HTB行レポート in Mar.'07 Vol.1

最近の飛行機は、離陸時と着陸時にコクピットからの映像をスクリーンに映し出します。いつもは喜んで見るこの映像ですが、このときの着陸時には私の顔は引きつっていたかもしれません。・・・・・・何故ならば、その映像では飛行機は斜めになって滑走路に降り立とうとしていたのですから。

そもそも、羽田を飛び立ったときは特に天候には支障は無かったのです。が、長崎に近付くにつれて揺れもひどくなり、エアポケット(と呼べるほどのものではなかったかもしれませんが)にも数度はまり、いつもよりも早めにシートベルト着用サインが点灯し・・・・・・と、天候に祟られてのフライトでしたから、この映像もさもありなん、と言ったところだったのでしょう。とは言うものの、確かに揺れはありましたが飛行機は無事に長崎空港に着陸しました。

通路側に座っていた私は、飛行機が停止すると同時に座席に上って荷物を降ろし、そのままたったかとっとこと前方の入口に向かって飛行機を降りました。そのまま予約をしていた高速船乗り場に向かいます。

流石に春休み初日の週末です。高速船は、2艘用意されていました。最初に出発する大きな船に乗り、出航します。と、折からの雨と風に“琴の海”大村湾もこの日ばかりは大荒れです。絶えず縦に、横にと揺れ、波が窓を叩きつけます。これはさしもの私も参ってしまい、今回ばかりは眠るに限るとさっさと窓にもたれて眠ってしまいました(私は幼い頃にフェリーが台風にあって以来揺れる船がどうも苦手なのです)。

目が覚めたのは、針尾島灯台の横を通過する辺りでした。ここまで来るとそろそろ愛しのハウステンボスの姿が見える頃ではあるのですが、この日ばかりはそれどころではありません。胸が悪くなるのをこらえているうちに、ようやく船はマリンターミナルに到着しました。

ハウステンボスに到着したのは、11:30頃のことでした。その日は朝から食欲が無く、何も食べていなかったので、いい加減空腹が増していました。が、前述の船の揺れの為に気分が悪かったのも否めず、こうなると食べたいと思っていたあれやこれやのメニューも色あせて見えます。こういうときは慣れ親しんだ味が一番、とばかりに『ロード・レーウ』へと向かいます。

慣れ親しみ、喜んで食べる味があるというのは良いものです。いつでも安心して食事をすることが出来ます。このときは12:00前にこの店に到着しましたので、混んでいる「チューリップ祭」の期間ではありましたが何事もなく席に着くことが出来ました。それも、偶然ではありましたがいつも自分が座る運河側の窓際の端の席に。

最早何も考える気力がなくなっていた私です。このときに注文したのは「ハンバーグセット(トマトソース)」「アイスクリームの盛り合わせ」「グラスワイン(白)」。

店内は満席ではありましたが、右手の副木を外しているうちに、待つほどのこともなくまず「グラスワイン」が来、次いで「ハンバーグセット」のスープが来ました。 あっさりしたワインをひと口含み、スープを口にします。スープは前回(と言っても昨年の11月のことですが・・・・・・)と同じコーンポタージュです。ありふれた味ではありますが、それだけに暴れていた胃が少しずつ落ち着いてきたように思います。

Photo_9 スープを撮影しているうちに、「サラダ」が来ました。相も変わらず新鮮で汁気が口いっぱいに広がる野菜には、控えめにフレンチ系の酸味のあるドレッシングがかかっていました。これは、あまりドレッシングを使わない私にとっては好もしい量でした。あまり余分な味付けを好まない私にとっては、このサラダはホテルズのものよりもはるかに好みであったりします。ホテルズのものも美味しいのですが、何せドレッシングが(時によっては、との但し書き付きではありますが)野菜が浸るくらいにかかっていることがあり、閉口することがあります。『ロード・レーウ』のサラダの皿は食べ終わってから見てみるとほとんど何も残ってはいないのですが、ホテルズのサラダの皿はドレッシングがまだまだ残っている、という状態を見ることも珍しくはありませんので・・・・・・それはさておき。

Photo_8 次にきたのはメインの「トマトソースのハンバーグ」です。ハンバーグの上にチーズとトマトソースを乗せて焼いてあります。トマトソース自体は控えめな塩分であったという以外は特に申し上げるほどのことはないように思いますが(自家製のデミグラスソースが美味しいだけに普通に感じてしまったのかもしれません)、チーズはトロトロにとろけて舌を包み、肉はひと噛み、ふた噛みすると口の中で淡雪のようにとろけて旨味を後味に残します。トマトの味とチーズの濃厚さと肉の旨味が口いっぱいに広がり・・・・・・これをワインですすぎ、また肉の味を楽しむことが出来る、流石に売り物のハンバーグの味よ、と思い、フルーツたっぷりの「アイスクリームの盛り合わせ」で締めてお腹も舌も満足したところで『サルコ・ルチ』の整理券を貰いに特設テントに向かいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.2

『ロード・レーウ』を出て、次に向かったのは「Circo Luti」の特設テントです。まだ入場時間にはなりませんが、入場整理券をもらうために(9:00からの配布のため大分時間は遅かったのですが)向かってみました。
今回、私はこの「Circo Luti」の入場券を前売りで購入していました。自分ではてっきりS席の券を購入したと思っていたのですが、実際に購入していたのはA席。多分サイト上でクリックした箇所を間違えていたのでしょう・・・・・・。
整理券を配布しているのは入場券売り場です。もしかしたらもう整理券は無くなっているかも・・・・・・と思いながら向かったのですが、どうにか106番の整理券をもらうことが出来ました。ふと気が付くと、私の後にも整理券を求めてお越しの方が数名いらっしゃいます。それだけ、この「Circo Luti」は人気のイベントなのでしょうね。
整理券に書かれていた集合時間は13:00です。それまでの時間つぶしにと『パサージュ』へ行きました。

そうは言うものの、集合時間まであと30分ほどしかありません。ですから、あちこちを見て廻る時間は残されていませんでした。
そのため、このときに行ったのは入口にあるショップ『クロントン』です。
こちらには、前々から気になっていた商品がありました。それは、アーケード側の入口を入ってすぐ右側にある「ミニチュアティーセット」です。これは、和風・洋風・中国風の茶器のミニチュア版(大きさはままごと用おもちゃよりも小さく、ひとつひとつは指先に乗るくらいのものです)の陶磁器です。
このようなグッズは本当に目移りがします。とは言うものの、いくらなんでも全種類を購入する訳にはいきません。そこで、今回購入したのは「萩焼(和風)」と、それを乗せる「すだれコースター」です。これは、茶碗5客と急須がセットになったものです。和風好みの私ですから、“ティーポット”と“ティーカップ”がセットになった「ティーセット」よりも、“茶碗”と“急須”がセットになった「茶器」に惹かれてしまいました。が、店内のお客さんの様子を見ていると、やっぱり手に取ったり目が行ったりするのは「ティーセット」の方が圧倒的に多いようです。「ティーセット」にはバラの柄のものもありましたので、これからの季節はこちらの方が売れ筋になってくるものと思われます。

ひとしきり品定めをして買い物を済ませると、既に時刻は13:00の5分前。そろそろ集合場所の特設テントへ向かおうかと『パサージュ』を出ると、ふと目に付いたものがありました。
それは、骨の折れた透明なビニール傘です。この日は“春の嵐”と言ってしまっても良いほどの強い風が吹いていましたので、間に合わせで購入した傘が壊れたのでしょうが・・・・・・まさかそれを放置したままで立ち去っていくとは・・・・・・。

この日はお天気には恵まれませんでしたが、それでも休日のこととて何組かの新郎新婦を目にしていました。しかも、『パサージュ』には控え室がありますから、ロイヤルカーで来る方々もいらっしゃいます。それなのにこんなものがあっては危なっかしくて仕様がありません。そこで、『インフォメーション』に(お節介かな、とも思わなくはありませんでしたが)その傘を拾って持って行きました。
「すみません」
「はい」
「これ(と傘を出す)、すぐそこで拾ったんですが・・・・・・」
「はい?」
「どこかに置いておくところはありませんか?」
「あ・・・・・・はい、ではこちらに」
インフォメーションのお姉さんは、最初こそはっきりと戸惑いの表情を見せていましたが、すぐに笑顔を見せて傘を受け取ってくれました。が、“戸惑いの表情”を見せたのは、私にもその理由がはっきりと解りました。そもそもこのように“放置された傘”を見たのは私自身初めてだったのです。

このことは、良い教訓になりました。自分はゴミを放置するような真似をしたことは無いつもりでしたが、もしかしたら気が付かないうちにビニールや紙の切れ端を飛ばしたりしたことは無かったか、ホテルでも出たゴミは燃えるもの(ゴミ箱)と燃えないもの(持参のスーパーの袋)に分けているつもりでしたが、それもきちんと分けられていただろうか・・・・・・と考える良い機会になったのではないかと思いました。
我が身をきちんと振り返らなければ・・・・・・大好きな守りたい場所であればなおさらに。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.3

傘を『インフォメーション』に預けた後、フリースラントに設置された「Circo Luti」の特設テントに向かいました。着いたのは13:00を少し過ぎた頃。雨の中、既に整理券を持つ人々の行列が出来ていました。

列は、S席が右のブロック、A席が左のブロックに分かれ、整理券の番号順に作ります。そこで、100番台の列に行き、周りの人と番号を照らし合わせて並びました。ほどなく、列の一番前に並ぶべき方々が来られました。が、私の前の方々は最前列の位置から動こうとしません。仕方なく、後から来られたその方々は列の横に並びました。

・・・・・・と、ここで、ひとつ問題が出来てしまいました。後に来られた方々が並んだのは、既に出来た列の右側です。そして、私の隣には小さい子どもを抱っこした女性(恐らくおばあさんでしょう)が立ったのです。私は、右手の状態がいまだに思わしくなく、何も無いときには副木をしている状態です。そして、抱っこされている子どもはしきりに足をぶらぶらさせ、それが私の右手に絶えず当たります。これがまた痛いの何の・・・・・・。痛みを訴え、右手を左手で抱え込んだりもしたのですが、それに疲れて右手を下げるとやっぱり手に足が当たってしまうので、これだけはほとほと往生しました。

愛するハウステンボスです。こういうことを申し上げるのは本意ではありません。が、あえて申し上げると、先の傘の件と言い、列に並ぶ際のマナーと言い、客が増えるとこのようなリスクを負うことになるのだな・・・・・・と、改めて感じました。

壊れた傘は、燃えないゴミのゴミ箱へ持っていけば済みます。どうしてもゴミ箱が見つからないのであれば、従業員さんにお願いして処理して戴けば済むことです。

列は、『夏 長崎から』の集合時に何度も作りました。誰しもが早く入場して良い場所で見たいのは当然ですが、それでも整理券を配布された以上、その番号順を違えるようなことを見ることはありませんでした。また、騒ぐ子どもを放置したり、他人に迷惑をかけるようなことは絶えてありませんでした。

それを常識としておりましたので、今回の状態はほとほと参ってしまいました。ハウステンボスの為にはもちろん客が増えるのが良いのでしょう。が、その客が今までの“ハウステンボス”を壊してしまうことは無いだろうか、あの互いが気遣い、節度を持って触れ合った“ハウステンボス”を求めるのは酷なことなのだろうか、この思いが私の頭から離れませんでした。

やがて、入場時間が来ました。

まず、S席の番号の若い方々から入場します。雨が降って地面に敷いたシートが濡れていることもあり、

「走らないでください」

「押さないでください」

という、係員の声が絶えず聞こえるのを不思議に思いながら聞いていました。

S席の客が(並んでおられる方々が)全部入ると、今度はA席の客の番です。列は100人ごとに区切ってありますので、先に区切られた1番~100番迄の客が入場します。列は既に作ってあるのだからそのまま移動すれば良いのに、前の方を押しのけるように移動する方々を見かけました。これを見て

(なるほど、これが「押さないでください」の声の理由か・・・・・・)

と、納得したものです。最初の100人が入って落ち着いた頃、次の列である私達が入場しました。

テント内に設えられた席は階段状になっていました。S席はひとりひとりが腰掛けられる椅子席、A席はベンチ席で、舞台をぐるっと囲むように設えられていました。

舞台正面の席はもう最後列まで埋まっていましたので、人が比較的少ない右側のブロックへと行きました。事前に幾人かの方々のブログに書かれていた情報を参考に、柱が正面になる位置を避けて座ったのは、舞台の右側脇正面の“A席最前列”です。携帯電話を確認してから電源を切り、そのまま待っているとなおも続々と客が入場して来ました。

やがて、開演時間が間近になります。ふと気が付くと周りの席は既に埋まり、見えにくいであろう柱の正面や舞台の斜め後方の席までもが埋まっていました。幻想的な色の照明が、これから始まるショーへの期待を否応無しにそそります。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.4

ベンチ席の端に腰掛けていると、次々と後ろに並んでいたお客さんが入ってくるのが見えました。すぐ前のS席(椅子席)には男性のやや背の高いお客さんが座りましたので、ちょっと見えにくいな・・・・・・と少し中ほどに移動すると、隣には2人連れの女性客が来ましたのでさらに中に移動し、そのままじっと待ちます。

この時点で開演10分ほど前になりました。携帯電話の電源を切り、さてこれからどうやって時間をつぶそうかと考えていると、突然前方がにぎやかになりました。
(一体何があったんだろう?)

と思ってそちらを見ると、出演者の道化役が出てきているのが見えました。これは何かがありそうだとワクワクしながらそのまま注視していると、手で形を作って影絵を見せた後、ハンカチの色を変えるマジックが始まり、その後紙テープを口に含んで花吹雪を吹き出して見せると歓声と拍手が沸き起こりました。無論見ていた私も拍手をし(もっとも副木をしたままでしたのでボスボスという鈍い音しかしませんでしたが)、待ち時間を楽しみました。その後、出演者達は時計回りに移動し、中央席の前・ステージ向かって左側の席の前で違う簡単な演目を演じながら移動して舞台袖に引っ込むと、間もなく照明が変わり、「Circo Luti」の開演です。

最初は道化役として出てきたひとりが「帽子のジャグリング」を披露。簡単な演技でちょっとした失敗を見せながら笑いを誘った後、難しい演技をこなして拍手をもらう演出は流石にエンターテイメントのプロだと感心させられました。
次に、筋骨隆々の出演者が登場し、中国雑技団の演目でも見たことがあるような「紐での宙吊り」の演技を披露しました。上から垂れ下がった紐をぐるぐる回しながら宙吊りになって舞台を廻り、器械体操の「吊り輪」の演技でも見るような力技をいくつか披露していたものです。
その後、今度は女性の出演者が登場して(一緒に出てきたアラブ風の衣装を着た5~6人の女性が披露した集団でのダンスがやたら面白さを誘っていたのを覚えています)「軟体技」を披露していたのですが、何せハウステンボスには毎年中国雑技団が初春に来日して見事な演技を披露しています。オリエンタル調の音楽も相まってどうしてもそちらと比較してしまうので、先の「宙吊り」の演技と共にどうも物足りなさを感じてしまったのも事実です。以前に一度だけ見た中国雑技団の演技では「宙吊り」の演技は2人揃ってのものでしたのでよりダイナミックさが増していましたし、「軟体技」の演技ではさらにグラスを支えるなどの演出が施されていましたし・・・・・・。と言っても、恐らく“ハウステンボス常連”ではない方々も多かったテント内の客席はひとつひとつの演技に大歓声を上げていたのですけどね。
次に行われたのは「空中ブランコ」の演技です。社交ダンスのドレス風の白い衣装をつけた4~5人を後ろに引き連れ、2人の女性が演技を披露していました。これは正に“サーカス”ならではの醍醐味と言ったところでしょう。動くブランコ上での巧みなバランスと言い、それぞれのブランコを行ったり来たりしながらの演技と言い、ついつい見惚れてしまったものです。また、後ろに控えた女性たちがひとつひとつの演技を極めるごとにポーズを取る様は美しい照明と相まって実に見ごたえのあるものでした。
次は、またも「帽子のジャグリング」を見せた道化役が登場して(舞台を片付けている間のつなぎのようにも見えましたが・・・・・・)「箱のジャグリング」を披露。箱が少ないうちは順番を入れ替えて見せたり投げ上げて取ったりを繰り返し、ついには(通常では支えきれないだろうと思われるほど)たくさんの箱を支えながら廻りにいる出演者に箱を投げさせ、それを箱の間に挟んでキャッチして見せる様が見ごたえがありました。
その後には「キューブ」の演技。人が入れるくらいの大きなキューブ(但し枠のみ)を回しながら様々にポーズを極める様もさることながら、キューブに光が反射して幻想的な情景を作る様が本当に見ごたえがあったものです。
そして「綱渡り」。高さはそれ程でもなかったのですが(でも落ちたら大怪我をするでしょうね。命綱もネットも無かったのですから)、女性が軽々と渡って、道化役の男性が恐々と渡る・・・・・・ように見せながら演技を極めるごとに拍手が起こりました。余談ですが昔々さだまさしさんが主演した『飛べイカロスの翼』でも、「綱渡り」をしたのはさださん演じるピエロの「栗ちゃん」だったな、とふと思い出したりもしまして・・・・・・(彼はその後綱から落ちて命までも落としてしまったのですが)。
この後に「フープでの宙吊り」(女性ひとりですが、先の「空中ブランコ」と演技がやや被っていたような・・・・・・)と、男性二人による「力技」が披露され(このときの筋肉の躍動感は本当に見ごたえがありました。毒舌の悪友でしたら背中の筋肉にうっとりと見惚れてしまうのではないかな、と思うほどに・・・・・・)最後に出演者が全員で出てきて舞台上で挨拶をして閉演です。

この「Circo Luti」は、演技の最中の照明での演出もさらに見ごたえを増していたように思います。が、サイコメトリックなその照明はトリップもかくやと思われるようなもので、「キューブ」などの照明を取り入れた一部の演技は別にして他の演技ではちょっと演技自体が見えにくい場合もあったような気がしました。・・・・・・いや、綺麗でしたし照明で演技が引き立って見えたのもまた事実だったのですけどね。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.5

Circo Luti」が終了したのは15:00を少し過ぎた頃でした。雨風はますます強くなってきましたので、これではどうしようもないし時間でもあるのでホテルにチェックインしに行くことにしました。

テントを出てからユトレヒトの『ワールドレストラン街』の前を通り過ぎ、シンゲル橋を渡ったところで持参の折りたたみ傘がちょっとしなってきました。その為雨にコートが濡れ、傘も建物の近くで直したかったので途中の『シーブリーズ』へ立ち寄りました。
ここには、15周年記念グッズの「チューリップぬいぐるみ(復刻版)」があります。赤・ピンク・黄の3色が入口を入ってすぐのところに並んでいました。持参のタオルで水滴を拭いながらずらりと並ぶぬいぐるみを見比べていましたら、ひときわ
「連れて帰って!」
と訴えかけてくる(気がする)ぬいぐるみが・・・・・・。そこで、その「チューリップぬいぐるみ(復刻版:赤)」と、同じ台の端っこにおいてあった「タオルブーケ(赤)」、それと「バンダナベアメモ帳」を購入して、店を出たところで傘を直し、宿泊先の『ホテルデンハーグ』へ向かいます。

『ホテルデンハーグ』では、いつもと違ってチェックイン時刻の近辺でしたので、他にもチェックインをするお客さんが何人もフロントにいました。チェックインするお客さんを遠巻きに眺め、人が途切れたところでフロントに向かい、チェックインを済ませます。預けておいた荷物を出してもらうまでちょっとソファーに腰掛けて休み、荷物を持ってきてもらったところで“いつもの部屋”へと向かいました。
さすがにこれだけ宿泊回数を重ねていると、“いつもの部屋”に向かうのに迷うことはありません。ベルガールさんに案内される前に話をしながらさっさと進みます。

「雨の中お越し戴きましてありがとうございます」
「いえいえ。それにしても、スペシャルウィークの初日に雨とはたたられたモンですねぇ」
「そうですけど・・・・・・最近“初日”は結構雨が降るんですよ」
「ありゃま。それはそれは・・・・・・」
などと話をしていると、“いつもの部屋”に到着します。鍵を開けてもらって部屋に入ると、心得たベルガールさんはひと言挨拶をして部屋を出ました(こちらの方が気楽なので、私は新人さん以外の方には部屋の説明を受けることはありません)。そこで、冷蔵庫からソフトドリンクを出して飲み、しばし一服。そのまま椅子に腰掛けながら、携帯でメールやサイトのチェックなどをしながらちょっと休憩します。

いつもでしたらこの時点で既に買い物をしてきた荷物で満載ですが、今回は雨のせいもあり、購入した荷物は少なめです。そこで持ってきた荷物の整理をし、Marさんと約束した物々交換用の「エンジェルちゅーりー」をベッドの目立つところに置き、財布と記録用の筆記用具とノート、それとDS Liteを愛用のKIPLINGのバッグ(『パサージュ』の『アフロディーテ』で購入したもの)に入れると、時間つぶしの為に久し振りにテレビをつけました。
テレビをつけたとは言っても、私がここで一般のテレビ局で放映される番組を見ることはほとんどありません。テレビでは、もっぱら案内チャンネルや場内独自番組(ですが場外の『全日空ホテル』でも放映しています)ばかりを視聴しています。今回も「フラワーチャンネル」や「イベント情報」などを見ながら時間をつぶしていました。

先程から「時間をつぶして~」と何度も書きましたが、これは、次の予定が入っていたことによるものです。これは、『The Life Spa RINウェルネス』の「アロマデライト」の施術を16:30~受ける、というものでした。

『ホテルデンハーグ』から『RIN』まで、いくら雨風が強かろうと、私の足が悪かろうと、15分もあれば余裕を持って着いてしまいます。そこで、部屋でぐたぐたと16:00近くまで時間をつぶし、頃合いを見計らって部屋を出て『RIN』へと向かいます。が、やはり着いたのは予約時間より随分早く、受付を済ませて入口近くの椅子に腰掛けていると、ほどなく今回の施術をしてくれるセラピストさん(いつものTさんではなく、今回はAさん(Hさん?)という方でした)が来てくれましたので、時間には早いのですが、さっさと施術を受けることにしました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.6

お迎えにきてくれたセラピストさんについて、まずは階段を昇ります。2階に着くと、セラピストさんが下駄箱の鍵を開け、スリッパ(いわゆる“健康スリッパ”というイボイボが付いたアレです)を出してくれますのでそれに履き替えると履いていた靴をしまってくれます。これはいつもいつも申し訳ないな、と思うのですが、かと言って手を出す訳にもいかないしそもそも手を出すヒマもなし・・・・・・。

スリッパに履き替えてロビーの椅子に腰掛けると、早速問診が始まります。が、私はこちらで幾度か施術を受けていますので(ここの「アロマデライト」自体も2度目でしたので)大体のところは承知しているのでしょう、問診表に記入をする前から悪い足のことに触れて戴きましたのでざっと説明をし、問診表にはとうとう記入をしないままにしてしまいました。このときにボディトリートメントを腹側か背中側か何れで受けるかを聞いて戴きましたので、背中側のトリートメントをお願いしました。
問診が終わると、次に施術に使うオイルを選びます。私が選んだオイルは、ボディ用が「ラベンダー・フランキンセンス・レモン・ペパーミント」がブレンドされたもの、フェイシャル用が「ラベンダー・ゼラニウム」がブレンドされたものです。

その後、ロッカーでバスローブに着替え、施術を受ける「プライベートルーム」へと入ります。私は大抵左端かその隣の部屋で施術を受けているのですが、今回は中央辺りの部屋に入りました。
部屋に入るとベッドに上がり、バスローブの腕を抜いて肩に掛け、うつ伏せで横になります。このとき、大抵の方は腕を体の横に付けることが多いそうなのですが、私はいつもの癖とてだらんと両腕を下にたらして横になりました。
横になるとほぼ同時にバスローブを取られ、間髪を入れず毛布が掛けられました。熱いお湯で絞ったタオルで足の裏を拭ってもらい、施術が始まります。

最初はボディトリートメントで、まずはオイルを塗りながら(但し最初のタッチはオイル無しで毛布の上から、ですが)肩から背中・腰にかけてほぐしてもらいます。
「痛かったら仰ってくださいね」
「あー、それよりももう少し力を入れてもらえるとありがたいんですが・・・・・・」
実は、私は体中の凝り(特に肩)が結構酷く、幾度も整体やらマッサージやらに通うほどの状態です。男性の整体師やマッサージ師が汗びっしょりになるくらいですから、セラピストさんは大変だったことだろうと思います。が、それにもかかわらず、何も言わずにしっかりと体をほぐしてくれたセラピストさん方には、プロ根性を感じ感謝の念でいっぱいになります。このときも、
「はい、解りました」
とただひと言で力を入れ、丹念に凝りをほぐしてくれたものでした。

次に、足をもみぼぐしてくれました。幾度かレポートに書いております通り、私は左膝が悪いのです。その為こちらではいつも右足を丁寧に力を入れて解してくれ(左足をかばって歩くせいで右足はカチンコチンに張ってしまっているそうです)、左足は柔らかいタッチでほぐしてくれます。これだけでも体がふわりと軽くなるのを感じました。

ここまでが終わると、次は仰向けになってフェイシャルトリートメントです。毛布は、胸の上部まで下げてかけます。
セラピストさんがオイルを手に取り、それを塗りながら顔や肩の部分をほぐしてくれます。オイルは香り高く、ひんやりとして心地良く、また、顔に施術を受けているのでしゃべる訳にもいかず、ここでドンと眠気が襲ってきました。が、まさかイビキをかいて眠りこける訳にもいかずじっと施術を受けていると、こめかみや耳の下のリンパ腺辺りを力を入れてほぐしてくれているのが解りました。それがまた気持ちが良くて張り詰めた力が抜けていくようで・・・・・・。
最後に頭皮のマッサージをして、今回の施術は終了です。
「いや、これは眠くなりますよねぇ」
「そうですか?」
「そらまぁ・・・・・・力抜けて体が軽くなりますもん」
「それはありがとうございます」

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.7

ちなみに、このトリートメントの間にリニューアルされたフェイシャルメニューの話も聞いてきました。
「今度フェイシャルメニューが新しくなるそうですね」
「そうです。フランスの“キャロルフランク”っていうメーカーと提携してそちらのオイルを使うんですよ」
「そうですか」
「研修で使ってみたところですとなかなかこれが良いんですよ」
「あ、こちらでもやっぱり試しなんかもするんですね」
「そうです。セラピストがお互いにトリートメントしてみてどんな風か確認するんですよ」
「なるほどね」
「よろしければぜひお試しください。60分と100分のコースがありますから」
「そうですね。そのうち、ぜひ」
「お待ちしております」
これで私もどんなものかという興味を引かれ、次の帰国ではぜひ、まず60分のコースから試してみたいものだと思ったものです。もっとも、オフ会前の『ヴィノテーク』で然る方に伺った
100分だと¥20,000だよ」
という言葉が(庶民の身には)少々引っ掛かり、100分のコースを試すのは二の足を踏んでいる状態だったりもしますが・・・・・・。

トリートメントが終了すると、眼鏡を取ってもらってかけ、視界を確保してからベッドを降り、脱力状態でちょっとフラフラしながらリラクゼーションルームへと向かいます。
ここには、入り口から見て右側には寝椅子が4客、左側にはひとり掛けのソファー風の椅子が4客あります。大抵の方は寝椅子でゆったりとくつろぐことが多いそうなのですが、私が一度だけ寝椅子を利用した際にはグーグー寝込んでしまい、セラピストさんを大いに心配させたことがありました。自分でもすっかり懲りてしまっていますので、それ以来、寝椅子を利用する事は絶えてありません。今回も椅子の方に腰掛けて、傍らの机においてあった本を広げます。
ここにある本は、カラー写真を豊富に使った外国語の本です。入口から2番目の椅子の近くにある本は、英語で書かれたピクニック料理のレシピ集でした。こういうものを見ると、職業柄・・・・・・なのでしょうか、写真を見るだけに留まらずに文字もしっかりと追ってしまいます。今回もサラダのドレッシングなどを拙い語力で追いながら読んでいると、担当セラピストさんがハーブティーを運んできてくれました。
ハーブティーは、季節によって様々な種類のものを戴けます。今回は
「花粉症に良く効くお茶です。予防にも良いんですよ」
と言われた「ネトル・エルダーフラワー・ペパーミント」をブレンドしたものでした。ミントのすうっとする風味が良く効いていて、鼻や喉を涼しげな心地良い刺激が通ります。それでいて香りはあくまでも優しく、ふわふわとしたリラックス感が続く心持ちがしました。
トリートメント中は、以外に汗をかいているものです。その為、結構喉が渇きます。持ってきてもらった熱いハーブティーをゆっくりと口に含みながら今後の予定(オフ会では飲むだろう、という話)を話すと
「今日は水分をちゃんと補給しないと酔いが廻りやすくなりますよ」
との忠告を受けました。

ゆっくりゆっくりとハーブティーを飲み干し、本を読みながらしばしの休息を取ると、まだ重い体を椅子から持ち上げてロッカールームへと向かいます。着替えてから
「よし!」
と気合を入れ、1階へ降りてフロントで支払いを済ませると(ホテルにチェックイン済みですから部屋付けの支払いでも良かったのでしょうが、私はここでは“いつもニコニコ現金払い”がモットーでして・・・・・・)時刻は18:00を少し廻ったところです。
オフ会は花火終了後ですからまだまだ時間はあります。今回は、思わぬアクシデントから翌日の夜のお楽しみがなくなってしまいましたので、折角だから顔も出さないのもどうかと思い、行きつけの『カフェ・デ・ハーフェン』で時間つぶしをしようかとアムステルフェーンへと足を運びました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.8

『カフェ・デ・ハーフェン』の店内に入ると、なにやら妙な違和感が私の頭をぐるぐると廻ります。どうも店内がいやに広く見え、慣れ親しんだカウンターがやたらと高く、遠くに見えるような・・・・・・。そこでよくよく見てみると、カウンターに配されている椅子がひとつもありません。ふと壁際を見たらそちらに椅子が山となって詰まれていました。
「すみません。今日は団体様の予約が入ってまして、長くはお相手出来ないんですよ」
と、本当にすまなそうに告げるカウンターのバーテンダーMさんは、いつものようにグラスを磨いたり洗いものを片付けたりではなく、箱と紙とテープと格闘しながら何かを作っている真っ最中。
「あ、そう」
「ご予約が20:00~ですからそれまででしたら・・・・・・」
「う~ん、どっちみちこっちもそんなに長居出来ないしねぇ・・・・・・。今日は『ヴィノ』で集まりがあるんだわ。だからちょうどいいよ」
「申し訳ありません」
「ま、次にはゆっくりとね・・・・・・。じゃ、どっかテーブルにでも・・・・・・」
「あ、いやいや、カウンターへどうぞ。椅子をご用意しますよ」
「いいよ、また片付けんの大変でしょ?」
などと話をしていると、いつの間にやら店内の模様替えを担当していた女性バーテンダーのTさんが
chibaさん、ここどうぞ」
と、椅子を2つ壁際の山から用意してくれました。これを断ることは、さすがの私にも出来ませんでした。

「何にします?」
「うーん、今日はちょっと喉が渇いたしあんまり甘いのも何だし・・・・・・それじゃ、「ジンソニック」くれる?」
「かしこまりました。「ジンソニック」ですね」
またそういう妙なものを、という含み笑いを顔に浮かべたMさん、パッパと材料を揃えてさっと「ジンソニック」を作ってくれました。「ジンソニック」というのは定番カクテルの「ジントニック」の亜流で、ジンに加えるトニックウォーター(風味をつけた炭酸水)を半分ソーダ(味の無い炭酸水)に変えたものです。トニックウォーターは思ったよりも甘いので、以前都内某所でさっぱりと飲みたいと言ったときに
「それではこういうものがありますよ」
と、そちらのバーテンダーさんに教えてもらったものでした。

ひと息に飲み干し、カウンターの中を見ると、Mさんは再び箱とテープに埋もれて格闘しています。
「大変だねぇ・・・・・・その工作」
「普段しないですからね・・・・・・。ま、こんなもんでいいかな?」
と、箱を片付けにいき、ちょうど店内に入ってきた店長のNさんと打ち合わせを始めました。店内を忙しく走り回っているTさんはテーブル席のお客さんの相手をしています。これはバイトのAちゃんに作ってもらえるようなものがいいんだろうが最近メニューはくれないし今さらメニューを見せてくれと言う訳にもいかないし・・・・・・と、カウンター内の壁際に並んだボトルを睨んでいました。すると、テーブル席のオーダーを取ってきたTさん、脇をドンと突いて
「お代わりは?」
と、聞きます。これで我に帰り、ボトルにもう一度目をやるとたまたま視界に入ったのはカンパリ。
「あー、んじゃ「カンパリソーダ」ね」
「かしこまりました」
作るのは、もちろんバイトのAちゃんです。ビールをサーバーからジョッキに注ぎ、ジュースをグラスに注ぎ、「カンパリソーダ」を作り・・・・・・という一連の動きがありましたので、これはテーブル席のお客さんの分だろう、私の分はまだかな・・・・・・?と考えながらボーっとそれをみていると、他のジョッキやグラスはTさんが早々に運びましたが、何故か「カンパリソーダ」はそのまま残されています。Aちゃんは、当惑したようにグラスを持ってカウンター内を行ったり来たりし、とうとうお盆を出して載せかけたところでTさんの
「それ、chibaさんのだよ!」
という声に慌ててグラスが目の前に置かれます。『RIN』で喉の渇きが半端ではなかったので、これも、あっという間に飲み干してしまいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.9

『カフェ・デ・ハーフェン』というところは、飲み物にせよ、食べ物にせよ、単価が非常に安いところです。同じものを例えば都内(六本木)の行きつけだったバーで頼むと¥1000~¥2000は上乗せして払うことになりますし、同じ“テーマパーク”を見ても、例えばT○Sのバーは六本木のバーとほぼ同額です。
このため、カクテルを中心として注文する私の場合、お勘定がある程度まで達するのには相当グラスを重ねなければなりません。ましてや今回は時間があまりありませんので、少しでも払う金額を多めに・・・・・・と考えて、
「次は何にします?」
「じゃ、ブランデーを何か」
「ブランデー・・・・・・飲み方は?」
「まんま(ストレート)で良いよ」
と、お願いしました。
少量のブランデーをグラスに入れて火をつけ、香りを立たせたところで新たにブランデーを注ぎます。
「まずは香りを楽しんでください」
とのMさんの言葉に、グラスを揺らして香りを楽しみ、ブランデーを舐めながら、ふと、気がかりなあることを思い出しました。

その日、私はここで然る方と待ち合わせをしていました。その待ち合わせは
「花火が終わってから『ハーフェン』で落ち合って“物々交換”をする」
というものでした。そして、その方は、互いのブログでのコメントのやり取りという形でしかお付き合いがありません。必然的に、連絡の取りようがありません。
そこで、無理を承知でお願いをしてみることにしました。
「あのね」
と、カウンターの中のMさんに話しかけます。
「はい」
「私ここで待ち合わせしてるのよ。花火が終わった頃、って言って」
「どなたとですか?」
「それがね・・・・・・名前知らないのよ。長崎市内在住の方、ってしか」
「それは、
◇◇さんじゃなくて?」
いつの間にか、他のお客さんは店を出ており、Tさんもカウンターの傍に来ていました。が、Tさんの言う方は双方旧知の常連Mさんで、待ち合わせをしている方ではありません。
「違う違う。第一私その方の名前知らないし」
「?」
「ネットでの知り合いだから・・・・・・」
「そうなんですか?」
「そうなの。でね、その方にお渡しするものがあるんだけどここで預かってもらって・・・・・・なんてことは出来ないよね?」
「それはちょっと・・・・・・」
Mさん、思い切り困った顔をしていました。名前も聞かない人のものを預かるなど出来ることではないのは私自身理解はしていましたが・・・・・・。

ガツン!

と、ここで鈍い音が店内に響きました。実は同行していた悪友が、私の足を蹴飛ばしたのです。ジンジンと頭に響く痛みとにじむ涙を必死の思いでこらえます。
「・・・・・・じゃ、何とかするわ。時間になったらその辺にいるなりして」
「申し訳ありません」
「いえいえ、こちらこそご無理を申し上げました」

本当に、その節はご無理を申し上げてご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.10

ここで時刻を確認すると、19:00少し前。セットしたアラームは19:15でしたし、予約の時間を考慮しても19:30にこの店を出れば間に合いますので、あと1~2杯は飲むことが出来ます。
他のお客さんもいなくなったことですし、少々面倒なオーダーをしても何とかなるかな、と思い、次の1杯はお任せでいくことにしました。

「どんなのにしましょう?」
「そうね・・・・・・ジンベース(私の好みはジンとラムです)で、次(『ヴィノテーク』でのオフ会)があるから軽めのもので何かある?」
とのことで、「カリフォルニア・レモネード」を基にしたカクテル「カリフォルニア・コリンズ」(と言われたと思いますが定かではありません・・・・・・)を作ってもらうことにしました。
「かしこまりました。A子、お前作れ」
「あ、は~い」
と、指名を受けたAちゃん、張り切ってアンチョコのメモを引っ張り出し、材料をそろえ始めます。
「あのコ、前より作るの慣れた?」
「・・・・・・多分」
という悪友とMさんのやり取りもニコニコ笑って受け流すばかり。実は、Aちゃんはシェイクがあまり得手では無く、悪友とMさんとの会話はそれを見越してのものでした。そのため
「シェイクだぞ」
と、Mさんにクギを刺されたときは一瞬固まっていたのが私にまでありありと解るほどでした。
それでも頑張ってカクテルを作って(最後はMさんもちょっと手を出していましたが)出します。このコのカクテルは、以前「ダイキリ」をもらったことがありましたが、そのときよりもきっちりシェイクされていて、結構美味しく飲めるものでした。
その後、Mさんに悪友因縁のカクテル「XYZ」を作ってもらい、それを飲み干して会計を済ませます。
そして、その足で真っ直ぐ『ヴィノテーク』へと向かいました。

『ヴィノテーク』には、既に“実行部隊”のおひとりであるGさんと出席者のSuさんが席に腰掛けていらっしゃいました。
「あら、いらっしゃい」
「どうも、ご無沙汰してます」
と、Gさんの隣の席に腰を掛け、ちょうど実施していた「ロゼワインを楽しもう!フェア」の3杯コースをお願いしました。もちろん、銘柄は縦から読んでも横から読んでもまるっきり解りませんので、こちらのバーテンダーのNさんにお願いして適当なものを選んで戴きました。
「いや、参っちゃいましたよ。この後『ハーフェン』団体様貸切みたいで」
「え?じゃあ“物々交換”どうすんの?」
「一応目印は伺ってますんで、時間見計らってちょっと抜けます。21:00より遅れそうだったら連絡しますんで」
そこへ、もうおひとりの“実行部隊”Maさんがいらっしゃいました。GさんとMaさんは、NさんやIさんと最後の打ち合わせに取り掛かった様子。その間、私はまずは駆けつけ1杯とばかりにワインを飲み干し、Suさんと四方山話をしていました。

そのとき、カウンターから歩み寄ってこられた方がおられました。ハウステンボスの竹内会長です。
「どうも。今日はみなさんでお楽しみですか?」
との会長の言葉に、
「あら、どうも。今日は20人ばかり集まる予定なんですよ」
「最近お会いしてなかったけど、お元気そうですね」
「ご無沙汰致しております」
と、立ち上がってそれぞれご挨拶をします。竹内会長は『ヴィノテーク』をよく利用しておられるので、何だかんだ言いながらも面識があるメンバーは決して少なくないのです。
(それを知っているバーテンダーのお2人はともかく、他の店内におられた方々は目を白黒させていましたが・・・・・・)

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.11

その場にいた全員が(と言っても4人ですが・・・・・・)席に着くと、先日行った京都のお土産をお渡ししました。Maさんには京都限定のお茶犬のマスコット、SuさんとGさんにはやはり京都限定の舞妓キティちゃんのマスコットです。また、Gさんには“うなぎのお供”(粉山椒)もご一緒にお渡しました。そして、例の“黄金一味”もどなたかにお渡ししたような・・・・・・。

その後、何のかのと話に花を咲かせていると、突然外から「ドドォーン!」と、地響きのような音が聞こえてきました。そう、「スペシャル花火」が始まったのです。が、これに興味が無い私はそちらへ向かうことはせず、他にも話やロゼワインに興を引かれて動かなかった方もいらっしゃったのですが・・・・・・・ここで、ふと「“物々交換”の約束」を思い出しました。
「うわ・・・・・・早く行かないと会えなくなっちゃう」
「そうよ、早く行っておいで」
「じゃ、終わったらすぐ戻ってきます!」
と、慌てて荷物を引っつかんで『ヴィノテーク』を飛び出しました。
花火の最中のオレンジ広場は、当然の如く人、人、人の波。それをかき分けかき分け、ようやく『カフェ・デ・ハーフェン』前へと進みました。

花火が終わった直後の『カフェ・デ・ハーフェン』は、“団体様”のお客さんが続々といらっしゃり、互いに挨拶を交わしていました。これを邪魔しないように(巻き込まれないように?)あちこちに立ち位置を変えながら、また、中の入口と外の入口を行ったり来たりしながら(TさんやAちゃんとは幾度か目が合ったりして・・・・・・)待ち合わせのMarさんを探しますが、目印を身に着けた方は待てど暮らせど来る気配がありません。
そうこうしているうちに、時計は、早、20:55を指しました。これでは、21:00のオフ会スタートまでに戻れるものではありません。
そこで、Gさんの携帯に電話を入れたのですが・・・・・・これが幾度鳴らしても出てはもらえません。仕方なく、Mさんの携帯に電話を入れました。
「もしもし」
「すみません、chibaです。そちらにGさんはいらっしゃいますか?」
「はいはい」
「申し訳ありませんが、替わってもらえますか?」

「はい、ちょっと待ってね」

「すみません」
「もしもし、chibaさん?どうした?会えた??」
「それが、まだなんですよ。申し訳ありませんが、もう少し待ってみていらっしゃらなかったらそちらへ行きますんで、先に始めててもらえますか?」
「うん、解った。Mさんに言っとく」
ならば始めからMさんにことを説明しても良かったかな、とは思いましたが、最初から事情を知っているのはやっぱりGさんです。今から説明をし始めてはそれだけで時間が過ぎてしまうだろうと思いましたので、このときはわざわざGさんを呼んでもらって話をしたものです。・・・・・・閑話休題。

それから、また更に15分ほど桟橋付近と『カフェ・デ・ハーフェン』の前を行ったり来たりしながら待ってはみたものの“待ち人来たらず”の状態は依然として続きます。
このため、とうとうMarさんを待つことを諦めて、一旦部屋に戻っていらぬ荷物を置いてから『ヴィノテーク』へと戻りました。
戻ったときには、既に開始時刻を30分も過ぎていました。が、申し訳も無いことに、どうやらみなさん話をしながら私が到着するのを待っていてくださったようです。
私が席に着くのを待ってくださり、Mさんの音頭で始まりの乾杯をします。目の前に置いてあるグラスのワインをひと口含み、さて話を始めようかというそのときに
「『ハーフェン』のN君からchibaさんに電話が入ってますけど・・・・・・」

と、『ヴィノテーク』のNさんが受話器を持ってきてくださいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.12

「もしもし、お電話代わりました」
「あ、どうもすみません。『カフェ・デ・ハーフェン』のNです」
「はい、どうも」
chibaさん、こちらにお待ち合わせのお客様がお見えなんですが・・・・・・いかが致しましょうか?」
「あー、そうですね・・・・・・こちらに、ってのは無理だし・・・・・・じゃ、今からそちらに行きますんで、お待ち戴くようにお願いしてもらえますか?」
「かしこまりました。では、お待ち致しております」
電話を切り、隣にいるGさんに手早く事情を説明しました。
「今、Marさんが『ハーフェン』に来てる、ってことで電話を戴いたんですよ。ちょっと今から“物々交換”に行って来ますんで」
「うん、分かった。気をつけてね」
「はい、じゃ、行ってきます」
と、手ぶらで『ヴィノテーク』の入口付近に行ったところで、ふと部屋に“物々交換”のブツを置いてきたことに思い至り、慌てて席に戻って
「すみません。鍵、鍵、鍵!」
と連呼すると
「・・・・・・慌てないでバッグごと持って行けば?」

と、さしものGさんも呆れた様子。
「うんにゃ、終わったらすぐ戻ってきますからバッグは要らんでしょう。それより、中にカメラありますから、ケーキが来たら撮っといて戴けますか?」
「分かった」
バッグから部屋の鍵(カードキイ)だけを抜き取り、部屋に戻って“物々交換”のブツをつかみ、急いで『ホテルデンハーグ』を出て『カフェ・デ・ハーフェン』へと向かいます。
スパーケンブルグのデッキは、既にお客さんは残っておらず、いつもの静けさを取り戻していました。が、人を待たせていると思うと“のんびり散策”というペースで歩くことなど出来ません。知らず知らず、私は足を引きずりながら走っていました。『アムステルフェーン』に到着し、中に入って『カフェ・デ・ハーフェン』の入口に到着したときにはすっかり息が上がってゼーゼーハーハー・・・・・・。

chibaさん、走ってきたんですか?」
と、驚いた顔でグラスに水を満たして迎えてくれたのは、もちろんTさんです。水をひと息に飲み干して返すと
「いや、知らないうちに急いじゃってね・・・・・・」
「それにしても、☆☆さん(Marさんの本名)と待ち合わせだったら言ってくれればいいのに・・・・・・」
「だからぁ、名前知らねーんだって!」
ついつい声が大きくなります。
ふと見ると、Tさんの後ろに、私の剣幕に押されたかのようにひっそりと佇んでいる方がいらっしゃいました。
「はじめまして。Marです」
「あ、どーも。はじめまして。Chibaです」
「すみません、今回はご足労掛けちゃって」
「いえいえ、これは予想外ですから仕方ないですよ」
などと立ち話をしていると、ふいにTさんが
「ごめんなさい、ちょっと」
と、横に避けるように、との仕草をしました。見ると、パーティーに出席していらした社長が退席するご様子。急いで横に寄り、通路を空けました。
「とにかく、立ち話もなんですからカウンターへどうぞ」
「あれ?貸切じゃなかったっけ??」
「貸切ではないです。席もありますから大丈夫ですよ」

との言葉に甘え、カウンターの端に腰を下ろしました。隣りにはMarさん、そして、Marさんの同行者である会社の先輩さんが並んで座りました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.13

ひとまず席に着いたところで、用件の“物々交換”をしました。
私からは、『ちゅーりーちゅーりー』の福袋に入っていた「エンジェルちゅーりー(S)」を。
Marさんからは、期間限定の『モーレンショップ』でわざわざ購入してくださった「クラシックバスチョロQ(オレンジ・グリーン)」を。
どちらも欲しい欲しいと思いながらついつい買いそびれてしまっていた品物でした。
「エンジェルちゅーりー」はお手玉・S・Mの3種類があり、それぞれが大きなハートを胸に抱えています。そのうち、お手玉以外のハートは、小さいアクセサリーが入るようなデザインになっています。
「これ、エンゲージリング入れるのに良さそうだよね」
「本当に、これに“或る日突然”入ってたらびっくりしますね」
「あれ?エンゲージリングはもうとっくにもらってんじゃ・・・・・・?」
「いえいえ、まだこれからだよね」
「はい」
・・・・・・いやはや、Marさんはブログでお相手を「ダーリン」と呼んでいらっしゃるのでてっきり新婚さんなのか、と・・・・・・。大変失礼致しました。

ところで、『ヴィノテーク』のオフ会は、宴たけなわの盛り上がりです。そして、大多数の方が楽しみにしていらっしゃると思われる(私にとっては見るだけなら楽しみですがいざ食べるのは地獄の苦しみにも等しい、という・・・・・・)「スペシャルケーキ」は、これから登場するのです。
そこで、厚かましいとは思いましたが、お2人をお誘いしてみました。
「今『ヴィノテーク』でオフ会が大盛り上がりなんですよ。もし宜しかったら顔だけでも出してみませんか?」
「え・・・でも・・・・・・」
「これからケーキも出るんですよ。ちょっとだけでも顔を出して戴けたらみんな大喜びするでしょうし、出来れば、ぜひ」
「えっと・・・・・・彼からは「オフ会には参加しない」って約束で今日お泊りをさせてもらってるんですよ。だからバレたらマズイし・・・・・・」

「へ?・・・・・・んじゃ、仕様が無いですね」

「申し訳ありません」
「いえいえ、次はぜひお2人でのご参加をお待ちしておりますんで」
などと話をしていると、Marさんの携帯に電話が入りました。どうやらたった今話題にしていた彼氏さんからの電話の様子。
「あの2人、今が一番楽しいときなんですよね」
「なるほど。んじゃ、これ以上はオフ会もお勧め出来ませんでしょうしね」
「ところで、どちらから来られたんですか?」
「あ、千葉からです」
「じゃ、大変だったでしょう?ここまで来るの」
「ま、慣れてますしね・・・・・・ところで、先輩さんはテンボスにはよく来られるんですか?」
「よく、って程じゃないけど・・・・・・○月に1度くらいかな?」
「えーっ!いいなぁ、地元の方は」
「それが地元の強み、ってことなんでしょうね」
と、話は延々と続きます。電話を終えて戻られたMarさんを交えて更に話が弾み、遂には
「折角だから、ちょっとここでも飲みませんか?」
「うーん、でも、今財布持ってきてませんしねぇ・・・・・・ここ、ツケきかないでしょ?」
「ま、逃げも隠れもしないのは分かってますけどね・・・・・・」(これはTさん)
「逃げも隠れも出来ない、ってのが正しいんでしょうけどね。そんな訳で、ちょっと財布とってきますね」
という訳で、今度は財布を取りに『ヴィノテーク』へと向かいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.14

「今度は走らないでくださいね~」
という声に送られて『カフェ・デ・ハーフェン』を出ると、スパーケンブルグのデッキを来たときとは逆方向に歩いて『ホテルデンハーグ』の海側入口に到達します。そのままホテルに入り、『ヴィノテーク』に向かうと・・・・・・フロント前には「ちゅーりー支配人」がいました。

ちょうどホテルに戻ってきたと思しき家族連れの、特に一番のおチビさん(女の子)に愛想を振りまくちゅーりー。女の子はキャッキャッと喜んで、いつまでもちゅーりーにしがみついています。それをご両親はニコニコと写真に収め、家族揃っての撮影もしていました。そして、頃合いを見計らったか、さてそろそろ、と思われる頃(お子さんが小さなあくびをしたのを目ざとく見つけた、というのが正解でしょう)ご家族はお子さんを促して部屋に戻りました。
それを見計らい、私も携帯で写真を撮りました。が、ピントを合わせるのを忘れていたので撮った画像は何がなにやら分からない状態になってしまい・・・・・・。そして『ヴィノテーク』に行こうとすると、なんとこのちゅーりー、わざわざ私の通路をふさいで通せんぼをします。そこで、握手をし、肩を叩くとようやくちゅーりーが離してくれましたので、私も『ヴィノテーク』に入りました。
「あら、お帰り」
「それが、また行くことになっちゃったんですよ」
「あら、まぁ」
「向こうで飲むことになっちゃいましてね・・・・・・あぁ、体がふたつ欲しい」

「ま、ちょっと休んでいきなさいよ。まだワインも残ってるわよ」

と、Gさんが私のワイングラスを指し示します。これは、「ロゼワインフェア」の2杯目で、花火のちょっと前に持ってきてもらい、乾杯のときに口をつけたものでした。さすがに喉が渇きましたので、これは一気に飲み干してしまいました。
それから、SuさんにDS Lite(「大人の常識力トレーニング」のソフト入り)をお渡しすると、どうやらこちらは複数のプレイヤーでプレイできる「みんなで常識力」というモードをプレイし始めた様子。Chiさんも奥の方の席にいらっしゃったので、2月に京都に行った際に戴いた『城南宮』のお守りをお渡しします。

今度ばかりは何が起きるか分からないのでバッグごと抱えて、さて『ヴィノテーク』を出ようかとすると、Mさんがスッと立ち上がり
「はい、これ」
「これは・・・・・・あ!ありがとうございます」
と、『HUIS TEN BOSCH GUIDE』の2005年版(3/12~4/10・4/11~5/31の2種類)をくださいました。これには「今月のハウステンボスの歩き方」と題された素敵な文章が掲載されていますので、機会があったらぜひ読んでみたいと思っていたものでした。
「ところで、Marさんはこちらにはお越し戴けませんか?」
「それがですね・・・・・・今日は“オフ会には行かない”って約束してるらしいんですよ。だから、ちょっとこちらにお呼びするのは難しいですね」
「ご存知の通り、気の置けない仲間内の集まりですから、ちょっとでもご挨拶できると嬉しいんですけどね」
「・・・・・・んじゃ、お伝えしておきます」
と、『ヴィノテーク』を出ると、まだ「ちゅーりー支配人」が頑張って愛想を振りまいていました。それを今度はカメラに収め(カメラには「バースデーケーキ」も撮ってもらっておりました・・・・・・撮影していただいたのはTeさんだったとのこと。この場をお借りして御礼申し上げます)、『ホテルデンハーグ』を出ました。

同じ道を、三度歩きます。もうすっかり辺りは暗く、ただ月と星の光だけが行く道を照らします。誰もいないデッキでしばし佇むと、海の音が静寂の中、かすかに響きます。歩いている間も、聞こえるのはただ自分の足音ばかり。トン、トン、と規則正しいリズム(但し左足は既に引きずり気味でしたので普通の足音とは違っていたのですが)と共に足を進め、この日3度目の『カフェ・デ・ハーフェン』入店と相成りました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.15

『カフェ・デ・ハーフェン』の元の席に着くと、待ちかねていたかのように(と言うよりも本当に待って戴いていたのですが)それぞれがオーダーをします。
私は、軽めのカクテルとして「ジントニック」を。
先輩さんは
「私は「ホーセズネック」に決めてるんですよ」
とのことで、「ホーセズネック」(メニューには記載されていませんが、ここではそういう注文はよくあることです)を。

Marさんは、軽めのものかノンアルコールを、とまでは決めていたようですが、何にしようか迷っていました。

「この中ではどれが良いでしょうね?」

「そうですね・・・・・・この中(とメニューを指し示しながら)ではこれとこれと・・・・・・・これなんかが軽いカクテルでしょうね」

「じゃ、これにしようかなぁ・・・・・・」

「あとは、メニューにはありませんけど「シャーリーテンプル」(グレナデンシロップとジンジャーエールのノンアルコールカクテル、レモンスライスとチェリーのデコレーションが結構可愛いです)なんかはノンアルコールで結構美味しいですよ」

「あ、じゃあそれにしてみようかな」

・・・・・・と、「シャーリーテンプル」をオーダーすることにしました。

「じゃ、お願いしま~す」

「はい、何にしましょう」

と、こちらに来たのはMさんです。
「「ジントニック」と、「ホーセズネック」と、あと「シャーリーテンプル」は出来る?」
「はい、出来ますけど・・・・・・」

「じゃ、お願い」
と、オーダーをします。
「ジントニック」と「シャーリーテンプル」は程無くして出てきました。そして、「ホーセズネック」のデコレーションに取りかかります。これは、レモンの皮をらせん状にむき、それをグラスに引っかけて馬の首に見立てたブランデーベースのカクテルです。これもどこで注文しても出てくる定番のカクテルなのですが、Mさんの手元を見ていると、意外や必死の形相でレモンをむいています。
(ちなみに、フルーツのカットが得意なのは『ヴィノテーク』のNさんです。この人は少々凝ったフルーツのカットも難なくこなして見た目に楽しいカクテルを出してくれます。聞くところによると、『ヴィノテーク』の先代バーテンダーであるSさんとフルーツカッティングを競って勝ったこともあったとか)

それでもどうにかデコレーションのレモンの皮をむき終わり、グラスに入れ、ブランデーとジンジャーエールを注いで「ホーセズネック」を作り、先輩さんの前に置かれました。

飲みながら、様々に話をします。様々に、とは言ってもハウステンボス好きが集まっているのですから話題はどうしてもハウステンボスの話に終始していまして・・・・・・。
ここで、先刻撮ってもらった「バースデーケーキ」の画像をお見せしました。Marさんも先輩さんもたまたまその場にいたTさんもその画像に目を見張っていましたが・・・・・・
「で、本物は?」
「ある訳無いでしょ。アタシ甘いもの嫌いなのに」
(この問いを発したのはもちろんTさんです)
2人の注意がカメラからそれたのを見計らい、Tさんが私の腕を引っ張ります。
「で、これ作ったの誰ですか?」

「どうもSシェフみたいよ」
と、2人でひそひそぼそぼそと、隣りのお2人には聞こえないように・・・・・・。

ふと気が付くと、先に出された私のグラスとMarさんのグラスは空になっています。そこで、Marさんは
「ノンアルコールのものを何かお願いします」
と注文し、私は、これまで実は飲んだことが無かった「ブラックジャック」を注文しました。
そこでまたもや飲みながら話に興じていると、ふいっと廻ってきたTさんが私の手元を見て
「ブラックジャック飲んでるんですか?」
と、呆れたような声を・・・・・・。

まぁ、実際先に5杯ここで飲み、『ヴィノテーク』でもアルコールが入っているのは知っているのですからこの言動もさもありなん、といったところなのでしょうけどね。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.16

飲みつつ喋りつつ・・・・・・楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。そして、気が付けば時刻は既に23:00に程近い頃。
「げ!早く『ヴィノ』に行かなきゃ乾杯始まっちゃう!!」
「え?もうそんな時間ですか??」
「気が付かないうちにですね・・・・・・。じゃ、私、そろそろ失礼しますね」

「はい、じゃ、気をつけて。今日はありがとうございました」

「こちらこそありがとうございました」
と、カウンターの中のMさんに向き直って
「んじゃ、お勘定してくれる?」
と言うや否や先輩さんが
「あ、ここはいいですよ」
「いやいや、そういう訳にはいきませんよ」
「いえいえ、いいですから、ねっ」
Marさんの方を向くと、Marさんもそれに大きく頷きます。
「うわ・・・・・・これじゃ申し訳ないなぁ・・・・・・」
「いえいえ、ホントにホントに。私たちの気持ちですから」
「じゃあ・・・・・・今回は甘えちゃいますね」
「ええ、ぜひ」
「んでは、ホントにすみません。今日はありがとうございました」
「こちらこそ。それじゃ、またいつか」
「ええ。お会いできるのを楽しみにしてます」
・・・・・・いやはや、まさかそうとは思わずしっかり飲んだくれてしまって・・・・・・

『カフェ・デ・ハーフェン』を出て、星明りの元、幾度目かの『ヴィノテーク』に向かいます。席に戻ると、そこは既にカウントダウンに向けての準備が始まっていました。
カウンターには、夕方『カフェ・デ・ハーフェン』で見たようにシャンパンのソーサー型の乾杯用グラスがずらりと並んでいました。お客さんはまだまだいらっしゃいましたが、夜も更けたこととてそろそろ帰り支度ムードの方々が多かったように思います。が、奥のテーブルは、羽目を外してきゃあきゃあ騒ぐことこそ無かったものの(実際何度入ってもそれ程目立つ集団ではありませんでした。設えて戴いた席を知らなければ迷うところでしたでしょうね・・・・・・)、まだまだ腰を落ち着けている雰囲気がありありと出ていました。
ようやく戻ってきた私のもとに3杯目のロゼワインが運ばれました。が、それに手を付ける暇も無く始まるおしゃべり。今回は『カフェ・デ・ハーフェン』の一部始終を説明するだけで精一杯だったように思います。また、Sakさんのチムちゃんを見せて戴き、写真を撮らせて戴いたのもこのときだったのではないかと思います。

やがて、日付が変わるその時刻が近付いてきました。Sakさんが時計を見て、刻々と近付くそのときを知らせてくれます。シャンパングラスも、それぞれの前に置かれてそのときを待ちます。
あと5分・・・・・・あと3分・・・・・・あと1分・・・・・・あと30秒・・・・・・
10秒前です!」
9、8、7、・・・・・・」
と、カウントダウンが始まります。
(このとき、“あと○分”という言葉の度にどこからか拍手がパチパチと鳴り、まだだまだだと止められるような声がしたような気がしたのですが、私自身も既に意識が半ばモーローとしていましたのでそれが夢か現か知る由も無く・・・・・・)

3、2、1、ゼロ!」

「ハウステンボス、15歳のお誕生日おめでとう!」
この一瞬ばかりは全員の興奮が最高潮に達し、あちこちでグラスの音が響きました。そして一気にシャンパンを飲み干すと・・・・・・緊張の糸がぷつんと切れたのでしょう、私はとうとうその場に崩れ落ち、眠りこけてしまいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.17

・・・・・・そのまま眠ること一体どのくらいだったのでしょう・・・・・・
気が付いたのは、Gさんに肩を叩かれて起こされたときでした。
「ほらほら、寝るんだったら部屋に帰って寝なさい」
「ふぁい。(大あくびの後)では、お休みなさい」
「はいはい、お休み」
フラフラしながらどうにかこうにかバッグを持ち、Suさんにお貸ししたDS Liteをバッグに入れて戴き、立ち上がります。そして、みなさんに最敬礼をして『ヴィノテーク』を後にしました。
このとき、残っていたワインはどなたかに飲んで戴いたように記憶していますが定かではありません・・・・・・。

部屋に戻ると、バッグを一方のベッドに放り投げ、着ていた物もまたベッドの上に放り投げ、何とか着替えを済ませると、そのままもう一方のベッドに倒れこむようにして寝てしまいました。
その後のみなさんのことはそういう事情ですので存じ上げませんが、後で伺った話によるとその後間もなく三々五々に解散したのだとか。ですから、今回はあまり長居をした方はいらっしゃらなかったようですね。

翌日、目が覚めたのは6:40頃のことでした。
とりあえず着替えはしたものの、このときばかりはすぐに動き出す元気も無く、そのまま椅子に腰掛けてぐったりしていました。すると、しばらくしてからメールが。
「ギブスと傘とポスター預かってるよ」
との、Gさんからのメールでした。前日は意識モーローとしていましたので、無意識に外した副木も入店する際に持っていた折り畳み傘も記念にと頂いた様々なポスターも全て置き忘れていたのでしょう。その為、こともあろうにG“御姉様”にお預かり戴いてしまったという体たらくでした。
慌てて
「どちらにお受け取りに行けばよろしいですか?」
と返信すると
「今からなら下に下りますよ」
「んじゃ、今からヨーロッパに行きます」
「はい」
と、話がまとまったところで、デジカメと携帯と財布、それに朝食券と身の回りのものをバッグに突っ込んで『ホテルデンハーグ』を出て、大盛況の『エクセルシオール』をよそ目に『ホテルヨーロッパ』へと向かいました。

『ホテルヨーロッパ』のロビーで生花を見ていると、程無くしてGさんがこちらに手を振りながらお見えになりました。
「昨日は随分酔っ払ってたわね」
「ハハハ・・・・・・さすがにアレだけ飲むと寝ちゃいましたね」
「昨日つぶれてたのはchibaさんとMさんだけだったわよ」
「ありゃ?Mさんも、ですか?」
「そうなのよ。だから2人を先に部屋に戻るように促してね・・・・・・」
「で、みなさんはまだまだ『ヴィノ』にいらっしゃったんですか?」
「そうでもないわよ。あの後、なんだかんだ言ってみんな早めに部屋に戻ったわね」
「ふーん。そうなんですか」
「そうそう」
などと話をしたところで、Gさんの朝食(ルームサービス)の時間が迫ってきていましたので
「じゃ、また後で」
と、その場を離れます。そして、Gさんは自室へ、私はまだまだ食欲も湧かないこととてちょっとその辺をぶらぶらしに行くことにしました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.18

この日は“いつもの朝”と違って酔っ払ってつぶれた後でしたので、歩き始めたとは言ってもまだまだ体はだるく、遠くへは行けそうもありませんでした。そこで、まずは『ホテルヨーロッパ』のポンツーンへ行き、少々の写真を撮りました。
その後、今度はてくてくとアレキサンダー広場へと向かいました。セカンドブログ『ハウステンボス紀行』の背景に使う写真を撮りたいと思っていたのですが、いつもならば人が少ない朝だというのに、今回はどこへ行ってもハウステンボスの風景をバックに写真を撮っている人がたくさんいらっしゃいます。しかも、スタッドハウス前の花時計のところなど、写真撮影待ちの列が出来ている状態でした。
さすがに「チューリップ祭」だと思いましたが、あのブログの背景写真(ショップの写真ならばかえってよい効果にもなりますが)には人が写りこんだ写真はそぐわないものです。そこで、写真を撮るのは諦めて運河のほうへと向かってみました。

運河では、ちょうどオフ会に参加された方々が「早朝カヌー」に参加をすべく準備をなさっているのが見えました。あの方も、この方も、もちろん“カヌー大好き”のMさんもいらっしゃいます。また、途中でFさんとお連れの方々が合流するのも見えました。
そこで、かの方々の写真が撮れないものかと悪戦苦闘をしておりましたところ、おひとりだけが私に気付いてこちらに向き直って澄ましたポーズを取っています。私がシャッターを切ったのは正にその瞬間で・・・・・・。
その後、あちらこちらの花をポツリポツリと撮り、ホテルに戻りました。

ホテルのメインダイニングであり朝食会場である『エクセルシオール』は、どうやらピークを少し過ぎた頃であったようです。それでも海沿いのテラス席は満員御礼でした。
朝食券を渡すと、一段高くなっている奥まった席に通されました。そして食事を取りに行ったのですが、今回は(も?)飲み過ぎがたたって食欲がありません。
そこで、いつもの“飲み過ぎメニュー”である「白粥」と「牛乳」と「おひたし」を取り、それをゆっくりと口に運びました。『エクセルシオール』の「白粥」は、本当に米と水だけで炊いたお粥で、余計な味が一切付いていませんので正しく私の好みです。適度の軟らかさが胃にも優しいので、これを食べているといつも「もう少しだけ」と食欲が湧きます。
今回もその例にもれず、わずかに食欲が増しましたので、ここで「ご飯」と「ふりかけ」、それと「牛乳」のお代わりを持ってきました。ここで言う「ふりかけ」は、場内の『フィッシャーマンズピア』という店舗で取り扱っている「そのまんま」というものです。これは私も好きですが父も好きで、ハウステンボスへ帰国すると3回に1回は買って帰るのですがアパートのどこに隠していても鋭い嗅覚で嗅ぎつけて持って行かれてしまうので私の口に入るのは本当にわずかな量しかなく・・・・・・それはともかく。
取ってきたものをすべて食べ終わり、『エクセルシオール』を後にします。

その後に向かったのは、自分の部屋です。
歩き回ってかいた汗をシャワーで流し、そのまま休憩します。携帯にダウンロードしておいた音楽(さだまさしさんと佐田玲子さんの歌を何曲か)を流しながら髪を乾かし、ベッドにごろりと横になってしばしの二度寝を楽しみ、その後起き上がって荷造りをし、またまた椅子に座ってぐったりし・・・・・・。
これでは限がありません。折りしも時刻は11:30。チェックアウト時刻は13:00ですが、そこまでゆっくりしてしまうと本当に動けなくなりそうでしたので、頃も良し、と部屋を出ました。

部屋を出ると、昨年末の帰国の際に部屋のチェックをしにいらしたルーム係の方とばったりお会いしました。時間も時間ですからほとんどの方がチェックアウト済みでしたので、部屋を整えにいらしていたのでしょう。
「あら、おはようございます」

「おはようございます。また、ゆっくりさせて戴きました」
「まぁ、それはありがとうございます」
「また、お世話になりますのでよろしくお願いしますね」
「はい、お待ちしております」
わざわざ手を止めて、にこにこと応対してくださいました。嬉しさここに極まれり、ですね。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.19

さてさて、チェックアウトのためにフロントへと向かうと、昨日のオフ会にも参加なさっておられた(とは思いますが何せあーゆー状態でしたのでお話は出来ませんでした)Miさんがチェックアウトされているところにばったり行き合わせました。お楽しみの後だったせいかいつにも増してにこにことチェックアウトされているMiさんに比べ、私はと言うといつものようにのんびりと出来たにもかかわらず仏頂面だったのではないか、と・・・・・・。そして、帰らなければならないグチをぶつぶつこぼしていたのではないか、と・・・・・・。楽しいハウステンボスで埒もない話をお聞かせしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。

その後、いつものようにひたすら“お買い物”にいそしみました。
まずは『トラベルマンコレクション』から。
ここの店員さんとは(お名前までは存じ上げない・・・・・・というよりも見ていないのですが)すでにしっかりと顔なじみです。
「あ、いらっしゃいませ」
「どうも」
「お久しぶりですね。いつ以来ですか?」
「あー、12月に来たっきりですね」
「あら、じゃあ本当にお久しぶりですねぇ」
「・・・・・・ですね。何だか久しく来ないうちに見ないものが増えたような・・・・・・」
「あ、判ります?(と、一番目立つところに並んでいるTシャツを指差して)ここにあるのは新商品なんですよ」
「あ、やっぱり」
「前に“世界旅行シリーズ”っていうのがありましたんですけど、今回のはその日本版で・・・・・・」
「へえ、そうなんですか」
「そうです、そうです。そして、この色なんかは新色なんですよ」
と、自分が着ているTシャツを指し示して教えてくれました。
「あぁ、そう言えば今まで見ない色ですね。この中ではどれが良く出てるんですか?」
「そうですね。この中ですと、やっぱり地元の“長崎バージョン”でしょうか。それと、今の時期ですから桜をあしらった“奈良バージョン”も海外のお客様に人気なんですよ」
「あ、これですね。・・・・・・じゃ、折角だから“長崎”と“奈良”をください」
「ありがとうございます。お色は何にしましょう?」
「じゃ、この新色ので」
2枚とも同じ色でよろしいですか?」
「はい、お願いします」
「ありがとうございます」
「大きさは・・・・・・このXLでお願いできますか?」
「あ、これなんですけど、今までのものよりもワンサイズ分くらい大きくなってるんですよ。ですから、いつもはXLをお買い求め戴いていますけど今回のはLでよろしいんじゃないでしょうか。ちょっとこちらで当ててご覧になってみてください」
「(姿見の前でTシャツを当ててみて)あ、本当だ。じゃ、2枚ともLで」

「ありがとうございます。では、こちらへ」
と、Tシャツを選んで支払いを済ませました。スタンプカードを出して購入分のスタンプを押してもらうと、20ポイントのカードが一杯になりました。
「では、こちらから景品をお選びください。どれがよろしいですか?」
「あれ?景品変わりました?」
「判ります?今年からラインナップが変更になったんですよ」
「じゃ、これをお願いできますか?」
そう言って、『トラベルマンコレクション』の人気のグッズ「視力検査マグカップ」を選びました。2人で商品の前に行って色を選び、包んでもらったものをTシャツを入れた袋に一緒に入れてもらい、隣りの『メタモルフォーゼ』に「フィギュアコレクション」の購入をすべく進みました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.20

『メタモルフォーゼ』の、外からの入口からは一番奥まったところ、『トラベルマンコレクション』との境やレジから見ると一番近いところに新商品のフィギュアやガチャガチャのコレクションが所狭しとならんでいました。
いつもの私ならば、まず真っ先にTシャツを見るのですが、今回ばかりはガチャガチャのコレクションを買おうと思っていたのでさっさとそちらのコーナーに行きました。ここには透明なプラスチックの大きな箱がいくつも設置されていて、そこにガチャガチャのカプセルに入った状態で「フィギュアコレクション」と「ファスナートップコレクション」がずらりと並んでいました。

以前、渋谷はBunkamuraの『スーパーエッシャー展』に行ったときには、時間が遅かったせいでこのガチャガチャは撤去されてい、ひとつも買うことが出来なかった私です。それが、ここハウステンボスでは、中身こそ見ることは出来ませんが自分で好きなカプセルを選んで買うことが出来るのです。ここでなら人気の「でんぐりでんぐり(カールアップ)」を買うことが出来るのではないかと思い、傍目にはこっけいなほど真剣になってカプセルを選び始めました。
ひとつひとつ持ってみて、重さを比べてみたり振って音を確認したりしながら選び始めると、すいっと隣の『トラベルマンコレクション』から先程の店員さんが顔を出し
「その隙間から結構中身が見えますよ~」
と・・・・・・。
「馬鹿言ってんじゃありません!」
と言いつつもカプセルの隙間を見つけ、真剣に覗き込む私・・・・・・。
結局、同じボックスから2つのカプセルを選んで購入しました。後日開けてみると、アレほど長時間に渡って選んだにもかかわらず中身は同じ「地下聖堂での行列」のフィギュアでした・・・・・・。

ちなみにこのカプセル、アミューズメント施設の『ミステリアスエッシャー』を出たところの真正面(つまりは『ドロピエ』の脇)にもガチャガチャが設置されていますので、こちらでも購入することが出来ます。また、大きいサイズのフィギュアですと、「滝」¥5,040と「でんぐりでんぐり」¥3,990が『メタモルフォーゼ』に常備されていますし、聞くところによるとオークションハウス『ランガダイク』でもこの2点はしょっちゅう競り下げオークションにかかっているそうです。
次回は必ずや(定価ででも)大きいサイズの「でんぐりでんぐり」のフィギュアを購入しようと心に誓ったものでした。そして、次回こそはガチャガチャ版の「フィギュアコレクション」でも「でんぐりでんぐり」が欲しいと思ったものです。

その後、今度はアレキサンダー広場を突っ切って『アンジェリケ』と『ちゅーりーちゅーりー』へと向かいます。この2店舗は、相も変わらず女性客で埋め尽くされています。

とりあえず『アンジェリケ』で「チューリップ型アロマキャンドル」¥390と、新商品「アンジェリケ」(トワレ)¥3,680のボトルの写真を撮りました。
「アンジェリケ」は、昨年“季節限定”で出たものと同じ香りですが、今年のボトルはデザインも変わり、容量も倍になっています。甘すぎずきつすぎない香りが人気の商品でしたので、今回の変化は好ましいものだと思いながら『ちゅーりーちゅーりー』へ行きます。

『ちゅーりーちゅーりー』では、まず昨年・一昨年と店内をにぎわせていた「季節限定ちゅーりー」を探しましたが、今回は登場していませんでした。代わって・・・・・・といって良いものかどうかは定かではありませんが、いつも「季節限定ちゅーりー」が並んでいる店内中央には「15周年アニバーサリーチューリップぬいぐるみ」¥1,500が赤・黄・ピンクの3色とりどりに並んでいました。
レギュラー商品の「オランダちゅーりー」のぬいぐるみのコーナーには、3人のちゅーりーとこれまた3人のベビーちゅーりーの簡単なプロフィールがポップアップになって掲示されているのを見ました。こうして性格などがはっきりと掲示されてくると、いよいよ「ちゅーりー」もキャラクターとして確立してきたように思えます。
最近は場内で放映しているアニメ「コムタチン コムタチン」のキャラクターがクローズアップされてきているようですが、「ちゅーりー」もホテルロビーなどで頑張っている姿を見ます。いずれは「ちゅーりー」も全国区の知名度を獲得して欲しいなぁ・・・・・・と思いつつ、次は『リンダ』へ向かいます。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.21

『ちゅーりーちゅーりー』のすぐ近くには、「クラシックバス」のバス停があります。
そこで、今から歩き回ってへとへとになるのも何だか・・・・・・と思い、「クラシックバス」に乗ろうかとバス停に行くと、さすがに「チューリップ祭」の真っ只中とあってバス停にも人があふれかえっています。しかも、程無くして来たバスを見ると、これまた満員御礼で一体何人が乗れるのやら・・・・・・。
そのため、バスを諦め、てくてくとブルーケレンに向かって歩き出しました。

運河を渡り、ミュージアムスタッドに入ると、人気の『オルゴールファンタジア』には当然の如く行列が出来ており、『カロヨンシンフォニカ』や『シーボルト出島蘭館』、はたまたストリートオルガン工房の『ピーレメント・ボウ』までもお客さんがぞろぞろ入っていくのが見えました。この日は多少陽射しもありましたので、それを避ける意味でも何らかの施設に入る方が多かったのでしょうね。
(もっとも『クリスタルドリーム』だけは客の入りがあまり良く判りませんでした。ここは列を建物の中に作りますので、外から見えにくいということもあったのでしょうね。が、入口のスタッフさんが必死になって入場を呼びかけていたのを見ると、もしかしたらそれ程客の入りが良い訳ではなかったのかもしれませんが・・・・・・)
人込みをかき分け、という程ではなかったにせよ、人の間をすり抜けてミュージアムスタッドを出て、運河沿いを歩いてニュースタッドに入りました。

ニュースタッドは、新アミューズメント施設『グランオデッセイ』のオープン初日とあって、いつになく人が多く、これこそ“人込みの中をかき分けて”歩くような状態でした。
普段、私は混雑する日に当たることなどほとんどなく、アミューズメント施設の行列にお目にかかることもほとんどなかったのですが、この日ばかりは特別で『ホライゾンアドベンチャー』や『Kirara』はもとより『フライト・オブ・ワンダー』や『ミステリアスエッシャー』までもずらりと行列が出来ており・・・・・・これも相乗効果のひとつなのでしょうね。
そして、これこそ“本命”たる『グランオデッセイ』に至っては、ここハウステンボスでは一体何年前に見たのだろう?と思われる「最後尾」の看板を持っているスタッフさんを見ました。それによると、この時点で待ち時間は100分(1時間40分)。あまりの待ち時間の長さに唖然としたのを覚えています。
それ程ではなかったものの、軽い空腹を感じたので何か屋台でつまもうかとも思いましたが、時分どきとあってそれもまた人が一杯でした。そのため、ここはほうほうの態で通り過ぎたものです。

この後通ったのは、「チューリップ祭」の時期には“動かない客”で一杯になるキンデルダイクです。
動かないのは誰しもが写真撮影で夢中になるからで、そもそもここをお目当てにしてプロ顔負けの機材を持ち込む方々も大勢いらっしゃいます。他の時期には(全くいない訳ではありませんが)ここまでの人がいないのですけどね。
この日もご多聞に漏れず、撮影に夢中のお客さんが大勢いらっしゃいました。中には通りすがりの私に
「シャッターを押してもらえませんか?」
と仰る方もおひとりやおふたりではありません。風車の前やら花畑の中やらでポーズを取り、嬉々として写真に納まる方々。それを見るとこちらまで嬉しくなります。
(・・・・・・とは言ってもこの日は尋常とは言えないほど写真を頼まれたものです。特に夏場など、『トラベルマンコレクション』や『メタモルフォーゼ』でTシャツを購入して着ている(汗っかきなので常に数枚を買い込み、あちこちで着替えています。最近では『パサージュ』1階の『彩藍』の奥辺りにあるトイレが私の“更衣室”になることが多いでしょうか?もちろん『トラベルマンコレクション』にある更衣室(試着室)も大活躍しますけど)私はしょっちゅう写真を頼まれるので慣れてはいるのですが)

ようやく、キンデルダイクを抜けて『リンダ』にたどり着きました。店外に「ハニーケーキ」と一緒に飾られている「チューリップベア」やショーケースに収まっている「15周年アニバーサリーベア」を撮ると、ここでもお客さんの多さに閉口して中を見ることもせず、「クラシックバス」のバス停へ行きます。
いつもならば、ここまで来ると出国→再入国してモーレン会員がもらえる「わくわくポイント」をもらうところですが、慣れない“ハウステンボスの人込み”に疲れてしまったので、その気力はありませんでした。5分ほど待って来た「クラシックバス」に乗り、ビネンスタッドのバス停へ行くと、満杯の人をかき分けてバスを降り、オフ会までは少々時間がありますので「フラワーマーケット」へと向かいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.22

『フラワーマーケット』は、『ワールドバザール』の周りにぐるりと配された花や花グッズを扱う露店の数々の総称です。もちろん、『ワールドバザール』のテント内にも売り場はありましたし、傍にある『エステラ』もそのひとつのような状態になってはいたのですが。

この中で、前々からひとつ気になっていた“イベント”がありました。
それは、「布絵アーティスト 青柳ひろみ作品即売会」です。
昔々、まだTシャツ専門店だった頃の『シーブリーズ』で、自分のペットの写真を持っていくと、その場でペットの絵をTシャツに描く、というイベントがありました。このときのアーティストの方がどなただったかは存じ上げませんが、そのときのお客さんの優しい眼とわくわくするような笑顔が忘れられず、記憶の片隅に引っ掛かっていたので、今回も動物をモチーフにした絵を描くこの方に心惹かれたのでしょう。

そこは、『ディオニソス』の前辺りでした。
行くと、ちょうど布絵アーティストの青柳ひろみさんが音楽に合わせて絵を描いているところでした。
この方は、描く絵をイメージしながら音楽を選び、それに合わせて筆を運ぶタイプの方です。ステップを踏みながら運ぶ筆の軌跡はさながらそれ自体が踊っているようにも見えます。
じっと見つめる私に気付いた青柳さん、
「良かったら描きますよ?いかがですか?」
渡りに船とお願いします。

「どんなのがいいですか?」

「んーと、そこにある(傍にいくつかグッズが置いてありました)動物の絵がいいんですけど・・・・・・」
「動物の絵ね!じゃ、オリジナルで人気がある“Dancing猫ちゃん”なんかはどう?」
「“Dancing猫ちゃん”?」

「そう、このコ」
と、出してきたイラストは正に猫が踊っている絵です。クリクリした眼がとってもキュートな猫がたくさん描いてある絵で、特に真ん中で踊っている猫が目を引きます。

「あぁ、これ、良いですね。これにしてください」

「どのコが良い?」

「真ん中の元気の良い猫が良いです」

「じゃ、このコね」

と、絵柄を決めると、早速音楽がアップテンポのものに変わりました。このときにかかる音楽は洋楽がほとんどです。このときも女性ヴォーカルの音楽が・・・・・・グループ名や曲名は度忘れしましたがあちこちでよく耳にする曲でした・・・・・・早速辺りに流れます。
パッと見には無造作に筆を運んでいるようにも見えましたが、ひと筆ごとに猫の毛並みがふわりとなびきます。みるみる輪郭を描き上げ、顔を描くときに
「目の色はどうする?左右違う目にも出来るけど」
「じゃ、折角だから色違いにしてください」
「肉球の色は?茶色?ピンク?」
「うーん、そうですね・・・・・・(茶色だとありふれてるし)ピンクが良いかな・・・・・・?」
O.K.。ピンクが好きなんだ」
「いやいや、まぁ、ハハハ・・・・・・」

細かいところで、思った以上に注文できるところがあるものです。
また、最後の方で“足跡が音符になる”という図柄は、私も製作に参加しました。綿棒に塗料をつけたものを渡され、指示されたところにトン、トンと押し付けると、猫の足跡が出来ます。これに青柳さんが線を描き足し、音符に仕上げると全体の絵が完成です。

これにスタッフさんがアイロンをかけて色止めをし、出来上がりです。Tシャツ代を含めて¥5,000を支払った後、ふと周りを見ると見物客が幾人もいらっしゃいました。
青柳さんの明るい声に見送られながら、お礼もそこそこに急いでその場を離れ、オフ会の会場である『アンカーズラウンジ』へと向かいました。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.23

『アンカーズラウンジ』には、オフ会の30分前ではありましたが、既にお集まりの方もいらっしゃいました。用意された席は、窓際の喫煙コーナーで・・・・・・そう、20席を超えていましたでしょうか?
その場にいらっしゃった方々は、窓際の席にお集まりでした。私も、挨拶を交わしながら窓際の席に腰を下ろしました。
最初、私の近くの席においででずっと会話を楽しんでいたのは、MaさんとAmaさんだったと記憶しています。私の常宿である『ホテルデンハーグ』の話や、部屋にさりげなく置いてあった「ウェルカムカード」の話など、他愛も無いことではありましたが“ハウステンボス好き”にとって、話が尽きることはありません。
他の方を待ちながら、ということで、注文は暫くお待ち戴いての会話タイムとなりました。

が、いつまでも何も注文せずにいられるわけではありません。

そこで、もう少し人が増えたところで(私の傍の席にはChicさんご夫妻がお見えになったように思いますがどうでしたでしょうか・・・・・・)とりあえず、それぞれが注文をします。

甘いものが苦手な私は、アレンジコーヒーのひとつである「カフェグロリア」を。

時期が時期だけに、季節限定のケーキである「チューリー・テート」を注文する方々も多かったように思います。

そんな中、Amaさんが「あまおうのフランベ」をオーダーされました。これを、私たちが見逃すはずはありません。

フロアスタッフ(女性)の方がフランベ用のコンロを押し運んできたとき、幾人もがざっと立ち上がり、カメラやビデオを構えます。カメラに囲まれたスタッフさんは笑顔が少々緊張でこわばり、心なしか他の席におられた方々にもざわめきが走ったような・・・・・・(中には遠巻きに様子を見に来られた方もいらっしゃいました。が、幸か不幸かスタッフさんはそれに気付くどころではなかったように思いましたが)。
コンロに火が入れられ、フライパンが温まるとバターを溶かしはじめ・・・・・・と、いつもと変わらぬ手順でフランベの調理が始まりました。慣れたこととて手際良く進む調理ですが、あちこちから飛び交う質問攻めはいつに無いことでしたでしょう。それでもフランベは着々と出来上がります。大きなイチゴの「あまおう」がバターの芳香をまとい、それに絞り入れられたレモン汁が加わり、ミルクソースが絡められ・・・・・・最後に温められたブランデーが入れられてボッと火が立ったときには“思わず”と言った感じの拍手が起こりました。それを皿に盛り付けられ、更にアイスクリームが添えられる頃には全員が席に戻っていました。

食べながら飲みながらあれこれと話は進みますが、ふと気が付くと「モーレン抽選会」の時間が迫ってきていました。
私やMaさんなどは
「どうせ当たらないんだから・・・・・・」

と、席を立つそぶりも見せませんでしたが、Chicさん他数名の方が

「せっかくだから行ってみようかな?」

と、席を立ちました。その際、Chicさんは

「当たったらここに戻らないで逃げますね~」

と言い置いて席を立ったのですが、残った私たちの中から出た言葉は

「・・・・・・当たったら、真っ先にここへ来ますよね」

「そうですよね」

というもの。
今回の「アンカーズラウンジバースデーオフ会」(って、勝手に命名してしまいましたが・・・・・・)は、前回と違って会合らしき体裁も取らない(つまりわざわざの挨拶も乾杯も無い)本当にシンプルなものでした。それだけに、終始リラックスした雰囲気があったこともまた事実でしょう。

(とは言え、全員に「ハウステンボス(チューリップ)」のプレゼントはあったのですけどね)

さて、「モーレン抽選会」に行って来られたChicさんですが、なんと「『ホテルヨーロッパ』宿泊招待券」を持って意気揚々と帰ってきました。その後はその話で持ち切りになり・・・・・・。

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HTB行レポート in Mar.'07 Vol.24

ふと気が付くと、フロント付近ではチェックインの行列が出来ており、そのお出迎えのために赤の「ちゅーりー支配人」が出てきていました。
春休み期間ということもあっていつもよりもお子さんが多かったのですが、得てしてお子さんは待つことが苦手で、列に並んでいる最中にぐずったり騒いだりする事が多いものです。が、ハウステンボスの場内ホテルには、チェックインの時間帯には「ちゅーりー支配人」が登場し、お子さん方は嬉しそうにそちらへ群がります。今回も、たくさんのお子さんに囲まれた「ちゅーりー支配人」、ひとりひとりの頭を撫でたり握手をしたりもちろん記念撮影をしたりと大活躍です。
これを見て、オフ会の参加メンバーもそわそわし始めました。この「ちゅーりー支配人」は、お子さんだけではなく大人の方々にもウケが良い、可愛さ満点のキャラクターです。街中で会うことが少々難しい多客期とあって、ホテルロビーの“支配人のお出迎え”は気兼ねなく(?)写真を撮ることが出来る貴重な瞬間です。・・・・・・という訳で、何人かの方々が「ちゅーりー支配人」の写真を撮りにロビーへと向かいました。が、すっかり腰が重くなった私は延々とMaさんやAmaさんとコーヒーを飲みつつ喋りつつ・・・・・・。

そうそう、「ちゅーりー」というと、先に15周年記念のケーキ「チューリー・テート」に触れた箇所があったかと思います。これは、チーズのムースをクリームやらイチゴやらで飾り付け、周りを一枚のホワイトチョコレートで作った“チューリップの花びら”で包んだという大変に手の込んだものです。チーズのムースということもあって
「これ、甘いですか?」
「そんなに甘くない・・・・・・あ、chibaさんには充分甘いかも・・・・・・」

とのことで、注文を見送ったものです。とは言え、私はそもそもチョコレートは食べられませんので周りのホワイトチョコレートのデコレーションの時点でアウトなのですけどね。・・・・・・閑話休題。

その「チューリー・テート」ですが、話によると、みなさん周りの“チョコレートの花びら”を食べるときにご苦労をなさっている様子。
「どこから食べて良いか迷うのよね」
「割って崩せば良いんじゃないですか?」
「どこから割って良いか判らないのよ。1枚のチョコレートで作ってあるから」
・・・・・・などと話をしながらふとToさんを見たMaさん、
「すごい!Toさん綺麗に食べてる!!」
「普通に食べただけですよ?」
と、当のToさんはキョトンとした様子。Toさんの皿の「チューリー・テート」は周りのチョコレートが綺麗になくなっており、中身をさぁこれから食べようか、という状態だったのです。
この言葉は、その後に来たMaさんの「チューリー・テート」を見たときに理解しました。確かにこの“花びら”はしっかりしていて崩しにくいし割りにくい・・・・・・。

名残を惜しみつつ、時間ばかりが過ぎていきます。最後に、記念品として「ハウステンボス(チューリップ)」を一輪ずつ戴き、「バースデーオフ」はお開きです。
各自それぞれ会計をし、ある方は『RIN』へ、ある方は『ランガダイク』へ、ある方はお部屋へ、私は・・・・・・心ならずも帰宅をすべく『マリンターミナル』へ。

途中『シーブリーズ』前に設置された抽選会場へ行き、買い物や飲食の会計の際にもらった抽選券で抽選をして5等のノートと末等の絵はがきをもらい、予約をしていた高速船のチケットを購入して、そのまま椅子に座ってひと休み。時間になって乗船の案内が来たところで立ち上がり、そのまま船に乗って長崎空港へ、そして飛行機で関東へと帰ってしまいました。
余談ですが、長崎空港ではいつもの『牡丹』で「皿うどん(太麺)」を夕食にと食べたのですが、つぶれるほどに飲んだ酒量が災いして半分も食べられませんでした・・・・・・。

久し振りに書いた「HTBレポート」、やっぱり以前と比べると文章の表現も拙く、お目にかけるのが恥ずかしいくらいのものではありますが、今回の「バースデーオフ」を含めての自分の記録(兼備忘録)としてようやく書き綴ってきました。
本当に拙い文章、そしてだらだらと長い文章にお付き合い戴き、ありがとうございました。

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Intermission Vol.10

・・・・・・やれやれ、ようやくの思いでたどり着いた「Intermission」です。
このタイトルが“久し振り”ということは、つまりは書き終えた記事も“久し振り”であるということになるのは既に周知の事実かと思います。

どうも昨年より不眠気味であったためか集中力が続かず記憶も途切れ・・・・・・ということもあり、2006年の帰国時(3月2回、8月、12月)のレポートは全く書けなくなってしまいました。
今回のレポートは、久々のものでもあり、いわば“リハビリ”を兼ねたものでしたので、表現が冗長に過ぎたりあるいは全く言葉足らずであったり・・・・・・と、満足のいくものではありませんでしたが、それについてはどうぞお許しくださいますよう。当人も、何はともあれ文章を書き終えてホッと一息ついているところです。

次回は、状況が許せば10月の連休時に、初の「サンヴァンサン祭」参加の為に帰国をしたいと思っています。そしてその後は、やっぱり誕生月の12月になるでしょうね。ただ、12月の帰国についてはいまだに日程がはっきりせず、ことによるとまたもや「混んでるとき」のクリスマス前後になる可能性が無きにしも非ずなのですが。
(ちなみに、本文中にも登場します悪友「D」は今月中に帰国します。ひとりでさっさと帰国を決めたことにブーブーと言いながらもグッズの写真を頼んだりもしていますので、今後はさぞかしセカンドブログ『ハウステンボス紀行』が賑わうことでしょう・・・・・・)

本当に、今回はいつにも増して拙く長い文章にお付き合い戴きましてありがとうございました。
次回、またレポートが書けるのかはまだまだ自信がありませんが、みなさんに拙いながらも文章をお目にかけることが出来るよう努力したいと思っています。

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