HTB行レポート in Dec.'04 Vol.1

その日は、本来ならば午後から年休を取って長崎に向かう予定でした。

ちょっと前に『羽田第二ターミナル』(もちろん『空弁工房』も)が紹介されていたテレビ番組もあったことですし、余裕を持って出てゆっくりと品定めなどしてみようかな、と思っていたのです

・・・・・・が、こういう日に限ってアクシデントというのはあるものなのですね。

この少し前に、よりによって給食センター(ウチではありません。)の異物混入がニュースで大きく取り上げられたばかりでした。(あまりにも対応がまずく、マスコミがいっせいに非難を浴びせていました。)

で、給食の配膳が終わったくらいの時刻に(そろそろ着替えて出ようかな・・・・・・と思っていた矢先)、学校から

「牛乳に異物が入っています!」

との連絡が。こうなると状況を見に行かないといけません。業者を呼んで現状の説明もしなければなりません。・・・・・・という訳で、ようやく一件落着し、職場を出たのが1430。急いでアパートに戻り、すでに荷造りを済ませていたバッグを引っ掴んで出発し、羽田空港に着いたのは1800に近い時刻でした。長崎行きの飛行機は1840に羽田空港を出ますので、(チェックインは携帯で済ませているものの)空弁の品定めをする時間など無く、チケットを受け取って搭乗口に向かうのが精一杯でした。飛行機は定刻どおり出発し、到着したのは2055。バスが出たのは2100で、HTBに到着したのは2150でした。

ホテルレセプションに到着すると、ちょうど係のおじさんが掃き掃除をしている頃でした。

「すみません。ホテルデンハーグに宿泊しますchibaと申しますが・・・・・・」

「あぁ、ちょっとお待ちください。」

と連絡を取ってくれたのですが、あいにく夜のイベントが終わったばかりで車が出払っているとのこと。

「すみませんねぇ。もう少しお待ちいただけますか?」

「はい、構いませんよ。(早くしてよぉ!)」

と、ホテルレセプションの隅のいすに腰掛け、おもむろに携帯を取り出して

「おなかすいたよぉ・・・・・・」

と、某掲示板に書き込みをしました。それからまた待つことしばし、

「デンハーグの車が戻ってこないんで、ヨーロッパの車で迎えに来るそうです。」

とのことで、ヨーロッパの紺のワゴン車が到着しました。多分ウォーターコートコンサートを見たと思しきお客さんを日航ホテルで下ろすと、あとは私と女性の運転手さんだけになりました。

「もうこの時間じゃイベントは全部終わってますよ。」

「そうみたいですね。」

「やっぱり9時までに到着しなきゃ何にも無いですよ。」

「でもそれは無理ですよぉ。私、9時に空港に着いたんですもん。」

「あら、じゃあずいぶん早く着きましたね。」

「まぁ、この時間ですからどこも混んでなかったですしねぇ。」

などと話をしながらデンハーグへ。

今回は「カスタマーズプラン」でしたのでスタンダードツインの予定だったのですが、チェックインの際

「眺めの良いお部屋を用意いたしましたので・・・・・・」

と案内されたのは、ドムトールンと海が見える角部屋の455室。改めてみると確かに眺めは最高に良く、居心地も良いお部屋だったのですが、もうおなかの皮がくっつきそうになっています。とりあえず何か食べるものを・・・・・・と思い、『ヴィノテーク』へ向かいました。

あ、そうそう、このプランは「ホテルからのクリスマスプレゼント」がいただけるとのことで、チェックインの際に渡されたのは「ラブツリーオーナメント」の引換券と「オルゴールファンタジアのCD(非売品)」でした。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.2

さて、『ヴィノテーク』に着くと、カウンターには何人かのお客さんが座っており、奥のテーブル席(ボックス席?)にも団体さんが大声で(何語だったんだろう・・・・・・?日本語じゃないのは確かなんだけど・・・・・・)盛り上がっているところでした。小さいテーブルに案内され、何だか落ち着かない気分でメニューを広げたところでカウンターのお客さんが帰られたので

「こちらにいらっしゃいませんか?」

と、カウンターに誘っていただきました。いそいそと移動してもういちどメニューを広げます。

このときは季節限定のメニュー「牛頬肉の赤ワイン煮込み」などもあったのですが、夜も遅い時間であまり重たいものも食べたくはなかったので「フランス産小鴨のフュメとキノコのマリネ」と、ワインは赤の「ミシェル・リンチ」をオーダーしました。普段赤ワインを飲みつけない私ですが、この日はなんとなく赤ワインを飲みたくなったので、メニューの中から「飲みやすい」と書いてあったこのワインを選んでみました。

MICHELLYNCH これは、確かに軽く、ほんのりと爽やかな甘みがあり、美味しいワインでした。(美味しい美味しいと言っていたら、帰り際にエチケットをくれました。)食べ物を待っている間に1杯飲み干してしまい、おかわりをお願いしたところで「小鴨のフュメ」が来ました。スモークしてスライスした鴨肉も軟らかくて美味しかったですし、かかっていたソースも味が濃すぎず良かったですし、添えてあったキノコのマリネの酸味がほど良くて歯ごたえを少し残したところもまた美味しく、これもおかわりをしたいくらいでした。

ワインを飲みながら、カウンターの中のN氏とお話をします。

「こちらに伺うのは、実は2回目なんですよ。」

「あ、そうなんですか。」

「ええ。こちらによく来られるKuさんに連れてきて頂きまして・・・・・・」

「ああ、Ku様ですね。いつもご贔屓いただいております。」

「よくこちらに見えるってお話をそのとき伺いましたんですよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今回Ku様を始めとした常連のお客様には大変にお世話になりましてですね。ここが閉鎖になるという話が持ち上がりましたとき・・・・・・」

「そういう話があったようですね。」

「僕たちもいきなり言われたもので呆然としていたんですけどね。そんなときにメーリングリストなどで呼びかけていただいて、たくさんのご意見を頂戴したお陰でとりあえず閉鎖が撤回になったんですよ。」

「そうなんですか。」

「本当に、お客様はありがたいものですね。今回はそれをつくづく実感しました。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「前にお見えになったのはいつ頃ですか?」

「えーと、5月の終わり頃でしたでしょうか。」

「では、その時Sという者が居りませんでしたか?」

「ああ、あのがっしりした感じの方ですね。」

「そうです。最近独立して自分の店を出したのですが、こちらでは生やせなかったから、とヒゲを生やしたんですね。そうしたところ、ちょうど顔の輪郭が隠れまして、柔らかい印象になったともっぱらの噂でしてね・・・・・・・。」

徒然なるままにワイングラスを傾け、食事をすると早1時間が経過していました。この日は早番で430起きでしたので、いい加減眠くなってきました。で、『ヴィノテーク』を出て、部屋に戻って就寝です。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.3

ぐっすり眠り、さて翌日。

起きたのは530でした。夢も見ずにゆっくりと眠ったので、疲れはほぼ取れています。・・・・・・のですが、11月の半ば頃から引いていた風邪がまだ残っていて少々咳がでていました。着替えながらとりあえず様子を見てみました。が、それほどひどい状態ではありませんでしたので、しっかりと着込んだ上で外の空気を吸いに出かけました。

今回、デンハーグにも「泥棒サンタ」(←おいおい)2人出張しているとのことでしたので、まずはサンタ探しです。サンタは、海側の窓にはいませんで、街側のエントランスの上にいました。近くの植え込みの辺りには、去年はヨーロッパのエントランス前にいたトナカイとそりがいました。

その後ヨーロッパの「本家泥棒サンタ」(・・・・・・)を見に行き、それからオレンジ広場~アレキサンダー広場辺りをうろうろしてから、今回初めてフォレストパーク(トバ口ですが)を散策しました。騒がしくないようにそっと落ち葉を踏んで冬枯れの木の下に立つと、水のせせらぎと鳥の鳴き交わす声が微かに聞こえてきました。ふと湖面に視線を移すと音も無くつがいの白鳥が水を滑り、そしてすうっと向こうに消えてゆくさま・・・・・・とても言葉では言い表せない感動がそこにはありました。もちろん朝まだ早い時間ですので、ゆっくりとお休みの方のご迷惑になるようでは論外ですが、節度をわきまえて風景のおすそ分けをいただくのも贅沢な楽しみなのではないかな、などとふと思いました。

やがて700になりましたので、この日はアムステルダムの『ア クールヴェール』へ行きました。私の持っていた朝食券は、デンハーグに宿泊していましたのでもちろん『エクセルシオール』のものだったのですが、使えるようにしていただけました。

このとき食べたのは「ごはんとおかゆをそれぞれ一口、ししゃも、ひじきの煮付け、風呂吹き大根、冷奴、クロワッサン、ソフトロール、バナナマフィン、サラダとしてキャベツ・人参・玉葱・ベビーコーン・きゅうりにゆずドレッシングをかけて、ソーセージ2本とアイスミルク」です。

卵料理は今回はいただかなかったのですがスクランブルエッグがありました。風呂吹き大根のみそが甘めで美味しかったです。ごはんの炊き加減はやや軟らかめで、おかゆにはそのまま食べられるように塩味がついていました。

まだ時間も早く、あまり人もいない中でゆっくりと食べていたのですが、食べ終わる頃にはそろそろ人が立て込んできました。時計を見るとほぼ1時間が経っていましたので席を立ち、もう一度アレキサンダー広場をぐるっと回ってみました。すると、ステージの横で水やりをしている方がいらっしゃいましたので、

「おはようございます。」

「おはようございます。お早いですね。」

「ちょっとその辺りをぶらぶらしていました。何だか、この辺随分さっぱりしすぎる感じになりましたねぇ。」

「ええ。みなさんそう仰るんですよ。寂しいって。」

「そうでしょうね。この辺のベンチでゆっくりするの、私も好きだったんですけどね。」

「今回はこのステージが出来ることもあって結構刈り込まれちゃいましたんですよ。」

「なるほどね。だけど、何かちょっと・・・・・・」

「もう少ししたらまた出来るかもしれませんけどね。」

「あ、そうなんですか?」

「うーん、でもねぇ、まだわからないんですよ。何とも言えませんですしねぇ・・・・・・。」

といった会話の後、ホテルに戻ってシャワーを浴び、一休みします。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.4

1時間ほど部屋でグダグダと過ごし、団体の方も出た頃だろうしそろそろ・・・・・・と腰を上げたのが1000

部屋を出て、まずはホテル内の売店『カルフール』に向かいます。

カメラのフィルムを補充しておこうかな、と思っていたのですが(もともとあまり写真を取ったり取られたりすることは無いので、カメラにフィルムが入っていないのに気付いたのがちょうどこの時でした)、まず目に付いたのは上柿本総料理長の本でした。(どこかで書いたかもしれませんが、私は活字中毒で、ただの1日たりとも本がないとすごせない人です。)あれこれと引っ張り出して見ていると、係の方が

「こちらが写真もたくさんあって、作り方も丁寧に出ていますよ。」

とお勧めしていただいたので『総料理長の四季』を購入しました。ついでのように36枚撮りのフィルムを1本購入してその場を離れます。

次にフロントに立ち寄り、チェックインの際に渡されていた宿泊プランのアンケートをお渡しすると、『ホテルヨーロッパ』のロゴが入った木軸のボールペンを2

「ありがとうございました。記念にお持ちください。」

と戴きました。

ホテルのロビーで、早速購入したフィルムをカメラに入れてクリスマスツリーを撮影しました。それからオレンジ広場に向かい、ギャザリングツリーを撮影。他にもあれこれと風景など撮影していると、なんともフィルムが心細くなってきましたので、スパーケンブルグバス停の『DPE』でもう1本フィルムを購入しました。

それからテクテクとアレキサンダー広場方面に向かい、夏に続いてまたもや『メタモルフォーゼ』へ。懲りもせずにここへ来たのは、夏に購入した襟付きTシャツが着やすかったのでもう1着欲しかったのと、普通の丸首のTシャツ(結構厚手で、作業着の下に着るのにちょうど良いのです。冬場の寒い時期にはその上に薄手のセーターなども着込んでから作業着を着たりするのですけどね。)の新しいものがそろそろ欲しいと思っていたためです。

さすがに4ヶ月前に来たばかりですので、店内のレイアウトなども変わっていたわけではありませんが、少しずつ品揃えも冬物が多くなっていたように思います。例えば、夏には見かけなかったパーカーやトレーナーがあるなど・・・・・・。ざっと店内を見てから襟付きTシャツ(天使と悪魔)1枚と丸首Tシャツ(球体)1枚を購入しました。その時に

Tシャツ2枚以上購入された方に・・・・・・」

と手提げ袋(トートバックなどというシャレた物ではありません。ペラペラの生地の小さい手提げです。)を戴きました・・・・・・んですけどね、どうも見れば見るほど夏のオープニング時に配ってた手提げ袋に見えてしょうがないんですよね。よっぽど作りすぎたのか、それともモノが売れていないのか・・・・・・。どちらにしても非常にもったいないなぁ、と思いました。前者だとするとその分他にお金をかけられないのかな、と思ったり、後者だとするとこんなにいい商品がたくさんあるのに知らないのかなぁ、と思ったり。

などと思いながら買い物をしていたのですが、この頃になるとゴホンゴホンとひどく咳き込むようになってきました。

(こらあかん、何とかしないと)

と思い、並びにあります『アポテーク』で咳止め薬を購入。ついでにそばのインフォメーションに立ち寄り、空港行きの高速船(振り向く、振り向かないで散々話題になった高速船です。)の予約をしてから、どこかで昼食がてら薬を飲もうと思って、とりあえずユトレヒトの『ワールドレストラン街』へと向かいました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.5

以前にもM氏から

「ロードレーウと言えばchibaさん!」

などと仰っていただくほど、半ば『ロード・レーウ』の回し者と化している私ですが、この日の夕食は『ロード・レーウのクリスマスディナー』を予約していましたので、まさか2食続けて同じレストランで食事をする訳にもいかないだろうと思い、とは言っても夕食が洋食ではパスタやピザも食べたくないし・・・・・・と、とりあえず『ワールドレストラン街』の2階に行きました。

で、ぐるぐると回っていると、時分どきとあってどこも(珍しく?)込んでいましたが、ちょうど『ソウル』にもぐりこめそうな席があるのが見えましたので、○年ぶりに『ソウル』に入り、ランチメニューをざっと見てから『特製ビビンバ定食(特製石焼ビビンバ・キムチ・スープのセット)』をオーダーします。この『特製』とそうでないのとの違いはどうやら牛挽肉(と卵黄)が入っているか入っていないかの違いのようで・・・・・・。

まもなく、キムチが運ばれてきました。普段でしたら食事のときにアルコールのひとつも一緒に頼むのですが、この日はクリスマスディナーでワインを戴きたかったのと、また『ヴィノテーク』へ行きたかったのとでアルコールを止め、出された水をちびちび飲みながらキムチを少しずつ口に運びました。

周りをそれとなく見ると、他の方々もほとんどが同じものをオーダーしているようで、キムチのお皿をたくさんお盆に載せたり、両手に重そうなビビンバを持ったお店の方が忙しそうに厨房とテーブルを何度も何度も往復していました。周りのテーブルから聞こえる声は・・・・・・と言うと、聞き慣れないハングル語はほとんど無く、大抵はおとなし目の九州弁(水俣弁を日常で聞いていますと、長崎あたりで聞く九州弁はものすごくおとなしく聞こえるんですよ。水俣弁は熊本弁と鹿児島弁が混ざったような感じですからねぇ・・・・・・)ばかりだったようです。

店内が込んでいる割にはそれほど待たされないうちに、熱々のビビンバとスープが運ばれてきました。そのとき一緒に

「お好みでお使いください。」

と、自家製のコチジャンをたっぷりと小皿に分けたものを添えていただきました。

ビビンバを食べる前に、まず、コチジャンの味見をしてみました。ほんの少し箸先に取って舐めてみたときにはほとんど辛味はありませんでしたが、しばらく口の中で転がしていると、ジワアッと辛味が口の中に広がってきました。いろいろな材料から作られ、発酵している調味料ですので唐辛子のような直接的な辛さではなく、いろいろな味が交じり合った複雑な味(辛いんだけど甘いような、旨味があるような・・・・・・)がします。それをビビンバに取り分けて乗せてから、テーブルにおいてある「ビビンバの食べ方」を見ながら、まず、スープを2匙ほどビビンバにかけ、それからガッガッとかき混ぜます。そこには

「混ぜれば混ぜるほどおいしくなります。」

と書いてありますので何度も何度もかき混ぜていると、やがて乗せてあった卵黄が、炒り卵状に熱が通ってきました。頃合いかな、と思って口に運びます。辛味はいただいたコチジャンの13ほどで私にはちょうど良いくらいでした。牛肉や野菜のナムルが程よくご飯に混ざっていたのがとても美味しかったですし、底の方に出来ていたお焦げがとても香ばしかったです。

丼を見たときはそれほど多いとも思っていなかったのですが、食べ終わった頃にはすっかり満腹していました。ふと入り口の方を見ると、外のいすに腰掛けて待っている方がいらっしゃるのが見えましたので、そろそろ・・・・・・と席を立ち、\1200をレジで支払って『ソウル』を出ました。

それから地下に下りてのカナルクルーザーに乗ってキンデルダイクに行き、『スキポール』のお酒売り場を試飲などしながら冷やかしてから出国し、新装成った『キッカー』に行ってみました。

『キッカー』は、以前は本当にコンビニで軽食なども各種取り揃えてあったのですが、今回見たところではお土産の比率が結構高くなっていました。ペットボトルなどの飲料は数多く置いてあったのですが、価格は場内並です。その後全日空ホテルのコンビニコーナー『グランマーケット』(こちらの方がペットボトルは安いです。もちろん市価よりは割高ですが。)をちょっと覗いてから入国して前日にはもらえなかったポイントをもらって再入国しました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.6

再入国後、まず向かったのは『リンダ』です。

ここでお手玉ベアをチェックしました。季節限定のクリスマスベアや来年(今となっては今年ですね。)の干支ベアをいろいろ品定めしてから、「スノーマンベア」と鳥の着ぐるみの「干支ベア」を1つずつ買ってそこを出ます。

その後、腹ごなしがてらテクテクとスパーケンブルグまで歩き、『フィッシャーマンズピア』で「ウニ茶漬け」とアゴとアジの佃煮「そのまんま」などを購入しながら時間をつぶし、1400からの回の開催に合わせて『ランガダイク』へと向かいました。

『ランガダイク』では、ちょうどイベントとして高額商品をかけている時期にあたり、また、この日は土曜日でしたので週末限定商品などもありましたので、運試しのつもりで参加してきました。この時間帯の限定商品は(以前Ke氏が逃した)、「ホテルヨーロッパ ラグジュアリーツインのペア宿泊券」でした。まずは『ランガダイク』の中にありますクリスマスツリーをカメラに収め(「ツリーと一緒にお撮りしましょうか?」とかけていただいた声は、写真嫌いの私のこととて丁重に辞退して)、席に着きます。ちょうどスペシャルな回とあってか、客席は超満員でした。

まずは普通のリクエスト商品のオークションです。この回のリクエストはお菓子類が多く、何か良い物があったら落とそうかな・・・・・・と思っていたのですが、いまいち食指(と言うよりも親指)が動かないままスペシャル商品のオークションが始まりました。

『ランガダイク』のオークションは何度も参加してきましたが、今回のドキドキのスリルは味わったことが無いくらいのものでした。高額ですのでひと目盛り\1000ずつ値段が下がっていきます。\61000で始まったオークションは、まずササッと\50000まで下がり、そこで一旦針が止まりました。オークショニアの方がひとしきり客席をあおり、再びオークションがスタートします。次に針が止まったのはご推察のとおりでしょうか、\40000のところです。ここからは針の進み方が極端に遅くなりました。

「この商品はかつて一度も競り流れたことが無いんですよ。今まではこのあたりで決着がついていたんですけどねぇ。・・・・・・いらっしゃいませんか?」

「みなさん、ご存知の通りこのオークションはいつまでも下がるわけではありません。もう少し、もう少しと思っているとあっという間に針がゼロに動いてしまいますよ。いいんですかぁ?」

いつもは余裕で受け流している、決まりきったあおり文句も今日は胸にブスブスと刺さります。今回、私はほぼ半額の\30000引きである\31000をめどに落とそうと思っていました。周りをぐるぐる見ていると、気のせいかあちこちでらんらんと目が光っているような気がします。ついには、心臓の音がドクンドクンと耳ざわりなほどに聞こえるまでになってきました。あと\000、あと\3000・・・・・・。

そしてついに

「この次はキリのいい数字の\30000引きです。」

の声がかかりました。そこでボタンにかけている右の親指をもう一度確かめたのですが、ここで

「キリのいい数字のときはライバルが増えますよぉ。今なら確実に落札できます。いらっしゃいませんか?」

のこれまたお決まりのセリフが入り、

(いいから早くしてくれぇ!!)

と、こっちはもはや興奮で頭の血管が切れる寸前。

長い長い(と感じた)間の後、ようやく針が「31」を指しましたので、思い切ってボタンを押しました。・・・・・・と同時に光ったランプは・・・・・・私の席のランプです!もはや呆然としてレジに向かい、夢心地のままに宿泊券を発券していただきました。発券の際には電話番号を聞かれるのですが(これは多分個人の特定用でしょう。この後特に電話がかかってくることは無かったですからね。)、我が家の市外局番(“04”がウチの市外局番です。)を聞いたレジの方(このときレジにいらしたのは、『ランガダイク』のアナウンスの声のオークショニアさんでした。)と

04・・・・・・どちらからいらしたんですか?」

「あ、千葉からです。」

「そうなんですか・・・・・・わざわざ遠くからありがとうございます。」

というやり取りがありました。

今回、この商品を落札できたのは(結構安くなったのではないかな、と思います。)とってもラッキーだったと思うんですよ。ただ・・・・・・ただね、落札したときに客席からいっせいに拍手が起きたのですが、どうもその拍手が

「おお、すごいなぁ。こんなに高いものを買って。」

ってな感じがありありと出ているような拍手だったんですよねぇ・・・・・・。ひょっとして、他にこれを狙ってる方はいらっしゃらなかったのかしらん?

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.7

さて、ラグジュアリーツインの宿泊券を落とした私は、呆然としたまま『ランガダイク』を出ていきました。(宿泊券を受け取ったあと、席にも戻らずに出てしまいました。さすがに荷物は持って出ましたけどね。)

で、その後にまずしたことと言えば・・・・・・G夫人へのメール(笑)

「えらいことをしてしまいました!ヨーロッパのラグジュアリーツインを落としてしまいました。」

って。

それから雲を踏む心地のまま『ワールドバザール』に向かいました。1500から「ゴスペルライブ」に間に合うように、ですね。

『ワールドバザール』のステージ前に到着したときには、既に椅子席はあらかた埋まり、中央最後列の席が45人分残っているだけでした。ここだと座っても見難いし、写真も撮りづらいな、と思ったので、空いている席の後ろに立ってライブが始まるのを待ちます。

到着した時間が時間でしたので、待つこと10分にもならないうちにライブが始まりました。

まずはバックバンドの方3人が出てきてチューニングが始まり、それから間もなくシンガーの方が出てきました。

昨年「ライティングセレモニー」の後に〔ハーレムメッセンジャー〕のCDを購入していましたので、何曲かは聞き覚えた曲が出てきた・・・・・・ように思います。(それもはっきりとは判らない自分が悲しい。)

〔ハーレムメッセンジャー〕のライブは、ただ「歌うだけ」ではなく(余談ですが、東京駅で行われた『秋休みキャンペーン』でゴスペルを歌った日本人の3人組〔ファンキーシスターズ〕の方々の場合、多少手振りはありましたが本当に「歌うだけ」でした。)曲に合わせた振り付けがあるのが楽しいのですよね。昨年のライブのときなど、寸劇風の振り付けまでありましたし。haremmessenger2

haremmessenger1haremmessenger3 だけど・・・・・・だけどね、いくらなんでも「踊りだす」ことまではないとは思うんですよ、私。昨年からオーバーアクションの方だなぁ、とは思っていたのですが、(掲示板で予備知識はあったとは言え)あんなに激しくてしんどそうな「踊り」を見せられてしまうと、どうしてもそちらのほうに目が行ってしまって、曲に集中出来ないじゃないですか。・・・・・・そりゃね、まあ、楽しかったからいいんですけど。で、肝心の、そのときの曲はと言うと、なんとなく宗教的な響き(ゴスペル自体が宗教音楽が元だそうですが。)のあるバラードでした。辺りに凛々と響くテノールを聴いて感動するところ・・・・・・だったと思うのですが、何せあの状況でしたからねぇ・・・・・・。

このときのライブの内容は「万人向け」といった感じで、それこそアップテンポあり、バラードありという内容でした。写真の腕はまったく自信のない私ですが、一時代前のAFカメラで必死になって写真を撮り、アップテンポの曲のときは手拍子&足拍子でノリながらライブを楽しみました。

ライブが終わったあたりで携帯をチェックすると、G夫人からの返信メールが届いていました。

「レポートの題材ができやしたねぇダンナ(別にレポートのために宿泊券を落としたわけではないんですけどね)で?いくら?」

などと、何ともまあプレッシャーのかかるような(というよりもあの瞬間はレポートのことなどきれいさっぱり忘れておりました。)、そして好奇心と興味津々の“おばちゃん”メールでした。(ああっGさん、怒らないで・・・・・・)で、その後の何件かのメールのやり取りの後、翌日のオフ会の前にパレスの展覧会にご一緒する約束をしました。

ライブをすっかり堪能した後に向かったのはビネンスタッドの『アポテーク』(またかい!)。

昔々に靱帯を切った古傷がうずきだしてきましたので、湿布と湿布をとめるサージカルテープを購入しました。

ついでに並びにある『トラベルマンコレクション』へ向かいました。そこでは、通販サイト『アールスメール』で見て気になっていた懐中時計を見つけました。腕時計をしていると手首がかぶれてしまう私にとって、懐中時計は必需品です。トラベルマンの懐中時計は、形そのものは『メタモルフォーゼ』で取り扱っているエッシャーの懐中時計と同じですが、文字盤のデザインがシンプルで好きなタイプだったので、あれば購入しようと思っていた品でした。\5000くらいかな・・・・・・と思っていたのですが、値札を見てみると意外や\3990(税込)と安かったので、即決で購入し、そのままホテルへ戻って一休みしました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.8

てな訳で部屋でひと休みしながら・・・・・・ついついうとうととしてしまった私。「はっ!」と目が覚めたときには17:00少し前でした。

実は、この日はオークションで落としたいものが他にもあったのです。それは、17:00からの回にかかる「黒いけどおいしいイカ墨のパエリア」。(もちろんこれもスペシャル商品です。)翌日のオフ会は『ヌエヴァ カタルニア』で昼食、と決定していましたので、多分食べるであろうパエリアを少しでも安く・・・・・・と思っていたのです。

なのに・・・・・・なのに・・・・・・はっと気がついたときにはもはや17:00の5分前。慌ててバッグを掴み、急いでホテルを出て『ランガダイク』に向かいました。

それでも、いつもならば最後方の席にでももぐりこんでオークションに参加できるはずでした。で、リクエスト商品の後にかかる「イカ墨のパエリア」を落とせばいいかな、と思っていたのです。

・・・・・・が、『ランガダイク』に到着した17:05頃には既に会場は(珍しくも)満席でした。人が多いのに

(おお、お客さんがたくさんいるなぁ♪)

と、喜んでいる自分がいなかったわけではありませんが、これでは購入の意思表示が出来ません。こういうときは、いつものあおりの台詞の際に

「後ろの方、いらっしゃいませんか?手を上げていただければ結構ですよ。」

と呼びかけていただけるのですが、なぜかその回は早いうちにどんどん商品が落とされてしまって・・・・・・。

2~3品様子を見てから、諦めて『セレブレーション オブ ライトショー』の会場である『アレキサンダー広場』へ向かいました。

『アレキサンダー広場』のステージ前は、『ランガダイク』と打って変わってガラガラでした。最前列の向かって右側(ステージから見て左側)のベンチに席を占め、寒いので何か温かいものでも・・・・・・と、ちょうど出ていた屋台のお店に行きました。

チョコレートが食べられない私には「ホットココア」は飲めませんので、「ホットコーヒー」か「ホットワイン」のいずれかを選択することになります。コーヒーなどはいつでも飲めますので、寒い寒い今回は、少し体を温めようと思って「ホットワイン \400」を購入しました。

どんな風に供されるのかな、と手元を覗いていますと、ビンごと湯煎にかけた赤ワインをカップに注ぎ入れ、シロップとハーブ(かな?)を入れてかき混ぜてからふたをして渡されました。カップはスチロール製のものでしたので、知らない方が見たらホットコーヒーに見えますね。

席に戻ってホットワインをすすります。始めはふたの飲み口から飲んでいたのですが、中のハーブが詰まってしまったようで途中からワインが出てこなくなりました。で、ふたを取ってカップのふちからワインをすすっていました。

やがて、お客さんがちらほらとステージ前に集まってきました。私の右隣のベンチには小さいお子さんを連れたお母さんが座られました。お子さんが落ち着かれて一呼吸入れたタイミングで、お母さんが私のカップに目を留められて

「すみません。」

「はい?」

「そのコーヒーはどこに売ってますか?」

「あ、これですか?」

「はい。」

「向こう側の屋台ですよ。」

と、屋台を指差すと

「ありがとうございます。」

と、席を立って買いに行かれました。

・・・・・・そうなんですよね。大概こういうときに飲んでるのは「コーヒー」ですよね。「ワイン」じゃなくて。「ワイン」を飲んでいた私は一瞬きょとん、としてしまったのですけどね・・・・・・。

それはともかく、ワインを飲み終えるころには周りには人だかりがしてきましたので、空のカップをバッグに突っ込んでからバッグをひざの上に抱えて『セレブレーション オブ ライトショー』が始まるのを待ちました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.9

間もなく、『セレブレーション オブ ライトショー』が始まりました。

昨年の『ライティングセレモニー』は、どちらかというと『ゴスペルライブ』のつなぎといった感じで、サンタクロース(但し真っ白な衣装)の他には仮説舞台の上に男性と女性がひとりずつしかおらず、バレエ風の踊りを披露することに終始していたようなイメージでしたが、今回は、

「これぞ It’s show time!」

とでも言いたくなるようなステージでした。

まず、音楽が流れてきたな・・・・・・と思ったら、シンガーさん達(例のビートルズ・メドレーからすっかりおなじみになったあの方たちですね。)が4人ほど歌いながらステージに出てきました。ほどなくして、ステージ脇からダンサーさん達が走り出てきて、ステージ前にロープを張って作っていた空きスペースに位置を取り、ダンスが始まりました。

昨年の『ライティングセレモニー』のダンスはどちらかというとバレエ風の“ちょっぴり高尚な”感じが(私には)否めませんでしたが、今回は大人数だということもあるのでしょうか、良くも悪くも“よくあるテーマパークのイベント風”といった感じで、それなりに見ごたえはあったように思います。(昨年など、「早くこのタイクツな踊りが終わらないかなァ・・・・・・」などと、罰当たりにも思っていたクチですのでね、私。ウチの地元のテーマパークでも、たくさんの方が絶賛するショーが大嫌いで逃げ回っているヒトですから・・・・・・。)

やがて、背中に大きな羽をつけた女性ダンサー(天使・・・・・・なのかな?)が手を振りながら客席の前を歩いて行きました。確か子供さんたちとは握手をしながら歩いていたと思います。私も最前列とてカメラを向けたら、ニコッと笑顔を作ってくれました。(寄り過ぎてブレましたけどね。)ステージに上がると、緑の服を着て、冠をつけた男性ダンサー(こっちは・・・・・・妖精王かな?)とダンスを始めました。

で、カメラのファインダーを覗き込みながら思ったんですが、このショーは最前列で座って見ると全体が良く見えないんですよね。もちろんひとりひとりの表情などは大変良く判るのですが、ステージ前のダンサーさん達にちょうど視界をふさがれるような感じになるわけで・・・・・・。もちろん、それなりに見ごたえはあるし、いいステージだったと思いますけどね。クライマックスの、シンガーさん・ダンサーさん共々全員がポーズを決めたところでドムトールンがライトアップされたところなど本当にきれいでしたし・・・・・・。

さて、『セレブレーション オブ ライトショー』が終わったのが1830よりも前ですから、クリスマスディナーの時間まで、まだ30分以上あります。1900からの『ゴスペルライブ』は見ることが出来ませんが、昨年はうっかりして見逃してしまったことだし・・・・・・と、『光の宮殿』を見に『パレスハウステンボス』へと向かいました。

いつもならばゆるりと歩く前庭ですが、今回は急ぎ足で通り抜け、後庭へと向かいます。

まず、宮殿側から見た後庭ですが、地面の上に様々な文様が光で描かれているように見え、思わず目を奪われました。みなさん思うことは同じだったようで、たくさんの方が緑のレーザーを照射している庭の奥に向かわれていましたので、とりあえずこの風景をカメラに収めてから私も奥側へ行きました。で、奥側から見ると、照射しているレーザーは宮殿の上の冠型の部分に当たっていて、そこが緑と金色のきれいな色になっているのですよね。『光の宮殿』の絵をテレビやパンフの写真で見るたびに

(どうなってるんだろう?)

と不思議に思っていたのですが、これで合点がいきました。この宮殿をも(とりあえず)カメラに収め、そろそろ時間になりますので、ライブの準備をしているのを横目で見ながら通り抜け、クリスマスディナーを予約している『ロード・レーウ』へと向かいました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.10

今年は、昨年と違ってイベント直後の食事ではありませんでしたので、昨年のように外で待っている方はいらっしゃいませんでした。

(ひょっとしてお客さん少ないのかな・・・・・・?)

と、少々不安に思いながら中に入り、予約してある旨を告げて席に案内していただきました。

・・・・・・カンの異常なほどに悪い私の不安は的中しませんでした。それどころか、用意していただいた「予約席」以外は満杯で、かえってこの時間まで席を空けていただいたのが悪いような気がしたものです。チーズの強い匂いがするなぁ、と周りをふっと見渡すと、他のテーブルの大部分には復活した「チーズフォンデュ」が運ばれていたようです。

私のために用意された席は、入口のほど近く、店内の中央に近い広いテーブルでした。いつもは窓際の2人掛けのテーブルですから、もったいないと恐縮するくらいの席です。

椅子を引いていただいて席につくと、小さなメニューが既に卓上に置いてありました。今年のメッセージは

「新たにビストロ ロードレーウに変身し、和と洋の融合が奏でる協奏曲をひとつひとつの料理に表現しました。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。」

というものでした。

昨年と違い、今年は

「クリスマスディナーを予約していただいたお客様にはワインのハーフボトルをプレゼントさせて頂いておりますので・・・・・・」

とのことでしたので、白ワインのハーフボトルを頂きました。多分いつもグラスで頂いているハウスワインではなかったかと思います。

(ちなみに、「残りましたらお包み致します。」と言って頂いたものて安心してグラスを重ねていましたら、いつの間にかボトルが空っぽになってしまいました・・・・・・。)

ワインで口を少し湿らせたあたりで、前菜の「柚子釜の冷製ロワイヤル ウニ添え」を

chiba様、毎年ありがとうございます。」(まだ2回目なんですけどね・・・・・・)

との言葉と共にサーヴィスしていただきました。

小さな青い柚子をくりぬいて作った柚子釜に、洋風卵豆腐とでも言うべきロワイヤルがいっぱいに入っていて(多分柚子釜の中に卵液を入れて蒸したのでしょう)、その上に軽く火を通した甘いウニがのせてありました。

ロワイヤルはトロトロに軟らかく、柚子の香りが付いていることもあって上等の茶碗蒸しをいただいているような感じがしました。また、だしのコンソメも強すぎることはありませんでしたので、ウニと一緒にいただくとウニの香りが一層引き立っているように思いました。

次は「牛刺し 香味野菜仕立て ワサビソース」です。

きゅうり(・・・・・・かな?)を縦に薄く切ってくるりと筒状にし、その中に香味野菜があしらってあり、きゅうりの周りには、透けるように薄く切った牛刺しを花びらのような形に配してありました。ワサビソースは、その周りにチョン、チョンと一滴ずつ(と言うのかどうか・・・・・・)落とし、ソースの上にはピンクペッパー(こしょうの半熟くらいの実です。)を一粒ずつ置いてありました。

牛刺しを切ってみてびっくりしました。一筋すっとナイフを入れただけで切れてしまうのです。ワサビソースと香味野菜をくるりと巻き、口の中に入れると牛刺しはそのままとろけていきました。ソースのワサビはツーンとくるほど利いているわけではなく、代わりにこしょうの風味が口いっぱいに広がっていきました。しょうゆの産地でありますN市で生まれ育った私には、牛刺しをしょうゆ以外の味で食べるのは生まれて初めてだったのですが(N市の方は何でも濃ぉ~いしょうゆ味にしてしまいます。母は九州の人ですからそんなしょうゆの使い方はしませんが、牛刺しみたいな高級料理は普段の食生活では(一人暮らしの今でも)そうそう食べませんしね。)しつこくなく、美味しくいただきました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.11

次に出てきたのは「海の幸のカブ詰め サフラン風味スープ」です。

スープで煮たカブをくり抜いて中にホタテ・エビ・タイを1切れずつ入れ、周りにサフランで風味をつけたスープを満たしたものです。

今回の料理では(失礼ながら)これが一番おいしかったです。軟らかく煮たカブも、身がぷりぷりしたタイやエビも、ふっくらとしたホタテも、それぞれ全てが余計な味付けがされていない分自然な甘みが引き立ってい、サフランのスープは、真っ黄色に見えるほど入れたサフランは利いていたものの塩味はかえって控えめでしたので、もうひとさじ、もうひとさじとスプーンを重ねるうちにいつの間にかなくなってしまっていました。写真を撮るのも忘れてしまったくらいです。

いつか、このスープをレギュラーメニューに加えていただけないでしょうかねぇ・・・・・・。もちろん、カブ詰めのような凝ったことはせず、スープで大ぶりの具を軽く煮るような形でよいのですが。

次は魚料理のメイン「オマール海老の軽いポシェ カネロニ包み シードルソース」です。

オマール海老(大きなザリガニのような海老です。)を、ごく軽くエビのおいしいエキスを損なわない程度にゆで、大きなマカロニのようなパスタがかぶせてありました。これにズッキーニなどの野菜を添え、シードルの白っぽいソース(ちょっと甘め)と、たぶん赤ワインのソースでしょう、赤っぽいソースが添えてありました。

シードルのソースはかなり甘く、カスタードをソースにしていただいているような感じを受けました。それを、もうひとつの赤ワイン(・・・・・・かな?)ソースの味で引き締めていたように思います。オマール海老は、噛むとじわっとおいしいエキスが口いっぱいに広がってきました。塩気が強いわけでは無し、そのままで食べるにはちょっと味が薄すぎるかな・・・・・・と思わないではありませんでしたが、お皿に添えられたソースをからめて食べると上等のお菓子を食べているような感じを受けました。で、カネロニですが、ソースを根こそぎからめて食べるのにちょうどよかったように思いました。昨年は、アラにかかっていたアメリケーヌソースを食べるのにパンを使ってしまったので、おいしいバターや牛肉を煮込んだソースが食べられず(さすがにおなかいっぱいになりましたからね。)悔しい思いをしたのですが、今回はそこまでおなかにもたれない平たいパスタでしたので、パンとおいしいバターを存分に味わうことができ、満足したものです。

口直しには「シャンパンのソルベ」が出ました。

ほんのりとピンク色をしたシャンパンのシャーベットです。多分ロゼのシャンパンを使っていたのでしょうね。これは、シャーベットと言っても口直しですのでさほど甘いわけではなく、ほのかな甘みとシャンパンの香りが引き立っていて、とっても美味しいものでした。甘いものがどうたらと言う前に、口をさっぱりさせるのには、昨年のレモンのシャーベット共々最高のものだと思います。

いよいよメインディッシュの「五島産鴨のコンフィー 八丁味噌風味冬野菜添え」です。

きれいなピンク色に加熱した厚切りの鴨肉を3切れほどに、付け合せの野菜を添え、味噌味のソース・・・・・・というよりもタレと言ったほうが良いようなソースをあしらったものです。

鴨肉は良い香りがして、噛み応えがあり、噛むほどに味がジワリジワリと染み出てくるようでした。軟らかい食べ物に慣れた子どもでしたら途中で吐き出してしまいそうな硬さなのですが、私はこれだけ歯ごたえのある肉は好きな方ですので、美味しかったしうれしかったです。味噌ダレは(もうソースとは言わない・・・・・・)ちょっと甘めに味をつけられていて、脂ののった鴨にとてもよく合っていました。また、タレはそれほどたくさんあったわけではありませんで、鴨肉と野菜に絡めるとちょうどなくなるくらいの量でしたので、昨年のようなフラストレーション(もったいないオバケとでも言ったほうが良さそうですね、この場合。)がたまらずにすみました。

それから、ここにくるまでに出てきていたパンですが、とても美味しくて、特にふちのカリカリ感がたまらないようなバケットでした。とりあえず・・・・・・のように出された最初の1切れは、あっという間に食べてしまいましたので、お代わりをいただきました。それも肉料理の合間に食べてしまったのですが、さすがにもうひとつ・・・・・・というわけにはいきませんね。今回は、これが唯一のフラストレーションでした。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.12

また、「鴨のコンフィ」の付け合せの野菜ですが、コンソメで煮込んだと思しき大根と人参(ミニキャロット・・・・・・でしょうね)、それから肉の下には山盛りのマッシュポテトが添えてありました。

大根は、多分・・・・・・ですが、秋の限定メニュー「マグロのカマの赤ワイン煮込み」に添えられていた大根と同じものではなかったでしょうか?味の濃い鴨ですから、あっさりした大根がなんとも言えず美味しかったです。大根は淡白な味の野菜ですから、何にでも合うんだなぁ、と言うのを再認識した次第です。

で、前回にも書きましたが、この「鴨のコンフィ」を食べている途中で私は満腹になってしまい、パンが食べられなかった(それでも2個食べたんですけど・・・・・・)のですが、この原因のひとつには付け合せのマッシュポテトも一役買っていたのではないか、と。

何だかんだ食べたり飲んだりして、名残を惜しみつつも最後のデザートです。

メニュー名は「サンタからの贈り物」。

何のこっちゃ、と思いながら待つと、デザートがやってきました。・・・・・・いや、これ見たときは大笑い致しましたですねぇ。ケーキはスポンジ(何かクリームが挟まっていたようですが、甘いもの苦手の私にはよく判りませんでした。)の上に生クリームを敷き、その上にイチゴと生クリームでサンタクロースの顔(クリームで顔とヒゲを作り、目はポッチリとチョコレートの粒を2つ付けてあります。その上にイチゴを乗せて帽子にし、フリンジのところにはまた生クリームを絞り・・・・・・)が乗っかっていました。で、右手前には小さくカットしたオレンジ・キーウィを敷いてバニラアイスを乗せ、ラズベリーとブラックベリー(・・・・・・かな?)を一粒ずつ。で、左手前にはアメ細工(チョコレートかな、と最初は思いましたが、お皿にピッタリと張り付いていた加減から見るとどうもアメのようです。)でリボンを描き、カスタードとベリーのソースを、描いたリボンの内側を色塗りしているように添えてありました。

今までのメニューが大人が楽しむようなメニューばかりだっただけに、デザートがあまりにも子ども受けしそうな見た目と内容でしたので、そのギャップに笑った、と言ったところでしょうね。特にケーキは、そのまんま持って帰ってウチの子どもたちのデザート(給食の、ですけどね。自分の子どもがいるわけではありませんので・・・・・・)にしたいくらいでした。本当に持っていくことができたらさぞかしウケたことでしょうね。

また、アイスクリームは、そんなに甘ったるくなくサッパリとした味でしたので、フルーツの酸味とよく合ってとても美味しく、最後の後口をサッパリさせてくれました。

帰り際、すでに空っぽになっていたもののサービスでいただいたワインのボトルをいただき(ボトルにはジュナール・シャルドネというエチケットが付いていました)、

「少し早いですが、クリスマスプレゼントです。生ものですのでお早めにお召し上がりください」

と、頂いたのは、今年は『パティスリー』の、ドライフルーツのケーキでした。私が食べたところではそれほど洋酒は利いておらず、食べやすいように思いました。

ゆるりゆるりとした食事を終え、レジに向かうと

「また来年もよろしくお願いします。」

「こちらこそ。」(←おい!)

とやり取りし、支払いを済ませて外に出ると、既に2050。オレンジ広場での「ゴスペルライブ」は2045~ですので、急いで向かったのですが人垣で近づくことすらできず、とうとうライブを見逃してしまいました。残念。

ま、美味しい食事(食べれば食べるほどおなかが空く、と言ってしまうとおかしいでしょうか?)を堪能したのだからそれもまた良しかな、と。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.13

ライブを見られなかった私は、アムステルフェーンの橋の辺り(そこも人でいっぱいでしたが・・・・・・)までぶらぶら歩き、待つこと5分足らずでアナウンスが響き、それからしばらくして『HANABI  with  Winter  Illumination』が始まりました。

まず「Santaclaus is coming to town」の曲が流れ、次いでそりのシャンシャンシャン・・・・・・と言う音が聞こえてきました。

レーザーの光が交錯し、一瞬のブレイク(間)の後にバァンと狼煙状の花火が合図よろしく上がりました。そして目を奪われるような連発の花火が続きます。

次に、きれいな緑色の華が大きく開く花火(私にはクリスマスツリーが夜空を彩っているように思えました。)が上がり、その後ではとりどりの色の花火がツリーを彩るがごとくに咲き乱れました。

ここでいったん静寂があり、レーザーが再び夜空を彩ります。レーザーの光が振れると、花火のあとの煙を映し、前衛絵画を見ているような気分になりました。

で、また静寂を破って狼煙状の花火が上がり、ドカンドカンと連発の花火が開きました。それはまるであでやかな模様を織り上げているかのようでした。

それからしばらくの間をおいて(一瞬花火が終わったかのように思えました。周りからも落胆のどよめきが聞こえてきました。)、再び連発で色とりどりの花火が咲き乱れました。で、音楽の終わりに合わせ、2段構えで幾重も開いた花火は正に「圧巻!」というかのようなものでした。

(・・・・・・花火の描写は苦手です。何となく雰囲気が出ていればよろしいのですが。)

花火が終わったあと、『ムーンシャワー』へ向かいます。

このイベントがゴスペルを見られる最後の機会でしたので、今度は見逃すまいと走っていきました。その甲斐あってか、かなり早いうちに『ムーンシャワー』に入ることができました。

私が占めた席は、入り口から見て奥側の、いわゆる「かぶりつき」のテーブルです。

席を取ってから、サービスのドリンクを取りにカウンターへ行きました。戴いたのは今回も「ムーンシャワー」。前回(初回のオフ会、5月の下旬です。)ドリンクを戴いたときはプラスティックのカップにペットボトルからゴボゴボと注がれて渡されたのですが、今回はタンブラーとは言えちゃんとグラスに入れたドリンクがカウンターに並べてありました。味は別に変わらないのですが、何となく違ったものを戴いている気分になりましたね。

で、肝心のショーですが、これもそれなりに良かったのですが、前回のショーがストーリー仕立てで楽しませたのと違い、純粋にダンスを見て楽しむ、と言った内容でしたので、(もちろんそれなりに楽しんだのですが、私が見たところでは)前回と比べて物足りなさを感じたのも事実です。ま、どちらかと言うとゴスペルライブの前座感覚で見てしまったというのもあるのでしょうね。

この時、私も何枚か写真を撮っていたのですが(ぶれてしまっているものがほとんどですのでお見せできるような代物ではありませんが)、あろうことかフラッシュをオフにするのを忘れてしまい、シャッターを切った瞬間にフラッシュが光ってしまいました。係の方に注意を受け、慌ててフラッシュを切ったのですが・・・・・・。お楽しみに水を差されてしまったみなさん、大変申し訳ありませんでした。

休憩中に、ドリンクの追加をお願いしました。ここで頼んだのは「ニュームーン」。きれいなピンクの色と言い、甘い甘い味と言い、何だかピーチジュースを飲んでいるような気分でした。

しばしの休憩の後、ゴスペルライブが始まりました。

このライブは、知っているポップスの曲(タイトルは出てこないのですが・・・・・・すぐに出てきたタイトルは「We  are  the  world」ぐらいですからね。)が多く、また違った楽しみ方をすることができました。アップテンポの曲が多かったので、いっそうそんな気分になったのでしょうね。今回は、全員が激しい振り付けで歌う場面などもあり、私もしばし持ってきたカメラを忘れて座ったままでノリながらライブを楽しみました。最後にシンガーの方が握手して戴いたのがうれしかったですね。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.14

『ムーンシャワー』を出て、しばし酔い覚ましがてら・・・・・・と、灯台付近まで散策です。

もうとっぷりと暮れた夜だったこともあり、この辺りには誰もいませんでした。ので、これ幸いと歌いだしてしまったんですねぇ、私。(酔っ払うと・・・・・・ねぇ。ま、そりゃあベロンベロンにはなって無かったですけど。)しかもそのとき歌っていたのはWHAM!の「careless  whisper」ですとかBOZ SCAGGSの「We’re  all  alone」、CARPENTERSの「遥かなる影」「Superstar」「Yesterday once  more」などなど洋楽を歌い散らしました。それにしても古い歌ばっかりですね。ま、新しい歌はあんまり知らないせいもあるのですが。(影響されやすい性質なもので・・・・・・。と言っても聴いた歌そのまんまを歌う度胸も理解力も無いんですけどね。)

この間30分ほど。・・・・・・長いですねぇ、気が済むまでが。

それからホテルに戻り、この日の締めとばかりに『ヴィノテーク』へ。

カウンターの中のN氏が昨日と同じ笑顔で迎えてくれました。

「今日はいろいろ見て回られたんですか?」

「ええ、今日は・・・・・・(と、この日の旅程を得々と披露。)」

とおしゃべりしながらメニューを見ると、白ワインの項の中に「ソーテルヌ」の文字が。デザートワイン、もしくはフォアグラのお供としてよく名前を聞くソーテルヌですが、何分普段金欠に泣いている身には縁の無いものでしたが、興味だけはふんだんにありましたワインです。迷わずオーダーしてみました。

飲んでみると、まず、デザートワインと言うだけあって確かに甘みが強いものでした。いえ、甘みだけではなく、全ての味が強いんですね。酸味と言い、濃さと言い・・・・・・。おなかも充分に満ち、アルコールにも少々飽いてきた私には、これは味が強すぎました。で、

「もう一杯お願いしたいんですが・・・・・・」

「はい、何にしましょう?」

「うーん、よく解らないんで、何かサッパリしたものをお願いします。」

「赤と白、どちらにいたしましょうか?」

「えーと、じゃあ白で。」

と、戴いたワインは酸味も程良く、サッパリしていてとっても美味しかったです。

まだ30分ちょっとにしかならないのですが、2杯目を戴いたところで眠気がどっと襲ってきましたので伝票を頂き、部屋に戻りました。

それにしても、この日は本当に良く飲んだなぁ、というのが後日の感想です。

Ku氏にも翌日のオフ会で「この飲んべ!」と言われましたね。)

・・・・・・整理してみますと、まずはホットワイン1杯、『ロード・レーウ』のハーフボトル、『ムーンシャワー』ではカクテル2杯、で、『ヴィノテーク』のワイン2杯。

そりゃね、興に乗ると止まらなくなることも間々ある私です。先週の京都でもお気に入りの料理屋さんで、吹いて冷ますほどの熱燗を1日目はお銚子4本、2日目はお銚子3本(新しいところを開拓する気力も無かったので2日間とも同じところで食事をしたんですよ。私にはこういうモノグサなところがあります。)空けてしまったくらいですからね。後は推して知るべし、でしょう。

と言っても、ものには限度と言うものがあります。それを解っていながらも、いざ飲み始めるととどまるところを知らない私・・・・・・。

さて、部屋に戻ったところで、どうしようもないくらい眠くなってきました。

で、まだシャワーも浴びていなかったのですが、眠い目をこすりこすり何とか着替え、そのままベッドに潜り込んで・・・・・・5分とたたないうちに眠りこけてしまいました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.15

さて、翌日。目が覚めたのは445でした。

・・・・・・私には不思議な癖があり、飲み過ぎた翌日は異常に早く目が覚めるのですよ。もっとも、その日1日中眠気が取れず、まったく使い物にならないことも多いのですが。

閑話休題、せっかく目が覚めたのでシャワーを浴びてサッパリし、一服してくつろぐと時刻は600のほど近くになりました。ここであまりゆっくりし過ぎてしまうとまた眠ってしまいそうでしたのでちょっと眠気覚ましに・・・・・・と、着替えてまたもや朝の散策に出かけました。

向かった先は『パレスハウステンボス』です。前日は駆け足で後庭を散策しただけでしたので、前庭を散歩してバラ園を見たいな、と思ったもので。

まずは前庭のベンチ付近に歩いて行きました。前日の飲みすぎが少々たたってちょっと重苦しい気分だったのですが、冬木立の間に立ち、深呼吸をすると肺の中まで洗われたようにすっきりした気分になりました。ゆっくりと近くを歩き回り、眠気がようやく治まったところでバラ園へ行きました。

冬の盛りです。正直なところ、咲いているとは期待していませんでした。ただ、花の名残でもちょっと残っているとうれしいなぁと言うだけで・・・・・・。ところが、バラ園に到着すると、足元が見えるかどうかというほの暗い中でもはっきりと判るほどに真っ赤なバラが咲いていました。暗かったのでプレートなどは良く見えず、花の名前も解らないのですが(バラだ、と言うのは判りますけど・・・・・・なんてね。)その艶やかさは今でも目の中に焼きついています。他にもいくつかの種類が咲いており、思いもかけずに見たバラの見事さにすっかり満足してバラ園を後にしました・・・・・・ところで、まだ朝食の700まで20分ほどあります。このままホテルに帰ると中途半端な時間を持て余してしまいそうですので、ヒマつぶしにでも、と生垣の迷路に向かいました。

最後に迷路に入ったのは、2003年夏のコナン(推理)ラリーの時でした。あの時はラリーのことで頭に血が上って迷いかけたなぁ、などと思いながら迷路を歩いてみました。生垣が透けて向こう側が見えるので他の迷路に比べるとやっぱり難しいのだろうなとは思いましたが、何度かこの迷路に入ってうろうろしていた私ですので、ゆっくりと歩いたつもりではおりましたが10分足らずで外に出てしまいました。今回、ちょっと意地が悪いのですがアンフィビアンさんが迷ったのはどこかなぁ、などと考え考え歩いていたのですが・・・・・・。ほとんどボーっと歩いていたので、何も考える間も無く外に出てしまいました。

そろそろ朝食の時間かな、と思い、ホテルへ戻ります。この日はあれこれと考えることもなく『エクセルシオール』に入りました。(デンハーグ宿泊の私ですから、そもそもこれが本来の朝食会場ですからね。)

この時食べたのは「バナナマフィン、クロワッサン、アーモンドデニッシュ、オムレツ、ソーセージ、海藻ときゅうりとキャベツをサラダにして、ミルク、お粥」です。

お粥は、『ア クールヴェール』との味の違いを見たいなと思い、ほんの一口分だけ頂きました。で、その違いですが、『ア クールヴェール』のお粥は塩味が付いていてそのままでも食べられるようなものでしたが、『エクセルシオール』のお粥は味が付いていない、本当にお米に水だけを入れて炊いたお粥で、重湯も少し多めでさらっとした感じでした。私は、どちらかと言うと味の付いていないお粥が好きなほうですし(胃が弱くてしょっちゅうお粥を食べていますので、ご飯の味よりもお粥の味のほうがうるさいかもしれません。)、梅干や佃煮もいろいろありましたので、好みもありますがお粥については『エクセルシオール』に軍配を上げてもいいかもしれないな、と思いました。

和食のメニューですが、『ア クールヴェール』の冷奴が『エクセルシオール』では筑前煮になっていた他は変わりがありませんでした。(焼き魚もひょっとしたら違ってたかも・・・・・・。でも、これは日替わりで違う魚を焼いただけかもしれませんしね。)他にも『ア クールヴェール』と『エクセルシオール』で違っているメニューはないかな、と思って探してみると、卵料理が『ア クールヴェール』はスクランブルエッグで『エクセルシオール』はオムレツだった、と言う違いがありました。

また、フルーツ類は『エクセルシオール』の方が目立ったところに置いてありましたように思います。

後は・・・・・・『エクセルシオール』にはオリジナルの「パンプディング」(パンで作ったプリン、のようなものです。)があったのが大きな違いですね。これには『エクセルシオール』限定、というような札がついていましたし。・・・・・・もっとも、甘いもの嫌いな私はこれの味見はしていないのですが。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.16

あれこれ食べておなかが落ち着いたところで部屋に戻り、宅配便で送る荷物と持ち歩く荷物を仕分けします。あらかた荷物がまとまったところで、フロントに行って精算を済ませました。(800前後はまだそんなに人がいないので込んでいなくて楽ですからね。)今回、初日はかなり遅くに付いたとはいえ連泊ですので、連泊特典のクーポンを\1000分(\500券を2枚)戴いていましたので、そのうちの1枚を使わせていただきました。

それから再度部屋に戻り、900頃までしばし休憩してからホテルをチェックアウトし、ついでに荷物の宅配をお願いしました。随分ゆっくりしたつもりでしたが、やっぱり帰るとなると名残惜しいものですね。後ろ髪を引かれつつもホテルを後にします。

ホテルを出て、まず向かったのは総合土産物売店の『シーブリーズ』です。ここで実家と職場へのお土産(カステラとクッキー)を購入しました。それからバス停付近に戻り、フラワーショップ『キューケンホフ』前のベンチにやれやれと腰掛けます。

この日の朝の予定はG夫人と合流してパレスの展覧会に行く、というものでした。ベンチに座ってからそれほどたたないうちにG夫人から

「入国しました。ホテルへ迎えに行きます。」

とメールを戴きました。私は既にチェックアウトを済ませ、ホテルから少々離れたところ(・・・・・・ってほどでもないですけどね)に居りましたので、慌てて

「キューケンホフ前にいます。」

と返信しました。それから待つことしばし、

「おはよう!」

と、元気な声がかかり、G夫人の登場です。

G夫人に夏レポートの「裏版」をお渡しします。何だかんだと言いながら長い長い文章を書いてしまったので、通しで打ち出してみると24枚もの長編になってしまいました。

「これ、もらっていってもいい?」

「いいですよ。どうぞどうぞ。」

・・・・・・後日、G夫人より感想のメールを頂きました。前半は大変な名文のメールですのでみなさんにもぜひご紹介したいくらいですが、後半はあそこまでぶち壊してくれなくても、と思うくらいの文章でして・・・・・・。(^^;)

「じゃ、行こうか。」

「ですね。そろそろ・・・・・・」

「『キルティングアート』が結構良いみたいよ。『布展』はさっと見て行けば良いよね。」

「そうですね。ゆっくり見るには時間無いですもんね。」

Mさんが『キルティングアート』結構ほめてたのよ。」

「あ、そうでしたっけ?」

・・・・・・などとあれこれおしゃべりしながら『パレスハウステンボス』へ。

オフ会の待ち合わせの時間まで2時間足らずしかありませんでしたので、普段でしたら2人ともゆっくりと散策する(であろう)前庭をこの日ばかりはさっさと通り抜け、美術館の入場券を購入して(このとき、係の女性が券売機の前でお金を受け取って発券してくれました。もたもたと手間をかけることが無く、スムーズに入場できましたので良かったと思います。)美術館に入場しました。

「予定は未定」という言葉をつくづく実感しましたのは実にこの直後でして・・・・・・。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.17

『パレスハウステンボス美術館』にて開催されていた『太陽と精霊の布展』は、中国・東南アジアの少数民族が実際に使っていた(いる?)服などを展示した展覧会です。ポスターやチラシに使われていた写真はトン族の服を中心にしていましたので(これは後で気が付きました)、あまりにも地味な色合いでしたし見栄えもしないものばかりでしたので、私も正直なところあまり期待はしていませんでした。

最初に、祭礼用の衣装が展示してありました。祭礼用ということですので、普段着よりは華やかな色を使った衣装です。

「あれ?これ、チラシと随分違うねぇ。」

「何か・・・・・・結構派手ですよね。」

こちらで紹介されている少数民族の祭礼がどのようなものかはわかりませんが、全体的に女性用の衣装よりも男性用の衣装のほうがより華やかな色合いで刺繍されていて、

「私、これ着たいなぁ。」

「・・・・・・これ、男物ですよ?」

「いいのよ!気にしなくて。こっちのほうが綺麗だもん!」

また、遠目で見ると気が付かないのですが、近くによって見るとこの刺繍が細かいこと!

「私じゃこれは出来ませんねぇ。」

「目が痛くなってくるよね。」

「いや、目が、って言うより手がね。こんなに細かい細工は出来ないですし。」

「・・・・・・」

次いで、子供用の服(ズボンや帽子など)の展示がありました。2人とも、とある子供用の帽子(・・・・・・だったでしょうか)のところでハタと足が止まりました。

それには、細かい刺繍で子どもの姿が刺繍されていました。お母さんでありましょうか、おばあさんでありましょうか、ひと針ひと針にその子の健やかな成長を願うかのように細かく細かく刺繍されたそれは、たくさんの子どもが手を繋いでいる図柄でした。

それまでにぎやかにああでもない、こうでもないとしゃべっていた2人のおしゃべりもぴたりととまり、じいっとその刺繍に見入っていました。ふとG夫人を見ると、目にはうっすらと光るものが浮かんでいました。

「あーあ。」

「・・・・・・」

「キャラじゃないけどね、何だか泣けてきそう。」

私も、何も口には出来ませんでした。ようやく、一言だけ、

「そうですね。」

とお答えしました。(ま、この後は元通りにぎやかな2人に戻ったのですが。)

さきに、「写真はトン族を中心に・・・・・・」と書きました。トン族の衣装は確かに藍の部分が多くて地味な印象が強いのですが、同時に展示してあったミャオ族の衣装などは色糸をふんだんに使っており、同じ藍色に染めた布がベースだとは思えないほど色鮮やかな衣装が多々ありました。

「こっちをポスターに使えば良いのに。写真選びが間違ってる!」

とは、ミャオ族の衣装を見た後のG夫人の弁。確かにあのポスターは「超」が付くほど地味でしたもんねぇ~。

「さっさと見て終わらせよう。」と言っていた筈の『布展』。気が付けば、時刻は1030を回っていました。

「大変!急がないと!!」

2人とも大慌てで、『キルティングアート』は諦めてパレスを離れ、急いでオフ会待ち合わせの『カロヨンシンフォニカ』へ向かいました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.18

『パレスハウステンボス』を出てからしばらく行ったところで、何やら物思わしげなG夫人。

「私・・・・・・大丈夫かなぁ。」

「どうかしました?」

「あのね、Amさんが私のこと掲示板に書いてたでしょ?」

「あー、はいはい。」

「あれ、褒め過ぎだったからね、実物見て幻滅されたらどうしよう・・・・・・」

「大丈夫ですよ、心配しなくても。」

「でもね・・・・・・」

「間違ったこと書いてるわけじゃないですし、《黙って座って笑ってれば》イメージどおりでしょ。」

「・・・・・・Kuさんと同じこと言う・・・・・・」

Gさん、この場をお借りしてお詫び申し上げます。失礼のほど申し訳ありませんでした。

これからもたびたび同様のことはあるかと思いますがその節は平にご容赦を・・・・・・。

さて、『カロヨンシンフォニカ』に到着し、待ち合わせ場所をG夫人がちょっと離れている間にM氏が到着されました。

間もなくG夫人もその場に戻られ、他の方を待ちます。

で・・・・・・私は、こちらでも大変に失礼なことをいたしました。それは、

Mさん。」

「はい?」

「掲示板のあれ、判りにくいですよ。」

「そうですか?」

「この場所が?判りやすいと思うんだけどなぁ。」

「いえ、場所じゃなくてね、Mさんの印象の方。(キ○○○ー似って・・・・・・)」

「・・・・・・」

さすがに、あれは言うべきではなかったな、と後日反省をいたしました。ですがお詫び申し上げる機会もなかなか無く・・・・・・。申し訳ありません。

また、その場でM氏に前日落札した『ラグジュアリーツイン』を披露しました。

「随分安く落ちましたねぇ。」

「うーん、でもその場の雰囲気を見てるともっと安くなったようにも思ったんですけどね。」

「でも、Keさんはそれで失敗しましたからね。」

「そう言えばこれ、幾らぐらいが限界だったんでしょうね?」

「そうですね、やっぱり\30000前後じゃないですか?」

などとお話をしていると、

「あのう・・・・・・」

と声がかかりました。全員で一斉に振り向くと、そこには穏やかそうな雰囲気の男性が立っていました。

「掲示板の・・・・・・」U氏が到着されました。

chibaです。」

Mです。」

Gです。」

「はじめまして。Uです。」

と自己紹介し、U氏のお話を伺います。U氏は年に34回はコンスタントにHTBに来るファンで、常宿のデンハーグでは泊まる部屋も決まっているとか。

「チェックアウトするときに、次の予約を入れていくんですよ。」

「へぇ~、ホテルの部屋ってそうやって指定できるんですねぇ。」とは、物知らずの私の弁。

(その後のU氏の某掲示板への書き込みによると、部屋の件はU氏の指定では無くてホテルの好意であるというお話でした。)

そこへまた

「こんにちは!」

と声がかかりました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.19

そこには、何とも言えずかわいらしいお2人が立っていました。(私から見ると、56歳年下でも卒業生に見えますからねぇ・・・・・・。何せ20歳で就職したときの「子ども」は1315歳でしたので。)

「はじめまして。Urです。」

「はじめまして・・・・・・」

と、またもや初対面のご挨拶。

で、HTBに何度も来ているU氏や私はともかく、初HTBUr嬢は『カロヨンシンフォニカ』も初めてですので

「先に見て来られたらどうですか?」

M氏に勧められ、U氏と私がご案内役として同行しました。

まず、入ってすぐのスクリーンのところで、案内役のキャラ(3人の小人ですね)のお話をします。じきに『ハンドベルコンサート』が始まりますので音声は切ってありましたが・・・・・・。

次にカロヨンタワーの説明(実はからくりの小人がカロヨンの演奏のときに出てくるんですよ、とか。)をしているとき、〔カドーチェ〕の方々がその場を通っていきました。で、何人かの方がUr嬢の胸についていたテディに目を留め、

「おめでとうございます。」

との挨拶。Ur嬢も嬉しそうに挨拶を受けておられたように思います。

さて、ではそろそろ・・・・・・と『ハンドベルコンサート』の会場であります2階に上がり、少しUr嬢とお話をします。

「空港では何を召し上がったんですか?」

「あの、『空弁工房』が出来ましたよね。」

「はいはい。」

「あそこで私は焼鳥寿司を買って食べて、彼は焼鯖寿司で・・・・・・」

「あ、そうですか。(良く入るなぁ・・・・・・その後『エリタージュ』っしょ?)」

「美味しかったんですよ!chibaさんも次回は是非!」

「そうですね。それも良いですね。(ま、フライト前なら何とか消化できるかな?)」

「で、HTBに着いてからですね。」

「(何か雲行きが怪しくなってきたなぁ)はい。」

「あちこち見てあるいてたら小腹が空いて・・・・・・」

「はいはい(いや、もうじき『エリタージュ』だし、まさか・・・・・・)。」

「ふっと見たらビールの看板が見えて・・・・・・」

「(何だって?)ええ。」

「で、ふらふらっとそこに入ってですね、ビールとウインナーを・・・・・・」

「・・・・・・たっ、食べちゃったんですね(食うなっちゅーたろーがぁぁっ!)・・・・・・」

「・・・・・・ええ、食べちゃいました・・・・・・」

この辺り、Ur嬢のレポでも少し紹介されていましたね。(ちなみにカッコ内は私の心の声でして、実際には口に出しておりません。)

何のかのとお話をして、ふと気がつくと人が随分多くなってきました。私はそのときたまたま手すりにもたれていたのですが、ぎゅうぎゅうと押されてみなさんとは離れて柱の影から演奏を見るようなポジションに来てしまいました。近くには、ビデオやカメラを構えた大勢の男性・女性がいらっしゃり、演奏者の席の正面(カロヨンを演奏する際の鍵盤の前です。)には席がしつらえられ、ゲスト演奏をする子どもが座っていました。察するに、この子達の親御さんやおじいさん・おばあさんがビデオやカメラの主(それだけではないでしょうが・・・・・・)だったのでしょう。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.20

ほどなく『ハンドベルコンサート』が始まりました。

このイベントは、昨年もありまして私もちょうどその日にHTBにいたのですが、たまたま取れた飛行機(このときはバースデー早割で帰国しました。で、あまりの手続きの鬱陶しさに今年は超割を使ったのですが・・・・・・)が1310でしたので、1130頃の高速船で帰らねばならず泣く泣くコンサートを見ずに帰った、という経過がありました。ですので、今年は是非ともこれだけは見ようと気張って先行予約初日に飛行機の予約をを取っていました。

コンサートは、期待に違わぬ素晴しさでした。澄んだ綺麗な音色で次々と演奏されるクリスマスソングをはじめとした曲の数々にうっとりと聞きほれてしまいました。私は知らなかったのですが、ハンドベルは振って音を出すだけではないのですね。反響しないようにテーブルに置いたまま弾いて出していた音が何ともいえないアクセントになっていました。

途中、「きらきらぼし」をゲスト奏者の子どもたちと一緒に演奏していましたが、このときは周りの方々が息を呑んで注視している気配がありありと感じ取れましたので、周りに気圧されて疲れきってしまいました・・・・・・。

コンサート終了後、後から上がってきたR夫人(個人的にはR嬢と呼びたい・・・)、Kp氏、Ku氏とご挨拶します。

R夫人とKp氏とは「はじめまして。」

Ku氏とは「お久しぶりです。」と。

で、ぞろぞろと9名(Ur嬢の彼氏も含めましてですね。)で外に出て、ホテルに忘れ物のあったUr嬢達お2人とは『カロヨンシンフォニカ』の出口で別れ、ランチを取る予定の『ヌエヴァ カタルニア』へと向かいました。

『カタルニア』へは、私はG夫人とご一緒に歩きました。

いつもですとあれこれとおしゃべりをしながら行くのですが・・・・・・このときはG夫人一言もしゃべらず、トットコタッタカとものすごいスピードで歩いていきます。

「・・・・・・Gさん?どうかしました?」

「今ね、おなか空いてるのよ。」

「は?」

「だからね、機嫌悪いのよ。」

・・・・・・ご自分で「機嫌悪い」って言うのも珍しいですけどね・・・・・・

で、『カタルニア』に到着。お店の前にはAm嬢が待っていました。

「こんにちはぁ!」と大きく手を振ってこちらへ向かってきます。

「お久しぶりぃ!」と私も大きく手を振り返して答えました。(お前幾つだよ・・・・・・)

総勢8名が、2テーブルに分かれて腰掛けます。入り口から見て奥側のテーブルにはM氏・Kp氏・G夫人・R夫人が席を占め、手前側にはKu氏・U氏・Am嬢と私が座りました。

「何にしますか?」

「そうですね・・・・・・良く解らないので・・・・・・」

「じゃ、Gさん、良さそうなのを見繕っていただけますか?」

「じゃあ、何が良いかしらねぇ・・・・・・」

chibaさんは何が良いですか?」

「生ハム!」

「じゃ、生ハムと・・・・・・」

などのやり取りの後、オーダーしたのは「季節のパエリア、黒いけどおいしいイカ墨のパエリア、海の幸いっぱいのパエリア、スペイン産生ハムと各種フルーツの盛り合わせ(私は、これをM氏のブログで拝見してから食べたくて食べたくて『カタルニア』と言い続けましたですね・・・・・・)、にんにくとパンのスープ(こちらもM氏のブログで話題になっていました「アホのスープ」です。)、魚介と野菜のミックスサラダ、いろいろ野菜の取り合わせサラダ」でした。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.21

飲み物は、M氏とKp氏が生ビール、G夫人がフレッシュグレープフルーツジュース(G夫人これが大のお気に入りですね。)、Ku氏が白ワイン、Am嬢がサングリア、私がシェリー酒を戴きました。

飲み物が来たところでまず乾杯し、それぞれでお話が始まります。

このときも、私は興奮冷めやらぬまま落札した「ラグジュアリーツイン」を披露します。チケットをお見せしますと、みなさんチケットに記載された「\31000」の刻印を見て

「安くなったねぇ。」

と褒めて(?)くださいました。

また、『カロヨンシンフォニカ』では慌しく終わってしまった自己紹介を、ここで改めてしました。(・・・・・・って言っても旧知のAm嬢やKu氏に自己紹介はしませんでしたけどね。)このときに、Kp氏から

「いつも(レポートを)拝見してます。」

と伺ったときはえらく恐縮したものです。

料理は、各テーブルにそれぞれ2人分ずつ運ばれてきました。

まずは「パエリア」3種。

「季節のパエリア」はカニ・・・・・・でしたでしょうか?確か大きなカニの足がでんと何本かずつパエリアの上に乗っかっていたように思います。その大きなカニの足を巡ってちょっとした譲り合いが双方のテーブルで繰り広げられていました。

「海の幸のパエリア」は、今夏にG夫人と一緒に頂いたものですね。魚介類はただ食べるだけでも美味しいのですが、何ともいえぬ味わいを魅せてくれるのがそれから出るダシです。特にエビやイカのダシの美味しさは応えられないものです。今回も、その旨みを存分に味わわせていただきました。

「イカ墨のパエリア」ですが・・・・・・私は、今回これを初めて食べましたので、まず口に運ぶ前に匂いを嗅いでみました。

「?」

もう一度、匂いを嗅いでみます。

「・・・・・・??」

多少の魚介の匂いはあるのですが、イカ墨の匂いといえるような匂いはほとんどありません。

口に運んでみました。

「・・・・・・何だ、これならわざわざイカ墨にしなくても良さそうですね。」

美味しいんですよ、これ。ですけど、「海の幸のパエリア」にも共通するような魚介のダシの美味しさで、「イカ墨」と銘打つような独特の味(ある人にはイヤ味になるそうです。生臭さが少々ありますからね。)は感じられませんでした。また、具もイカと少々の野菜だけですので、私はやっぱり美味しい魚介がふんだんに乗った「海の幸」の方が好みかな・・・・・・と思いました。

サラダは、「魚介と野菜のミックス」も「いろいろ野菜の取り合わせ」もそれほどドレッシングがべったりとかかっている訳ではないので、野菜の旨みがちょうど良く味わえるくらいでした。

そして、(私にとって)メインディッシュの「生ハム」ですが、本当に塩気がきつくなくてやわらかい味でした。物によっては水を数杯飲まなければならないほど塩気がきついものもあるのですが(中国ハム並みの塩辛さでしたからねぇ・・・・・・あれ。)、これは本当に食べやすかったです。添えてあるフルーツをハムと一緒に口にすると、フルーツの甘さとハムの塩気がそれぞれ引き立っていっそう美味しかったのを覚えています。

私は、実家へのお土産のカステラを抱えたままでしたので、ちょっと失礼して中座し、父へのお土産の焼酎を『ゼーランド』で買い足してからバス停近くの宅急便受付でお土産を送り(重いものを抱えて帰るのもちょっと・・・・・・)、また『カタルニア』へ戻ってみなさんとお話をしました。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.22

オフ会の話の中で特に印象に残っているのがAm嬢から始まったこの会話です。

「この間東京に(出張でしたか?)行ったときのことなんですけど・・・・・・。」

「はい?」

「東京の人って、急ぐときにタクシーに乗らないんですよね。」

「あ、そう言えば・・・・・・」

「そうですね。時間が計算できませんしね。」

「そうそう。急ぐときは地下鉄のほうが確実ですよね。乗り継げば何処にでも行くし。」

「ですね。首都高なんかは有料の“駐車場”状態のときがありますからね。」

「こっちでは急ぐときのタクシーは当たり前ですからね。」

・・・・・・「所変われば」とはよく言いますが、それにしてもちょっとしたカルチャーショックですよね。

また、R夫人が1月にウチの地元のテーマパークに行く、という話から始まったのですが、G夫人とAm嬢はウチの地元にまだいらしたことが無いそうで

「やっぱり面白い?」

「ええ!あそこもいいですよ!!」

「じゃあ、一度は行ってみたいなぁ。」

「そうですね。話の種にも・・・・・・。」

「あそこもテンボスみたくブラブラ回れる?」

「そうですよね。人込みに入ると具合が悪くなるし。」

「・・・・・・」

たまたま話に加わっていたR夫人と私、ここで顔を見合わせてしまいました。だって、あそこはあらかじめきっちり予定を立てておかないと行きたいところにも行けなくなるときがあるんだもの・・・・・・。今や60分待ちは当たり前、30分待ちですと「ラッキー!今日は空いてたね。」ってことらしいですし。(最近行ってないからこの辺は周りからの聞きかじりです。)

ま、もし本当にいらっしゃる機会がありましたら私にもお声をおかけくださいね。

空港までお迎えに・・・・・・行けるかどうかは判りませんが、日程さえ合えばご案内しますよ。

(特に舞浜までの電車は結構解りにくいですからね、乗り換えのご案内くらいはいたしますよ。)

他にも、R夫人の〔ハーレムメッセンジャー〕のメンバーのお話(特に「私のリチャード」のお話が多かったかな?)をキラキラした目でしていたのを聞きながら、他にもあれこれとお話しをしていたことを覚えています。確かその席ですよね、M氏にCDをお借りする約束をしたの。

テーブルのものがなくなると、食後のコーヒーを楽しみながら(全員ではありませんが・・・・・・)さらに話は続きました。

初対面の方も多いとはいえやはり趣味を同じくするお仲間同士、いつまでもお話は尽きませんが、そろそろ私の高速船の時刻が迫ってきました。名残を惜しみつつもランチは終了です。

で、支払いをしにレジへ・・・・・・というところでG夫人、

Kuさん、カードカード!」

「はいはい。・・・・・・あれ、どこだったかな?」

「私もカードありますよ。」と、これはKp氏。

「あ、あったあった。」と、Ku氏がチューリップカードを出してくれて、5%割引していただいて支払いを済ませました。で、あれだけ飲んだり食べたりしたにもかかわらず、全員で等分に割ったお値段は\3000ちょっと。やっぱり人数がまとまると安く済みますね。

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HTB行レポート in Dec.'04 Vol.23

『カタルニア』を出て、みなさんで私のお見送りをしてくださるとのことでしたので、全員で『マリンターミナル』へ向かいました。

高速船のチケットを買い、やれやれと腰を下ろしたところで

「あれ、chibaさん、キューピーは?」と、G夫人。

「ゲッ!忘れてた!!」

「今回は見送る?」

「うんにゃ、あと15分あるし、行く。ちょっと待っててください!」

と、慌てて飛び出して、足を引きずりながら『バタビア』へ向かいました。着いたところで早速お店の方(いつものお姉さん)をつかまえて

「すみません!これ(と「ハッピークリスマス」を指差す)ください!」(買うものはすでに前日に決めていました。)

「・・・・・・はい、ちょっとお待ちください。」

と、少々びっくりした顔で鍵を開けるお姉さん。取り出していただいて

「在庫を持ってきますので少々お待ちくださいね。」(これもいつもの台詞。)

「あ、時間無いんでこれで良いです。」

「でも、箱を持ってこなければいけませんから・・・・・・」

と、ほとんど待つ間もなくもうひとつのキューピーが現れ、

「じゃ、こっちで。」とお願いしたのはやっぱりショーケースに陳列してあったものでした。これらのやり取りの最中、M氏が『バタビア』に来てくださいました。包んでいただき、お金を支払い・・・・・・と、『マリンターミナル』を飛び出してからこの間5分ほど。お店を出ると、みなさんが『アポテーク』の裏手辺りまで来てくださっていました。

・・・・・・本当にお騒がせいたしまして申し訳ありませんでした・・・・・・

さて、その後『マリンターミナル』へ戻り船の出航時刻を待ったのですが(私はM氏と一緒に最初に戻ってきました。その後みなさん三々五々と戻って来られたかな?)、最後に戻ってきたG夫人は、なぜかみなさんと離れた椅子に腰をかけています。

「どうかしました?」

「・・・・・・疲れた・・・・・・」

と、顔まで伏せるG夫人。(まだへたり込むのは早いですってば!そんな年齢でもないでしょーに。)

またひとしきりお話が盛り上がり、いよいよ出航時刻になりました。

・・・・・・ここから先は言い訳です・・・・・・

最後、みなさんと「お元気で!」とお別れした後ですが、ホッとした隙に前日のお酒とランチで飲んだシェリーの酔いがどっと出てきた疲れと共に体にブワッと回ってきました。と同時に、耐え難いほどの眠気がどっと襲ってきたのです。

桟橋は一本道です。何とか眠らずに船まで辿り着きまして、席を占めてから『マリンターミナル』の方をそれでも力を振り絞って見はしたのですが、既にみなさんの影は見えなくなっていました。これ幸いと出航前から(ガラガラでしたので)横になり、いつもは名残を惜しみながら眺めるHTBの姿も見ずに出航前からグーグー眠ってしまいました。で、起きたのは空港に到着する寸前・・・・・・。

はい、これが「振り向かないchiba」の真相です。まさかみなさんが振り向く、振り向かないとお話しているとは露ほども知らず・・・・・・。

空港についてから、HTBの売店で同僚へのお土産(昨年のお手玉ベアですね、ゴスペルを歌っているクマのお手玉です。)と自分用のカステラを購入し、そのまま飛行機に乗って羽田まで帰りました。

で、着いてからG夫人に

「着きました!雨は降ってないけど寒い!」

とメールを送りましたら、折り返し

「早いねぇ。今ライティングセレモニー待ちです(^_^)」

とのお返事が返ってきました。

お、終わった・・・・・・。やっと・・・・・・。

いやはや、冗談抜きで終わらないんじゃないかと思ったこのレポート、ようやく最終回を迎えることが出来ました。

みなさんも長いレポートにはもう飽き飽きでしょうし、よし決めた!今度のレポート(また書くんかい!)は目標10回!!

(って、絶対無理だろうなぁ・・・・・・。)

ここまでお付き合いくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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Intermission Vol.6

2004年のクリスマスレポートです。

このときはパソコンが立ち上がらなくなり(見てもらったらハードディスクに原因があったそうですが、何が悪かったんだろう?)、仕方が無いのでパソコンを入院させ、退院が意外に長引いたので通勤途中のインターネットカフェで投稿し、退院したら退院したで大慌てでキーボードを打ち・・・・・・。おかげで、書き終わったのは次の旅行に行く前日の夜でした。

こんなハードスケジュールで書いたレポートは初めてでした。(それまでは結構期間が開いていましたので多少のアクシデントがあっても何とかなったんですけどね。)おかげで左手は腱鞘炎を患って痛くてたまらないし、肩こりまでひどいし、最後は微熱が下がらなくなったし・・・・・・。もうもう体調は最悪でした。そのため『食の饗宴』の際には化粧が出来なかったほどです。(←結局コレの言い訳です、アレコレと書き連ねましたのは。)

さて、某掲示板の方に投稿したのはあと1本、2005年の2月版です。これは最初10回完結を目標にしましたが、その後15回完結、19回完結とだんだん目標設定が延び、とうとう25回の長きに渡ってしまったレポートです。・・・・・・旅行期間は1泊2日と最短だったんですけどね・・・・・・

ここのところ長文レポートは2週に渡って掲載しております。そのためバックナンバー(週ごとに設定してあります)をたどるのは少々大変になったかな、と思っておりますが、最初の頃と違って手直し(ブログストーカーが増えたという話を聞きましたので、HNをイニシャルにしております。登場人物が多くなったのでこれが思いの外の手間でして・・・・・・)をしてから投稿しているためですのでご容赦ください。

2005年12月追記
改めてブログを読み直してみると、バックナンバーではあまりにも読みにくいことが判明しましたので、カテゴリーをレポートごとに分けて整理しております。
ですから以前よりはレポートが探しやすくなったのではないかと思うのですが・・・・・・。

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