレイクを挟んで対比させるような今の構成は美しい対比だと思います。赤色が夜空に散るとわくわくしますし、青色や紫色が夜空に広がるとうっとりしますし。

花火が終わるとすぐさま『ムーンシャワー』に移動し、《ハーレムメッセンジャー》のステージを待ちます。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.15

2人で息せき切って駆けつけた『ムーンシャワー』には、未だ客は入っていませんでした。

「どこにする?」

「座って見えりゃ、どこでもいいですけどね」

「んじゃ、こっちにしよう」

と、席を占めたのは中央のステージに向かって左側のテーブルでした。

「そう言えば、Kuさん来てるって」

「へ?そうなんですか??来られないみたいなこと言ってたけど・・・・・・」

「仕事が終わって直行してくるんだって。大体、あのKuさんがこんな席に来ない訳無いじゃない」

などと話をしていると、本当にKu氏が『ムーンシャワー』に入って来ました。

「お疲れ様」

「やあ、久し振り」

「お久し振りですね。相変わらずお忙しそうで」

「そうだよ。今回だってカンヅメの仕事が終わってすぐに駆けつけて来たんだよ」

「ありゃ~、そりゃ大変でしたねぇ」

「本当だよ。いつもと違って座りっぱなしだし、足腰が痛いよ」

「で、今夜泊まり?」

「勘弁してよ。流石に家に帰って寝たいよ」

「でも『ヴィノ』のオフは来るんでしょ?」

「そりゃ、勿論」

既に遠慮の無い間柄です。ぽんぽんと話は弾みますが、Ku氏には連れがいたので

「じゃ、連れに悪いから・・・・・・」

と、話を早々に切り上げて行ってしまいました。

moonshower2moonshower1その後、女性陣のグループ(Ma嬢・Sa嬢・Mi嬢)が来たなぁ、と思っているうちに、ステージが始まりました。

今度のステージは、先刻の野外ライブとは違い、音響も良く、何よりメンバーを近くで見ることが出来ます。そのためか、選曲もポップスのバラードが多いように思いました。

moonshower4moonshower3ステージが始まる前に、G夫人が

「アタシね、このステージでは「Always love you」が好きなのよ」

と幾度も仰っていましたが、確かにこれは圧巻でした。『ムーンシャワー』自体がさほど広くなく、何処かのライブハウス並みのキャパだったということもあるのかもしれませんが、ヴォーカルの声がホール全体に響き渡り、素晴しかったです。

monnshower7moonshower6moonshower5

moonshower10moonshower9moonshower8

また、メンバー紹介を兼ねて、それぞれがダンスをする場面がありましたが(これは昨年は見られなかったように思います)、そこでもメンバーそれぞれが独特の振り付けでダンスを披露しており、とても見ごたえがあったように思います。・・・・・・こういう企画ですと、白眉はやっぱりエッセルさんかな、とも思ったりしましたが・・・・・・

moonshower11《ハーレムメッセンジャー》は、人に対して優しさに溢れたグループであると思います。高いところから見下ろすような接し方でなく、地に足をつけて“ニンゲン”を見てくれるようなスタンスでライブをしてるんじゃないかな?と思うところがいくつもあります。

(尤も、これは《ハーレムメッセンジャー》に限ったことではないですけどね。《フエゴ・デ・エスパーニャ》のメンバーもそんな感じがしましたし)

だからこそ、こちらも安心して楽しむことが出来ます。何時までも、この、心地よい時間を過ごせるといいな、と思いつつ時は過ぎ・・・・・・。

ライブのラストに、観客とハイタッチをして回るシーンがありました。私の近くに来たのはマリアンさんでしたが、腱鞘炎のためグルグル巻きの包帯を見ると、力を抜いてそっと手に触れ、軽く握り締めてくれました。

さて、名残惜しくもライブが終わると、『ムーンシャワー』を離れて『ヴィノテーク』へと向かいます。奥のソファー席に三々五々と参加メンバーが集まり、「デザートカクテルオフ」が始まりました。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.16

「デザートカクテルオフ」と言っても、最初から甘いカクテルが出て来た訳ではありません。他にもたくさんお客さんがいらしたので、余裕が出来てからカクテルを戴こうということになりました。

そのため、まずは白ワイン(銘柄は・・・・・・覚えていません。お任せでお願いしたので・・・・・・)を1杯。丁度目の前ではF氏と息子さんが座っておられました。

「おやぁ、久し振りだねぇ。おばちゃんのこと覚えてるかい?」

「えーと、うん、クルーズで一緒やったね!」

「そうそう、偉いねぇ」

ふと手元を見ると、何やら一生懸命書いています。

「何書いてんの?」

「手紙」

アニメのキャラクターが付いた大判のハガキ(何かの付録なのでしょうか?)に、参加者への手紙をせっせと書いています。私も戴きました。

chibaさん(実際は本名)、手はどうしたの?」

という、優しい言葉についホロリ。この辺、お父さん譲りなのですね。(ゴリゴリゴリ・・・・・・(笑) )

で、お父さんの方はと言うと、「シャトー・オー・ブリオン」の飲み比べセットを召し上がっていました。

「いやぁ、やっぱり良いなぁ。流石って味ですよ」

「ふーん、そうなんですか」

「やっぱり格付けワインは最高ですよねぇ」

「そんなもんですかねぇ。私なんかワイン戴きつけない所為か、昨日飲んだ「シャトー・ベイシュヴェル」はセカンドワインの方が美味しかったですけどね」

とここまで話をしたとき、昨日貰った解説書を忘れて行ったことをふと思い出し、N氏に

「昨日の解説書、まだあります?」

「お忘れになりましたよね。ちゃんととってありますよ」

・・・・・・その節はお手数をお掛けしました・・・・・・

original_cocktailさて、白ワインを飲み干すと、

「何かお作りしましょうか?」

「そうですね、じゃあ、サッパリ系で酸味が強いのをお願いします」

とお願いすると、丁度いらしていた見慣れぬ方が

「こんなのはいかがですが?」

と、カクテルを手際よく作って勧めてくれました。ひと口含むと、まさに私好みの味。その酸味の利き方と言い、後味と言い、脱帽しました。何でも、「ジン・ブルーキュラソー・ライム・キウィのシロップ」で作ったのだとか。

これを飲んでいるうちにお子さん連れのF氏が中座しました。するとMa嬢、

「今のFさんとchibaさんのバトル、面白かったねぇ」

って、別にバトルをしたつもりは無いんですけど・・・・・・。(-_-

そのときに、

「○○さんが先週いらしてよろしくとのことでしたよ」(N氏)

「そうですか、ありがとうございます。(小声で)○○さんってどなたですか?」(私)

「(こちらも小声で)○○さん・・・・・・あ、Smさんだよ」(Ma嬢)

などとアレコレ話題は移り、場は大いに盛り上がり、途中でお出でになる予定ではなかったGo氏も合流して(このときに『ラグジュアリーツイン』の話も出たような、出なかったような・・・・・・)、更に他の席にいらしたSar氏もお話に来てくださり、人数が多かったためにみなさんとじっくり、という訳にはいきませんでしたが、本当に楽しい時間を過ごしました。

sesame_pudding_cocktail頃合を見計らって(多少とってつけたような状態だったかもしれませんが・・・・・・)メインの「デザートカクテル」(ごまプリンのカクテル)を戴きました。私のカクテルは、スイカのリキュールを使い、甘さを抑えて(でも甘かったですけど)サッパリした味わいにしたものでした。

戴き終わって時計を見ると、既に日付が変わっています。『ホテルヨーロッパ』宿泊組であるGo氏・G夫人・私は一足お先に失礼し、部屋に戻ってシャワーを浴びるとすぐに眠りに落ちてしまいました。

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HTB行レポート in Dec.'05 Vol.17

そして翌朝。

眠い目をこすりこすり、それでも600過ぎに起き出して顔を洗って着替え、荷物をまとめると、携帯を握り締めて630になるのをじっと待ちます。そして、630になった途端、ANAのサービスセンターに電話をかけました。

「はい、ANA予約・案内センターでございます」

「すみません。急いで帰らなければならなくなったので、長崎発羽田行きの振り替えをしたいのですが、どの便が空いていますか?」

「少々お待ちください。・・・・・・そうですね、900発の便でしたらご利用いただけるかと思いますが」

「その後の便は空きが無いのですか?」

「ええ、1100発と1400発は既に満席でございまして・・・・・・」

「そうですか・・・・・・。900発の便でしたら確実なのですか?」

「はい、こちらでしたら100席以上の空きがございます」

こうなると致し方ありません。荷物をつかみ、朝食会場の『アンカーズラウンジ』を恨めしげに見やってから真っ直ぐフロントへと向かいます。

「すみません。チェックアウトをお願いします」

「かしこまりました」

「ところで、急遽900の便に乗らなければならなくなったのですが、交通機関はありますか?」

「少々お待ちくださいませ。・・・・・・え~、バスはもう行ってしまいましたねぇ。」

「じゃ、タクシーの手配をお願いできますか?」

「かしこまりました。では、そちらにおかけになってお待ちください。」

待っている間に、G夫人にメールを入れました。

「やっぱり900の便で帰らなければならなくなりました。色々お世話になりました」

と。そこへ

「お待たせいたしました。タクシーまで、車でお送りいたします」

とのことで、荷物をつかんで玄関へ。するとそこに待っていたのは、何とロイヤルリムジン!

テディベアの新郎新婦が助手席前のダッシュボードにいたのを覚えています。こんなときでなかったら、乗っているのがさぞかし嬉しかったでしょうに・・・・・・(T_T)

タクシーが待っている西門までは、ほんの数分のドライブでした。到着し、タクシーに乗り換え、長崎空港へとひた走っている間にメールが。

「せっかくゆっくりしに来たのにね。今風呂から上がったばかりだから送れないけど・・・・・・」

「あの・・・・・・もうタクシーに乗ってるんですけど・・・・・・」

長崎空港では、チケットを受け取ると急いで2階に向かい、カフェ『蘭』でホットドッグを購入してパクつきました。(余談ですが、ここのホットドッグはパンの生地がほんのり甘く、ソーセージがジューシーで美味しいです。食事が半端になる時間帯のときにはよく利用します)そして搭乗時間になるのを待ち、飛行機に乗り込んで、思いっきりスリリングな航行をする飛行機(帰りも、また、揺れました)で帰りました。

我がアパートに着いたのは1300を少し過ぎたところでした。

今回の帰国は、あまりにも・・・・・・あまりにも理不尽に中途半端に不完全燃焼なものでした。

そこで、帰り着くと同時に、『ランガダイク』で落とした『プレミアスイート』の予約を入れました。

宿泊日は、34日(土)。1泊で短いですが、『ヴィノテーク』でN氏からささやかれた

3月はまた飲み放題を企画しておりますので・・・・・・」

との言葉を信じての予約でした。それと同時に、飛行機の超割も予約を済ませ、年が明ける前に次回の帰国の準備が整ってしまいました・・・・・・。

今回のレポートは愚痴っぽくなってしまって申し訳ありません。その分、来週に迫った「チューリップ祭」の帰国で楽しいレポートが書ければなぁ・・・・・・と思っています。

いつもながらの長い長いレポート、ここまでお付き合い戴きまして本当にありがとうございました。

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Intermission Vol.9

どうにかこうにか書き終えました2005年12月のレポートです。
・・・・・・とは言っても、今回ほど慌しかった帰国はないでしょうね。本来ならば帰りの飛行機は19:00台発の最終便でしたからいつもよりものんびりできるはず、だったのですが・・・・・・。(-"-;)
それまでも何だかんだ無かった訳では無いのですが、こうも出発前からケチが付き、場内にいるときですらハラハラドキドキしたのは初めての体験でした。

それでも、あれこれと話題を提供してくれる帰国ですので、ネタに困ることがなかったのは感謝!ですね。
何せ『ランガダイク』で『ラグジュアリーツイン』を逃したときですら
「おっしゃあ!ネタだ!!」
って喜ぶ自分もいたのですから・・・・・・。(いえ、決して負け惜しみではなく。そりゃ、逃してがっかりしたのもまた事実ではあるのですけど)
こんな風にネタに困らないのは、大好きなハウステンボスであればこそ見るものも多いのでしょうし、お会いしてお話しするみなさんの存在が楽しみであると言うこともありましょう。(ずーっとベッタリ、でないのもまた良いのでしょうしね)
その中でも白眉の存在が「G夫人」なのは推して知るべしであるのではないかと思います。今や、この方の存在なくばレポートのボリュームが半減するといっても過言ではありません。
(ですからどうぞ、次回の帰国でも何か“やらかすなりなんなりして”ネタを提供してくださいまし、御姉様♪)

chibapeanutss_mark そうそう、今まで何故か何処にも載せたことがなかったのですが、私は初見の方にお会いするときに目印にしているものがあります。
HNにchiba“peanuts”というニックネームを使っていますので、それにちなんだ「ピーナッツのペンダント」と、それだけでは判りづらいので、と被っている「ピカチュウの帽子」がそれです。
(写真の帽子とペンダントです)
この2つを身に着けて場内をフラフラしているのが私ですので、どうぞ見かけたらお声をかけてくださいまし。そうしたら喜んでお話させて戴きます。・・・・・・但し気が向いたら、の話ですが。(爆)

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