全日空ホテル専用のカナルクルーザーがユトレヒトのカナルステーションを出たのは15:19です。これは、1時間に1本ずつの定期便で、全日空ホテルの発着所は毎正時に、ユトレヒトのカナルステーションは毎時19分に出発しています。
カナルクルーザーの運転席の左脇には大きなテディベアがこちらを向いて座っていました。それも、ちゃんと船長さんと同じ帽子まで被って。
何ともとぼけた顔をしたとても愛らしいベアでした。
さて、カナルクルーザーがホテルの発着所に着きましたところで、ホテルの方がロープで係留していたのですが・・・若い男性の方でして、どうやら力任せに固く結びすぎてしまったらしいのですね。船長さんは20~30歳代の女性の方だったのですが、あまりにも埒が明かない様子でしたので(はらはらして「それじゃきつすぎるよ・・・などとつぶやいておられました。)とうとう船外に飛び出して自分で係留していました。
そんなこんなでホテルに駆け込んだのは大体15:30頃です。
2階にエスカレーターで上がり、フロントでチェックインします。朝、荷物を預けたときに渡された札はこの時フロントに返し、荷物はベルボーイさんに運んでいただきました。
部屋は、ツアーを申し込む際にパークビューとリクエストしていました。今回宿泊した部屋は8階の825号室です。
大きな窓からの眺めもさることながらゆったりしたトイレのスペースがうれしかったですね。それに、バス・トイレが別なのも気分的にありがたいと思いました。長崎市内ではビジネスホテルに2泊しましたので、バス・トイレのスペースの違いに単純に体がなれなかったせいもあるのでしょうけどね(料金もだいぶ違いますけどね・・・)。
テレビを点け、何気なくチャンネルを回しているといきなり
「バーン!バーン!バーン!・・・」
びっくりして跳ね起きましたよ。いったい何が起こったんだろう・・・とテレビを見るとHTBのCM。よくよく見てみると案内専用チャンネルをつけてたんですね、その時。
おかげで、3種類ともきっちり見ることが出来ました。どれも異色のCMでしたが印象に残る面白いものでしたね。
さて、このツアーは全日空スカイホリデーの『九州空遊券』という、完全フリープラン(1~14日まで飛行機の便も旅程も自由、往復の飛行機と1泊以上の指定ホテルを使って自分で旅行を組み立てる形式)のツアーです。全日空ホテルの宿泊特典として、1泊につき「カスケイドのケーキセット」か「アストラルのカクテル1杯」がつきます。私は2泊しましたので、この特典の引換券を2枚もらいました。
とりあえず胃薬を飲み、シャワーを浴びて着替えてからカスケイドに向かいます。ちょうど今月のケーキが「シャルロット・ポワール」、ま、洋ナシのババロアのケーキでしたので、それをいただきました。おいしかったですよ。(ただ、翌日のカナルカフェで食べたキャラメルチーズケーキのおかげで、印象がどこかに吹っ飛んでしまいました。そのため、記憶があいまいなので詳しいコメントは書くことが出来ません。すみません。)
何だかんだで17:00近くなりましたので、ゲストリレーションデスクへ行き、再入国のチケットをもらいます。(チケットをもらう際にはチェックイン時に渡されたカードを提示して部屋番号をチェックし、チケットにも部屋番号を書き込んでいました。)
カナルクルーザーの発着所にはもうクルーザーが来ています。船長さんは・・・先刻のお姉さんです。
クルーザーの出発まで少々時間があり、お客も私1人しかいなかったのでお姉さんとちょっと話をしました。
ちょうど台風が近づいてきていたので、風も強く、雨も横殴りに降っていました。
「大変ですよね、こういうときに船を動かすのも。」
「そうですね。これだけ風が強いと船のスピードや針路にも影響してきますしね。」
「そうですよね。流されないようにするのも大変でしょうね。」
「いっそレールでも付いてれば楽なんですけどね。」
「(おいおい・・・。(^ ^;) )」
私は思わず某テーマパークの船を思い出しましたね。そこの何とかかんとかラインという船には本当にレールが付いていてましたもの・・・。(当然、えらく興ざめしましたしね。)
そんなアホな話をしていてもプロはプロ、当然のことではありますが定時に出発したクルーザーはちゃ~んと定時にユトレヒトに着きました。
もう1回パサージュに行き、今度はパサージュの周りをぐるぐるまわってみますと・・・ありましたよ、運河沿いの窓に『ミステリーツアー』の看板が。蘭ちゃんに園子ちゃんが大賀家の内情を教えているシーンが書かれていました。
それは良いのですが、この看板についているクイズのためにもう1回2階に駆け上がるはめになりました・・・。
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