HTB行レポート in Mar.'07 Vol.16
飲みつつ喋りつつ・・・・・・楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。そして、気が付けば時刻は既に23:00に程近い頃。
「げ!早く『ヴィノ』に行かなきゃ乾杯始まっちゃう!!」
「え?もうそんな時間ですか??」
「気が付かないうちにですね・・・・・・。じゃ、私、そろそろ失礼しますね」
「はい、じゃ、気をつけて。今日はありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました」
と、カウンターの中のMさんに向き直って
「んじゃ、お勘定してくれる?」
と言うや否や先輩さんが
「あ、ここはいいですよ」
「いやいや、そういう訳にはいきませんよ」
「いえいえ、いいですから、ねっ」
とMarさんの方を向くと、Marさんもそれに大きく頷きます。
「うわ・・・・・・これじゃ申し訳ないなぁ・・・・・・」
「いえいえ、ホントにホントに。私たちの気持ちですから」
「じゃあ・・・・・・今回は甘えちゃいますね」
「ええ、ぜひ」
「んでは、ホントにすみません。今日はありがとうございました」
「こちらこそ。それじゃ、またいつか」
「ええ。お会いできるのを楽しみにしてます」
・・・・・・いやはや、まさかそうとは思わずしっかり飲んだくれてしまって・・・・・・
『カフェ・デ・ハーフェン』を出て、星明りの元、幾度目かの『ヴィノテーク』に向かいます。席に戻ると、そこは既にカウントダウンに向けての準備が始まっていました。
カウンターには、夕方『カフェ・デ・ハーフェン』で見たようにシャンパンのソーサー型の乾杯用グラスがずらりと並んでいました。お客さんはまだまだいらっしゃいましたが、夜も更けたこととてそろそろ帰り支度ムードの方々が多かったように思います。が、奥のテーブルは、羽目を外してきゃあきゃあ騒ぐことこそ無かったものの(実際何度入ってもそれ程目立つ集団ではありませんでした。設えて戴いた席を知らなければ迷うところでしたでしょうね・・・・・・)、まだまだ腰を落ち着けている雰囲気がありありと出ていました。
ようやく戻ってきた私のもとに3杯目のロゼワインが運ばれました。が、それに手を付ける暇も無く始まるおしゃべり。今回は『カフェ・デ・ハーフェン』の一部始終を説明するだけで精一杯だったように思います。また、Sakさんのチムちゃんを見せて戴き、写真を撮らせて戴いたのもこのときだったのではないかと思います。
やがて、日付が変わるその時刻が近付いてきました。Sakさんが時計を見て、刻々と近付くそのときを知らせてくれます。シャンパングラスも、それぞれの前に置かれてそのときを待ちます。
あと5分・・・・・・あと3分・・・・・・あと1分・・・・・・あと30秒・・・・・・
「10秒前です!」
「9、8、7、・・・・・・」
と、カウントダウンが始まります。
(このとき、“あと○分”という言葉の度にどこからか拍手がパチパチと鳴り、まだだまだだと止められるような声がしたような気がしたのですが、私自身も既に意識が半ばモーローとしていましたのでそれが夢か現か知る由も無く・・・・・・)
「3、2、1、ゼロ!」
「ハウステンボス、15歳のお誕生日おめでとう!」
この一瞬ばかりは全員の興奮が最高潮に達し、あちこちでグラスの音が響きました。そして一気にシャンパンを飲み干すと・・・・・・緊張の糸がぷつんと切れたのでしょう、私はとうとうその場に崩れ落ち、眠りこけてしまいました。
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